今週は、連日のおはなし会です。
11月11日(月)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「三枚のお札」『日本昔話百選』三省堂 日常語で
ろうそくぱっ
子どもたち、「こわい~」っていいながら、かがやく眼で笑っていました。
で、「おしまい」っていったら、「ぜんぜんこわくなかった~」だって。
子どもたちのあれは、なんなんでしょうね~
30年前とちっとも変わらない子どもの生態です(笑)
11月13日(水)
小学2年生 授業 一クラスずつ3回
おはなし「かしこいモリー」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
おはなし「ちょうふくやまのやまんば」『日本の昔話』福音館書店(おらふさん)
おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話(おらふさん)
ずいぶんじょうずにおはなしを聞くようになりました!
「かしこいモリー」はたいてい1年生の3学期にするんだけど、なぜかこの子たちにはやっていなかったことが判明。
脇役に同情する年ごろになるとやれないから、急ぎ、プログラムに入れました。
この話はテッパンですね~
「ちょうふくやまのやまんば」は、ちょっと難しいかなと思ったんだけど、ぜんぜん軽~く聞いていました。
「かきねの戸」の戸を外すというシチュエーションが分からない子どもがいて、ちょっとショックだった。で、二クラス目の時は、おらふさんが意識的に慎重に語ったら、うん、わかってくれて、よかったよかった。
学童保育
おはなし「ねこのしっぽ」ポルトガルの昔話/村上再話(仲間)
おはなし「かしこいモリー」『おはなしのろうそく1』
絵本『みかんです』川端誠
ほんとはね、「ミアッカどん」をするつもりだったの。そしたら、5年生が、「三回も聞いたあ」って文句言うのよ。
仲間の「ねこのしっぽ」が初公開だから、まあわたしは御添え物でいいかって思ってたのに。甘かった・・・
わたし「う~ん。そしたら、さるかにがっせん!」
こども「え~~~~~~っ」
わたし「(心の中で)まだしたことないのに」
それで、「かしこいモリー」。これは何度聞いてもおもしろいからね。
けど、朝から3回、夕方1回、モリ―ばっかり。疲れはてました(笑)
じつは今ちょっと、語りモードから外れててね・・・
心の中で、語りたくないい~ってふとんかぶって寝ていたい時期なのです。
みなさんはそんなときってありません?
といいつつ、おはなし会は続く・・・
11月14日(木)
幼稚園4歳児 一クラスずつ二回
ろうそくぱ
おはなし「おはなしかめさん」『朝鮮の昔話』
絵本『わんわんにゃーにゃー』長新太作/和田誠しあげ
ろうそくぱっ
「おはなしかめさん」を語りはじめた20年余り前は、4歳さんでどかんどかんと笑いが起きた。
ところが、今は、一生懸命かみくだいて語っても、難しそうな顔をしている子が半数要る。
下ネタでは笑うんだけどね。ストーリーを楽しんでいる子は半数しかいない(涙)
たぶん今年もそうだろうと思って、お口直しの絵本を持って行きました~
和田誠さん、亡くならはりましたね・・・
11月15日(金)
学童保育1年生
おはなし「ものをいうたまご」語りの森HP村上再話
おはなし「風の神と子ども」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店刊 (ジミーさん・日常語)
おはなし「ちいちゃいちいちゃい」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳/福音館書店刊
絵本『みかんです』川端誠作
絵本『とぶ』和田誠作
絵本『わんわんにゃーにゃー』長新太作/和田誠しあげ
先生が、回を追うごとによく聞けるようになってきましたね^と、おっしゃっていました。
そうなんです、どの話も食いつきのよいこと!
「ものをいうたまご」は、「え~っ」の連続。
そこまでびっくりしてくれなくてもいいのに(笑)
「ちいちゃいちいちゃい」は、声をそろえて「おれのほねをかえしてくれ~~~~」
楽しかったね~
前回まで後ろで本を見ていた彼が、今日は最前列のまんなかで、チャチャを入れながら楽しんで聞いていました。うん、進歩。
というわけで、一週間が終わってみると、子どもたちのおかげで心が引き上げられて、また語ることに意欲がわいてきました。
あの子たちの聞いたことのないふしぎなおもしろい話を仕入れようと思っています。