月別アーカイブ: 2024年5月

5月の再話クラス🌧

5月28日の再話クラスの日は本当にひどい雨でした☔
まさに雨にも負けず、参加者全員で細かいところをつつきまわすという再話の勉強ならではの濃~い時間になりました。

今回は、再検討が2話です。
「天狗のうちわ」(原題:鳥うちわ)『丹波和知の昔話』稲田浩二/編 三弥井書店
本当に細かい箇所をひとつひとつ検討していって、楽しい笑い話として完成しました。
「おめでとうございます!」と言いたいです。
日常語で再話されましたので、主語だけ書いて述語は書かないという試みをされていましたが、テキストの時点では述語も入れてそれで覚え、何度も何年も語っているうちに主語も述語も抜いて会話だけにしたらいいということになったら、その時テキストを修正すればいい。
そのためにも、最初は主語と述語をきちんと入れておくほうがのちに考えるときの自由度が上がるということでした。
ほんとにそうだと納得しました

「狩人と三人の友だち」(原題:弓の名人と友だち)『ソビエト昔話選』宮川やすえ/編著 三省堂
こちらは、大変な苦しみを伴う再話の作業でした。
この話は、三回の繰り返しが2セットあるのですが、繰り返しの中身が違うのです。
みんなで一緒に三回の繰り返しの場面の言葉をそろえてみたのですが何しろ中身が違うのできれいにそろえることは難しいしもちろん内容は変えられない。
それでも、どうにか揃えられるところはないかと、みんな身をよじるような気持ちで悩みました。
長い話でもあります。
でも、耳で聞いて分かりやすい話にするためには、ストーリーだけを一直線に追えるように、かなり文章をそぎ落とさないといけません。
原話の半分近くまで短くすることを目標に、もう一度チャレンジすることになりました。
担当者さん、本当にお疲れさまでしたが、もうひと踏ん張り、みんなと一緒に頑張りましょう(^O^)/

次回は7月23日です。
みんな、元気でお会いできますように~~💛

いやよ、そんなめんどくさい~

昨日は朝から大雨でしたね
夜なかには雷もなっていたそうで、大荒れの一日でした。

けれども25日の図書館のお話会の日はとてもいいお天気でした。
参加人数は、子どもが8人と大人が6人。

手遊び じゃがいもめだした
おはなし 「なまくらトック」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
絵本 『ふんがふんが2』おおなり修司/作 丸山誠司/絵 絵本館
絵本 『ふしぎなたけのこ』松野正子/作 瀬川康男/絵 福音館書店
絵本 『めしあがれ』視覚デザイン研究所/作 高原美和/絵 視覚デザイン研究所
手遊び さよならあんころもち

この日、いつもヤンさんの膝の真ん前を占領する常連さんたちが来ていなくて、ヤンさんの真ん前が空いたんですね。
そしたら、いつもは遠慮してたのかな、毎回お母さんと一緒に来ている女の子が、ここぞとばかり膝前をひとり占めで陣取って、おはなしにいちいち反応するんですよね、楽しそうに。
めんどくさがりのトックのセリフに「ええ~~!」って(笑)
みんなの雰囲気も良くなるし、女の子のお母さんも楽しそうで、その場の雰囲気を後ろで見ているわたしも楽しくなりました。
お話会を楽しみに来てくれているのがしみじみわかってうれしかったです。

『ふんがふんが2』面白かったです。
文章が、最初から最後まで「ふんが ふんが」しかないんですよね。
しらべたら図書館には『ふんがふんが』もありましたので、そちらも借りてみます。
1のほうも、「ふんが ふんが」ばっかりなのか気になりまして(笑) 

せっせ、せっせと🧘🕺

膝腰のリハビリを始めて2週間。
週2回のリハビリに、今週は診察も加わって、週3回の通院。
2週間先の予約も取るから、目まぐるしく日々が過ぎていくって感じ。
きょうは、サポーターを処方してもらいました。
医療用のサポーターって、とってもいかめしいのよ。
でも、しっかり支えてくれるから安心感がある。
長歩きするときとかだけ、装着します。

せんせい「サポーターしたら筋力が落ちるっていう人もいるけれど、痛いのをがまんして歩くよりずっといいからね」
わたし「はい。リハビリで筋力つくように頑張ります」
わたしのお返事、めっちゃ優等生╰(*°▽°*)╯

このまま弱っていって動けなくなったらと思うと、恐怖でねえ。
できるうちにできる努力をしなくっちゃ。
まだまだ、遊びたいもの。
今までは、義父の介護とか夫の病気とか、おはなし会とかで、後回しにしていたやりたいことがいっぱいあるから。
とりあえずは旅行!
それには歩けないとね~

リハビリで教わった運動療法を、家で思い出しながら、1日2~3セットやるの。
1セット1時間くらいかかるから、とっても忙しい毎日を送っております。
良くなるって希望があるから、充実してま~す。
心が明るくなって、新しいおはなしも覚えてます!

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今日のおはなしひろばは、「コックのペレ」
聞いてくださいね~
死人の恩返しの話です。

 

 

合いの手バッチリ😊

 花粉が落ち着いて楽になった~と思っていたら、今度はイネ科のなにやらがキツイキツイ…。田んぼに水が張って鏡のようにきれいなんですけども😓
5月18日土曜日の図書館おはなし会は、5~6人からスタートしましたが、後から来た子や誘いにのってくれた子など合わせて
子ども 13人 おとな10人 となりました。

手あそび ぎおんのよざくら
おはなし 「半分のにわとり」『語りの森昔話集1』村上郁 再話/語りの森
おはなし 「くさかった」語りの森HP
おはなし 「じいとばあ」
絵本 『100にんのおとうさん』譚小勇・天野祐吉 再話/譚小勇 絵/福音館書店
絵本 『どこいったん』 ジョン・クラッセン/クレヨンハウス
絵本 『あてっこどうぶつずかん だれ』あべ弘士/KADOKAWA
絵本 『わ』元永定正/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 それぞれの子がその場その場で合いの手をいれてくれるので、とってもおもしろいおはなし会でした😄
ヤンさん「そのにわとりを半分にわって分けてしまいました」
 女の子「いた~い」
ヤンさん「ぼくのおしりからからだの中ににもぐりこめよ」  
 男の子「なんでおしり?!」
ヤンさん「池も、にわとりのおしりからもぐりこみました」  
 男の子「え!池が!?」
そして、おまけのおはなし2つも、『100にんのおとうさん』もこんな感じに進んでいき、『あてっこどうぶつずかんだれ』は、私おもしろくてホント笑いをこらえきれずめっちゃ笑ってしまいました。これ某格付け番組の、正解の高級とりにく、惜しいけど間違いのスーパーの格安とりにく、絶対間違えたらあかんとりにくですらないやつ、のような選択肢になっていて、小学生1年生かなくらいの男の子が、どっちかなというところの答えを真剣に迷うんです。で、必ず惜しい方の答えを言ってしまうのです。間違えるっていいですよね。今のうちどんどん間違って、いろんなことに興味をもってほしいものです。なにがどう繋がっていくかは誰にも決められないし、その子の未来を今わかる人なんて誰もいないんですもの。楽しい時間をくれた子どもたちに感謝です!

5月のおはなし会🎏

5月20日(月)

こども園

4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

わたし「おかゆって知ってる?」
子ども「知ってる~」
子ども「知らん!」
子ども「赤ちゃんが食べるやつ!」
わたし「そうそう」
子ども「風邪ひいたときにな、食べる!」
わたし「そうそう!」
わたし「こんど、おうちで作ってもらいな!」

こんな感じでおかゆで盛り上がっといて、おはなしに入ります。
おかゆがどんどん広がっていくのが、ふしぎで、うれしそうに笑いながら聞いてくれましたよ。

わたし「はい、おしまい」
子ども「はや~い」
子ども「もっとゆっくりの!」
ゆっくり?早口やったかな?って、反省しかけて、はっと気がついた(笑)
わたし「こんどはもっと長いのするね」
子ども「うん!!!」

子どもって、どんどん言葉を覚えていくんやね~

5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「半分のにわとり」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』
絵本『まるさんかくぞう』及川賢治・竹内繭子/文溪堂
ろうそくぱっ

「にわとりを半分に分けてしまいました」っていったら、全員があんぐり口あけて目を真ん丸にして見つめてきたので、おかしくて~
思わず、「そこまで、大丈夫?」って聞いてしまった(笑)
わたし「つまりね、ふたりの女の人は、それぞれ半分のにわとりを飼うことにしたのです」
子ども「死なへんかったん?」
わたし「死なへんかってん」
子ども「すご」

「半分のにわとり」は、聞き手にかなり想像力を要求するので、今まで幼稚園ではやってなかったのです。
今回思い切ってやってみたら、なんのなんの、ちゃんと想像してびっくりしながら、最後までついてきてくれました!

5月の若葉のような、言葉と想像力の芽吹きが、楽しく頼もしく思えた、語り手に取って幸せなおはなし会でしたo(*^@^*)o