月別アーカイブ: 2020年1月

1月のおはなし会2🐭🐭

1月14日(火)
幼稚園4歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「ホットケーキ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ
子ども「絵本は~?」
わたし「わすれた~」
子ども「はははははははh!」
かつて封印したことのある「ホットケーキ」。いまでは、絶対はずさない「ホットケーキ」
ひっくり返って、床をたたいて、笑ってました(笑)
あ~たのしかった!
インフルエンザの恐怖も何のその、子どもたちと、タッチ、タッチ、~
わたしは、スターよ~ん(笑)

1月16日(木)
幼稚園3歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「にんじんとごぼうとだいこん」
ろうそくぱっ
おそらく生まれてはじめてお話を聞く子どもたち。
園の門までお出迎え、大歓迎を受けました。
なのに、めっちゃ短いおはなし(笑)
わたし「はい、おしまい」
子ども「なんで?」

1月17日(金)
小学1年生 朝学習
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「くらい、くらい」HP語りの森≪日本の昔話≫
マーシャが走るので、子どもたち「あ~、しんどお~」
みんなが、もう一つというので、「くらい、くらい」をやりました。子どもたちの目を見てると、おもしろくって~!!!
「おばけ~!!!」っていったら、みんなできゃあああああ!
男の子がふたり、ばったり倒れた(笑)

学童保育1年生
おはなし「北風に会いに行った男の子の話」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「おもちホイコラショ」村上再話
絵本『どろんこハリー』ジオン作/福音館書店
絵本『うどんのうーやん』岡田よしたか作/ブロンズ新社
絵本はジミーさんです。
ハリーはてっぱんですね。でも、案外子どもたち知らなかった。
うーやんは、先生たちまで夢中で笑ってはりました。

でも、おもしろかったよ

お正月のあれやこれやも、もうおしまい、ですね!
連休明けの帰り道、暗いし、とっても寒いし、雨も冷た~い😭
これ、寒九の雨というのでしょうか!? 

さて、1月11日三連休の初日の土曜日、図書館おはなし会は、
まずまずのお天気で、0歳から7歳の子ども11人、大人7人、
子どもも大人もおはなしを楽しみに来てくれたようです!

 手遊び  「おもちやいて」
 おはなし 「北風に会いに行った男の子」
 絵本   「ニットさん」 たむらしげる イーストプレス
 絵本   「もりのてぶくろ」 ナターリヤ・チャルーシナ 福音館書店
 絵本   「ねこ・こども」 佐々木マキ 福音館書店
 手遊び  「さよならあんころもち」

ちょっと元気な子どもさんが、お母さんの「しーっ」に、はしゃいでしまって、
そのお母さんのお友達のお母さんが「しーっ」、そのお母さんの子どもの女の子が
「しーっ」、という具合で、ヤンさんも初だし(?) の「北風に会いに行った男の子」
やりにくいところだったかもしれませんが、ピューッ、ピューッ、ピューッ、
とても良かったです! ホント、おもしろかった💓
ところで、この女の子は、1~2年前、おらふが「ミアッカどん」したときに、
お母さんにきゅーとくっついて聞いてくれて、お母さんが帰る時に、
「あのお話はどの本に載っているんですか?良かったみたいで、借りて帰ろうかな
と思って……」と、いってくれたので、よ~く覚えている親子さんなんです。
おはなしが楽しかったから、本を読んでみよう、って思ってくれるなんて……
感動です!(イヤ、このためにやってマス)
だから、この「北風に会いに行った男の子」も、じーっくりと聞ける環境で
聞いてほしかったな、と思ってしまいます、が、まぁ、きっと、また来てね💓
………と、いっておいてなんなんですが、本の点検等で図書館は2週間お休みです。
次回は2月1日の土曜日です!

 

 

 

1月のがらがらどん🍊

今年もがらがらどんが始まりました(*^▽^*)
申し込みなし、出入り自由、語るのも聞くのも自由ながらがらどんは、いつもその日にならないとメンバーが分からないから、その時々で雰囲気が違います。
たくさんの人が来てくださって驚いたり、がらがらどんメンバーの4人だけだったりとまちまちです。
今年最初のがらがらどんは10人、全員が語り手でした。

「美しいユーラリ」 語りの森HP → こちら
「かきねの戸」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「聞き耳」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「お経をわすれた和尚さん」 語りの森HP → こちら
「まほうの鏡」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「ネズミの大てがら」『おはなしのろうそく30』東京子ども図書館
「心臓が体の中にない巨人」『おはなしのろうそく22』東京子ども図書館
「だんまりくらべ」『子どもに聞かせる日本の民話』実業之日本社
「つるの恩返し」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』語りの森

ヤンさんとおらふさんが、残念ながら早退されました。
残りの8人で、お茶とお菓子を配りはじめたときから、(みんな、そんなにしゃべりたいの? なんか、ためてましたか?)と思うほど、もういろんな話が飛び交っていました。
がらがらどんに来るに至った経緯、おはなしに興味を持ったきっかけ、などなど、人の話を聞けば自分のことをしゃべりたくなるのは当然で、途切れることなくいちどきに複数がしゃべり、けっこうなすごい勢いで、感想を言い合う時間に突入しました(笑)
それぞれが、自分が語った話は明確に反省点を自覚しておられ、各自の感想は各自で完結しておりました。
「何も言うな、自分のことは自分がよく分かっている」という感じでしょうか(笑)
もちろん、わたくしめもそうでした。
大丈夫と思っていたのに、なぜトチるのか!
しかし、がらがらどんは練習の場でもありますので、失敗しても大丈夫!
その失敗を今後に活かす場にして、今年もみなさんでたのしいがらがらどんにしていきましょう(^o^)/

1月の日常語による語りクラス

今年初めての勉強会は、1月10日の日常語による語りクラスでした。
このクラスのブログはいつもかぶちゃんが書いてくれるんですが、かぶちゃんはインフルエンザに罹患!!Σ(・□・;)
やむなくお休みということで代わりにジミーが報告します<(_ _)>

語り
「節分のお客」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』
「かねふき明神」語りの森HP → こちら
「おもちホイコラショ」ヤンさん再話・語り
テキスト

「だんだん飲み」『日本の昔話5』福音館書店
「北林家の狸」『ナーミンのためのならのみんわ』奈良の民話を語りつぐ会
「地獄めぐり」 語りの森HP → こちら
「三枚のお札」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
『ノート式おはなし講座 語り この愉しき瞬間』の勉強
日常語のテキストの作り方(P56~59)

最後に、参加者の一人が「共通語アクセントと関西弁アクセントが混ざってしまう。勉強会で、おかしいと言われた。」とおっしゃいました。
日常語の語りを勉強するクラスで、ナイスな提案ですね。
自分の日常語はどれかと考えるときに、アクセントの問題は同時に出てきます。
ヤンさんはこれについて、「アクセントが混ざることは問題ではない。なぜなら、聞き手はそんなことを気にしていないから。」でした。
聞き手にわかる言葉で語ることを考えるならば、あんまり強い土地の言葉、今は使われていないような土地の言葉を常に使って語るというのはよくないかもしれませんね。
自分が聞き手だったら、嫌かな~と思います。
だって、話のすじがわからないわけですからね。
でも、アクセントが混ざっても、意味が分かるなら話の筋は追えます。

かつてわたしは、ヤンさんの図書館のお話会に小学生の我が子を連れて行ってました。
ヤンさんは共通語アクセントは全く混ざってません。
コテコテといわれる関西弁でもありません。
ヤンさんの関西弁です。
そして、同時期だったと思いますが、おはなしを始めました。
そしたら、どの語り手さんも共通語アクセントと関西アクセントが混ざってました。
どっちに寄っているかだけで、みなさんが混ざってました。
共通語を日常語として語っている語り手さん以外はみ~んなです。
わたしは混ざっているのが奇妙に思えました。
で、おもったんです。
「わたしは、完全に関西アクセントで語っていいんだろうか? だって、でも、どうやってもそれしかできないし」
ながらく勉強会で語れませんでしたが、恐る恐るやってみました。
心の中で(だって、ヤンさんはオール関西アクセントやんか)と思って揺らぐ自分を何とか整えようとしながら(笑)
そしたら、何も言われませんでした。
わたしがオール関西アクセントだったということを気づかなかったという人もいました。
つまり、わたしが奇妙だと思ったのは、単に気になる側だったというだけで、気にならない側の人が大多数だったということなんでしょう。
そして、わたしたちの聞き手である子どもたちは、み~んなそんなこと気にしてなくて、おはなしの世界に入って物語のその先だけを注目しているのでした。
だから、『ノート式おはなし講座』にあるように、自分の日常語はどれだろうということを考えるのはもちろん必要ですが、アクセントが混ざることについては、再び声を大にして言いたい!
「アクセントが混ざっていておかしい、という大人の意見には負けるな!」
もしかして、気になるのは単に気になるだけかもしれないということに、気づいて欲しい(笑)
いろんなおはなしがあって、いろんな語り手さんがいて、それぞれに味があり、それぞれに面白い。
それがおはなしだといつも思います。

そして、かぶちゃん、インフルエンザにかかってしまい、年の初めに何と不運なんでしょうか。
早く良くなることを祈っておりますゾゾ!!!

かしこいモリーの語法🏃‍♀️

イギリスの昔話「かしこいモリー」って、語ったことあります?
子どもたちに人気あるでしょ~
低学年で絶対聞かせたい話やと思ってます。
なんで、子どもは、あんなに喜ぶんでしょうねえ(笑)
わたしは、子どもとモリーといっしょに走ったり隠れたり。それが楽しくって~

でもね、モリーは盗むでしょ、大男に娘を殺させるでしょ。
大人の道徳観では反発がある。
そやのに、子どもはそんな場面こそ、夢中になるのね。
なんでかな?

昔話の語法を手掛かりに、「モリー」を考えようと思います。
1月31日。
詳しくはこちら→