月別アーカイブ: 2021年3月

春ですね~🌸

コロナ下でも花は咲きますね。
京都府南部にも春が来ました。
まだちょっと寒い日もあるけど。

写真は、近所の公園の大島桜です。
大島桜は、日本古来の自生の桜です。
ソメイヨシノよりちょっと白っぽい。

卒業、卒園の季節。
入学、入園、新生活の季節をひかえる3月。
コロナ下でも、うきうきと心さわぎます。

完全リタイアのおばあさんでも、幼稚園の黄色いカバンのにおいを思い出して、うきうきします。60年以上過ぎても匂いの記憶は残っている。幸せやな。

あたらしい出逢いがたのしみな人も、心配な人もいるやろね。
どんな思いも、大切に味わってほしいな。
その一足、一足が、生きてるしるしやからね。
ほんで、できれば、幸せなほうへ歩いて行こうね。

コロナ休暇も、ちょうど1年になった。
急激な環境の変化でも、慣れるもんですね。
ゆっくりじっくり考える時間があった。
で、これだけはやりたいってこと、三つ。
1,いっぱい再話したい。
2,図書館のおはなしの部屋を居場所にしている子どもたちと遊びたい。
3,第九歌いたい。

きのう、ききみみずきん主催のおはなし入門講座と、図書館主催の絵本の読み聞かせ講座の日程が決まりました。
募集が始まったら、ぜひ、ご応募を!
新しい出会いがありますよ~
あなたに逢いたい\(@^0^@)/

 

 

 

2021年3月 日常語による語りクラス

2021年3月12日、日常語による語りクラスが再開されました。
お久しぶりにみなさまのお顔が見れて良かった~~。
その上、見学の方がお二人来てくださり、これからも一緒にお勉強して下さることになりました!
長いコロナ自粛で沈みがちだった重い心が、再開ニューフェイス加入ということで、パッと明るくなりました。
これからもよろしくお願いします!
それでは、早速ご報告させて頂きます。

 

<語り>
弓の名人」『子どもと家庭のための奈良の民話㈠』
ベテランの語り手さんです。このおはなしも、もう長い間語っておられるので、体の中にしっかりすっかり入っておられます。
けれども、語っている最中、つまったり忘れたりした時に、自由に言葉が出てきてしまう、とのこと。本番で、そうなったら何とかして、つながないといけませんが、練習中にはきちんとテキスト通りに語れるようにしましょう。語るたびに言葉が変わる、安定せずに揺れている、のは、まだまだ練習が足りない、と言えるかもしれません。

 

穴のぞき」『日本の昔話3』福音館書店
あったかいお声でやさしさを感じる語りです。(おはなしは、古ぎつねに化かされるおはなしなんですけどね)
自分で間違えたところに気付いて、おはなしを中断して言い直しちゃうので気を付けたい、とのこと。
ヤンさん → できあがったテキストを何度も何度も語って練習して、自分の耳に聞かせましょう。
→ 自分の耳が心地よく聞けるようになるまで、快感を感じるまで。何度も語ることで、自分の言葉になる、自分の心地よいリズムになる。そうなるまで練習しましょう。言葉が、リズムが自分の中にしっかり入るまで、定着するまで。言葉が不安定だったり、間違えたりする時は、まだまだ精査の途中と言えます。

 

大きなおならのお嫁さん(へっぴり嫁ご)」『日本の昔話4』福音館書店
語り手さんの「間」がおもしろかったです。助詞が弱くなる癖がある語りの場合、自信がなさそうに聞こえてしまうので、少し意識をして語りましょう。
お嫁さんがどんなおならをするのか、聞き手は期待して待っているので、サラッと語らずに、大いに楽しんで語って欲しいです。
ぼんがあーーー!!!

 

<ヤンさんの語り>
まめ、まてまて」『鈴木サツ全昔話集』より「まめっこのはなし」をヤンさんが再話
3歳の子どもたちに語れるように再話されたそうです。(3歳児は獲得している言葉の個人差が大きく、家庭内での言葉もそれぞれ違っているので、日常語で語るのは難しいため、語れるおはなしがあまり無い)
このおはなしは、鈴木サツさんが幼い時に一番最初にお父さんから聞いたおはなしで、これを何度も何度も、くりかえし、くりかえし聞かされ、その後やっと次のおはなしにいったそうです。
ヤンさんは「つまり、幼い子どもがおはなしを聞く最初の一歩にふさわしいのではないか!」とピン!ときたそうです。
実際に3歳児さんたちに語ったら、とてもよろこんで聞いてくれたそうです。しかも2月に豆まきをしたあとで、まめ、まてまて!を実体験していたので、時期もぴったりだったそうです!(語法で言うと、まさに、時の一致!状況の一致!・・・ちゃうか?)
私も語りたいなぁ~。いいなぁ~

 

<テキスト>
もぐらのお嫁さん」『語りの森昔話集4おもちホイコラショ』村上郁/再話
ねずみの婿さがしのもぐら版(^^)
もぐらというのがかわいいなぁ、お地蔵さんが出てくるのもおもしろいなぁ、と思って選びました。との事。
雲(くも)の発音について。聞き手が、蜘蛛と間違えないように語りましょう。普段自分がどう言っているか?聞き手の子どもたちは、どの言い方でよく聞いているか?単体で言う時と、文脈の中で言う時と、発音が違うこともあるし、難しいけど、ちょっと意識しないとなぁ、と私も考えてしまいました。

 

しんぺいとうざ」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』村上郁/再話
短い文章をつないで一文にしてみようと思いました、との事。
ヤンさん → 人が普段しゃべっている時、接続詞を使って、つながった文でしゃべっている。だから日常語のテキストでは、短いブツブツと切れるような文章では不自然で語りにくい。でも、大事な言葉を含んだ部分を省くのは良くないので、注意が必要ですね

 

 

今回も、色んなおはなしをたっぷり聞いて、
久しぶりにおはなしにどっぷり浸かって、
楽しいひと時でした~。
やっぱり、おはなしっていいぁ~~~!(^^)!

かぶ

3月初級講座報告

う~めにうぐいす たけのこすいせん おひさまかがやくさんじょのじょ♪   (ヤンさん)肌寒い日もありますが、あちらこちららで春の訪れを感じられますね。

1.貧乏神『日本の昔話2』こぐま社

覚えるのに必死でしたが、どうにかできた。練習量がもっといると感じた、普段使わない言葉が覚えにくかった、とのことでした。

ヤンさん…ストーリーが分かった、途中何かとあってもうまく切り抜けて、最後までおはなしを届けられていた。終盤が弱くなっていたのは、練習量に違いがあるから。終盤の練習量もそれ以前と同じにすると良い。おはなしの面白さは表現できていた。普段使わない言葉も自分の言葉にすることは大事。それは自分の言葉・語彙を増やすという事になる。また、思わず出ていた言葉「あ!」と言ってたところあったでしょ。おはなしの世界が自分で見えていると、テキストにない自分の生きた言葉がふと出てくることがあって、その時がとてもいいもの

2.竹の子童子『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』語りの森

自分の中でイメージが途切れる事があったが、なんとか語れた、早口になってしまった、練習量がもっといる、竹の子童子と三吉のかけあいのところを覚えるのに苦戦した、とのことでした。

ヤンさん…語りの場をもっと広げると良い。違う場で、違う子どもに、2回語る。そうすることで、はなしに奥行きがでる。イメージすることが慣れになる。覚えにくいところは、きちっと覚える努力はして、語る時はどんと語る。また、竹の子童子の人物像を考えてみると良い。手のひらに乗るような小さなこどもの姿だが、「世界の事は何でも知っている」「1234才だ」「願い事を叶えてやる」などといっていて、背伸びをしているような様子、男の子が偉そうにしている様子。性格付けをする。また、早口は良いけど、大事な言葉はちゃんと立てること。「さんちゃん」名前を呼んでいることが分かるように。「おれは天人だ」→「おれは 天人だ」 直前に一瞬の間をおく。声の出し方など、語り手の竹の子童子で良いと思う。

3.がちょうはくちょう『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館

こちら私。HPを活用したり、ロシアの他の昔話を聞いたり、聞きなれない物・言葉の表情を知る事でイメージ作りをして、納得させた。調子よく早口になりつつ、大事な所は聞かせるようになんとか努力した。

ヤンさん…スピード感で語る話。子供に引っ張られて早くなる。それは聞き手に合わせていることになる。また、ペーチカが立っていました→ありました ペーチカを人の名前だと勘違いするのでかえる。何かと聞かれたらパンを焼くかまどだと分かればよい程度の説明をする。語る前に、ババ・ヤガーとがちょうはくちょうの説明をしておくとよい。

4.とんびになりたい『日本の昔話5 ねずみのもちつき』おざわとしお・再話

奇想天外でおもしろく、落語だと思い魅力を感じた。今回時間をかけて練習したが、自然におはなしの世界が動くような時間が心地よかった。一方で、おはなしの世界に入りきる難しさを感じる。目線が泳ぎ集中できない。楽しんで発語するのは難しい。

ヤンさん…集中しきれないのは、いつ、だれにするかという本番の場がないからかな。集中して、どれだけ言葉を自分のものにするか。このクラスを本番にすると決めたら、集中力が出てくる。(ここでは言い忘れたそうですが、おはなしを始めて5年は語ってはいけないというグループもある、この場はおはなしを提供する本番と考えて練習すること。@日常語クラス)やはり語る場がいる。私は3回繰り返し語るという練習をしている。(小学校での語りはだいたい3クラス)3回繰り返しても飽きない、3回繰り返す体力。本番の形を練習に取り入れる。

5.にんじんとごぼうとだいこん『語りの森昔話集4 おもちホイコラショ』語りの森

日常語入門クラスで語ったおはなし、日常語クラスは目から鱗だった。やりたいと感じていた納得する語りかもしれないと思っていたので、理想の語りに近づくと楽しみにしていた。しかし、言葉や語尾を変えていき、私の言葉になったと思いきや、見直すとまた変えたくなる。変えてみて、見直すとまた変えたくなる。ヤンさんには「変わってくるところを大事にしてみて」と言われた。日常語で語ることで、自分の言葉になってしっくりきた、とのことでした。言葉を立てるについて、意味が分からないかもしれない言葉を言うとき、例えばもらい湯はどんな風に言ったらよいか?

ヤンさん…重要な言葉でないときは立てずにさらっと言う。そのうち分かるだろうという事で流す。聞かれたら教える。また、日常語で語るという事は、よりリアルに表現できて、細かいところまでイメージできるということ。自分は普段どんな言葉を使っているかという事を考えることになる。決め手としては、自分が聞いていて快感があるかどうか。それは、聞き手が気持ちよくなる言葉でもある。

6.6ぴきのうさぎ『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』語りの森

繰り返し動物の名前がたくさん出てくる、少しずつ言葉も違う。教えがはっきりしているが、語るのは難しい。

ヤンさん…語るスピード感が大事になる。…かもしか→ぞう→くま→うま→とら、この逆の順番を間違えないように。間違えると子供たちが違う!と言ってくれる(笑)ライオンが「おまえたち、誰から聞いたんだね」と聞いて、「とらです」「うまです」「くまです」「ぞうです」「かもしかです」とみんなが口々に言う。ここも子供が笑うところ。最後の「ただのうわさで動くものではない」という教えはただの付足し。また、言葉がそろっていない所は意味がある。そう思って考えてみると覚えられる。

ヤンさん語り ギーギードア  おはなしはたのしい たなかやすこ

今回は受講料値上げについてのジミーさんからのお話があり、ババ・ヤガー立ち上げの頃のお話、ヤンさんの努力、ジミーさん自身の思いなどを聞かせてもらいました。語り手を増やす、再話して眠っているおはなしに光を当てる、子どもたちに語る、おはなしを広めるというみなさんの活動。おはなしに出会って、こうしてヤンさんという講師から学べることは、ヤンさんや関わるみなさんのおかげであり、本当に恵まれた環境なんだという事を改めて捉え直しました。自分はどうして語りをしたいのか、何のために語るのか、自分の中にあるその原動力は何かを見つめる機会を頂きました。おはなし という、先人・自然からの贈り物は、言葉による普遍的な永遠なるもの。時間・空間を飛び越える、想像による認識。人類が存在する限りなくならない恩送り、心と体の栄養だと思うのですが、おおげさでしょうかね~?!おはなしは聞くのも語るのも、本当に幸せな気持ちになるということです。さあさあ、求める者は見出すよ♪

次回は4月13日(火)です。

『飛ぶ教室』🧑

エーリヒ・ケストナーの作品で、なぜかこれだけが家になかった。
それで、図書館にリクエストした。
ネット予約だったし、よく確認しないで申し込んだ。
来たのは、ケストナー作/最上一平文/矢島眞澄絵/ポプラ社

え?
読んだ。
これって、ケストナー?
めっちゃがっかりしてあとがきを読んだら、「完訳も読んでほしい」と書いてあった。
つまり、抄訳だったんだ。

もし子どもが、抄訳から読んだら、ケストナーのおもしろさはわからないと思う。
気を付けて。
たしかに高橋健二訳は、今では言葉が古くて、楽しむには読書力が必要です。
それでも、抄訳はあかんやろ。

それに、挿絵はやっぱりヴァルター・トリアーでなくちゃ。
好みで言ってるんじゃないよ。ケストナーにとって、トリアーは相棒だったんだから、言ってるんですよ。ケストナー作品を最も理解した挿絵だってこと。読んでいて、挿絵から学ぶことも多い。

それで、リクエストしなおした。
こんどは、池田香代子訳/岩波少年文庫。
池田さんの文章は、高橋さんより読みやすい。

ごめん、長い前置き~
でも、『飛ぶ教室』にも長い前置きが二つもあるのよ(笑)

『飛ぶ教室』は、1933年刊。
ヒトラーの独裁が進み、ケストナーはじめ反ナチスの作家たちの本が燃やされた直後に書かれました。第二次世界大戦前夜です。
これまで報告してきたように、ケストナーは、子どもを子ども扱いしない大人です。そのケストナーが、この時代に何を書いたか。

直接、戦争やナチズムについて書いていません。
ふつうの生活、ふつうの子どもたちの少年期を切り取っているだけです。
でも、いま、わたしたち、ふつうがどんなに難しいか、わかるでしょ。
登場人物たちも、そうなのです。ふつうが難しい。
そして、そのひとりひとりの生活と感情を丁寧に拾い上げています。
ひとりの感情は、もうひとりの思いにつながり、それはまたもうひとりにと、連鎖していきます。
人と人とが関わることの美しさと哀しさと力強さがあります。

わたし、子どもの時、この本読んでこんなに泣いたかなあ。
井戸端会議で報告しようと付箋つけながら読んだんだけど、付箋、多すぎ(笑)

そのたくさんの付箋の中から一か所だけ、抜粋します。
「まえがき」から。
生きることのきびしさは、お金をかせぐようになると始まるのではない。お金をかせぐことで始まって、それが何とかなれば終わるものでもない。こんなわかりきったことをむきになって言いはるのは、みんなに人生を深刻に考えてほしいと思っているからではない。そんなことは、ぜったいにない!みんなを不安がらせようと思っているのではないんだ。ちがうんだ。みんなには、きでるだけしあわせであってほしい。ちいさなおなかが痛くなるほど、笑ってほしい。
ただ、ごまかさないでほしい、そして、ごまかされないでほしいのだ。不運はしっかり目をひらいて見つめることを、学んでほしい。うまくいかないことがあっても、おたおたしないでほしい。しくじっても、しゅんとならないでほしい。へこたれないでくれ!くじけない心をもってくれ!
(略)
へこたれるな!くじけない心をもて!わかったかい?出だしさえしのげば、もう勝負は半分こっちのもんだ。なぜなら、一発おみまいされてもおちついていられれば、あのふたつの性質、つまり勇気とかしこさを発揮できるからだ。ぼくがこれから言うことを、よくよく心にとめておいてほしい。かしこさをともなわない勇気は乱暴でしかないし、勇気をともなわないかしこさは屁のようなものなんだよ!世界の歴史には、かしこくない人びとが勇気をもち、かしこい人びとが臆病だった時代がいくらもあった。これは正しいことではなかった。
勇気ある人びとがかしこく、かしこい人びとが勇気をもつようになってはじめて、人類も進歩したなと実感されるのだろう。なにを人類の進歩と言うか、これまではともすると誤解されてきたのだ。

うん、確かに、ケストナーは大人に向けても書いている。
あのヒトラーの時代を生き抜いたケストナーからのメッセージやね。

ケストナー作品には素敵な大人が登場するけれど、今回も、まるで主人公たちの未来の姿のような大人が出てきます。その大人たちの生き方や言葉にも感動しました。

うう、何でもいいから、とにかく、読んでおくれ~

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いのち。
せいいっぱいのことを。

 

 

昔話の解釈ー賢いグレーテル2👩‍🍳

マックス・リュティ『昔話の解釈』を読む。

第5章 賢いグレーテル

グリム童話、読みましたか?または、おはなしひろばの「かしこいグレーテル」聞きましたか?
はい、では、このお話について、リュティさんの説を読みましょう。

「賢いグレーテル」の話は、頭の働きと飲み食いの喜びが見事に組み合わされています。

特に前半。グレーテルは、飲み食いの喜び(動物的欲望)のために、つぎからつぎへと頭をフル回転させます。
これを今食べなかったら罰が当たるって、いいなあ。
手羽をひとつ食べる時の言い訳、焦げてる。
ひとつ食べたら、もう一方の手羽。足りないことに気付くかもしれない。
一羽を食べたらもう一羽。対になってるから。

グレーテルは、安らかな気持ちでごちそうを平らげるために、精いっぱい頭を働かせているのです。
口が命令を下し、頭が命令を受けている。

ところが、後半になると、今度は罰を逃れることが、知的な楽しみとなります。
頭が素晴らしい働きを見せる。

活発な頭の働きを読んだり聞いたりする喜びは、笑い話が読み手や聞き手に与えるもう一つの満足よりはるかに重要である。

だから、この話は、活発な頭の働きを存分に楽しめるように語らないといけないのね。もちろん、飲み食いの喜びとセットだけどね。
これはもう、スピード感と間(ま)にかかっているといっても過言ではない。
ちんたらやっている場合やない(失礼!)

と、ここで、リュティさんは「もう一つの満足」といっていますね。
それは何でしょう。
下の者が上の者を負かしたり、弱いものが強いものに勝つのを眺める楽しみです。
社会的に低い女中が、身分の高い旦那やお客に勝つ。
これは、女の男に対する勝利です。
だいたい、人間は、自身が欠如体として世の中を生きていかねばならぬ存在であるから、弱いものが強いものに勝つのをながめることは、心からの満足を与えると、リュティさんは言います。

なるほど。
でも、それにもかかわらず、機敏な頭の働きに対する喜びのほうが、主になっていて、重要なのです。

はい、ここまで(●’◡’●)

次回は、グリム童話の幸せハンスについて。
読んでおいてくださいね~

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金曜日のおはなしひろばは、日本の昔話「きつねとたぬき」。
笑い話です。
『語りの森昔話集4おもちホイコラショ』に載ってますよ~