月別アーカイブ: 2024年5月

笑いのツボ

子どもが笑いのツボにはまったときって、ほんとにおもしろいねえ。
それを見てこっちが笑いが止まらなくなったりして。

大人も笑いのツボにはまりたい時ってあるよね?
わたしはある(~ ̄▽ ̄)~
そんなとき、落語はいいよ~

きのう、いつもの落語会を聞きに行って来ました。
奈良の東向き通りに、基督教会があってそこの礼拝堂で、年に2回、落語会があるの。桂出丸って、中堅の落語家さんが主催?してる。
今回が第49回ってあったから、もう25年以上つづいているのかなあ。
その最初のころから、家族で通っていました。

キリスト教会なんだけど、奈良の景観にふさわしいように、お寺風の建物にしてあって、とっても珍しい。

噺は3題
「カフェ役者」
「狸の化寺」
「住吉駕籠」

今回は一番若手の創作落語「カフェ役者」でツボにはまってしまった~
「なんべんいうねん」というほど、なんどもなんども、同じ場面は同じ言葉で話す(*^▽^*)
次になんていうか分かってるのに、おかしいねんな。
落語も昔話もおなじやね。


礼拝堂の後方のオルガン


中央の緋毛氈の台が高座


庭の向こうに興福寺のお堂が見える

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きょうのHP更新は、《日本の昔話》「いうなの地蔵」
語ってくださいね~

 

 

もってまいりましょう ぴぴらぴ~

5月11日の図書館のお話会は、参加人数が子ども16人、大人14人。
連休が終わって、ややあって、すっかり図書館に人が戻ってきた感じです。
館内の人口密度が連休中と全く違いました(笑)

手遊び じゃがいもめだした
詩 「春が来た」『こども詩集わくわく』全国学校図書館協議会・田中和雄/編 童話屋
おはなし 「鳥のみじさ」『日本の昔話3』おざわとしお/再話 福音館書店
絵本 『わたしとあそんで』マリー・ホール・エッツ/文・絵 与田凖一/訳 福音館書店
絵本 『ブタくんのとどかないとどかない』ふくだじゅんこ/作 大日本図書
絵本 『うえきばちです』川端誠/作 BL出版
絵本 『おしりじまん』齋藤槙/作・絵 福音館書店
手遊び さよならあんころもち

わたしは「鳥のみじさ」の〝あやちゅうちゅうこゆちゅうちゅう〟と鳥が歌うところが大好きなんですよね。
いろんな語り手さんの「鳥のみじさ」を聞かせてもらって、全くメロディーが違う歌もありますし、おそらく同じグループであろうメロディーもありました。
「わたしは○○さんの語りを聞いて同じメロディーで歌っています」と言われたことがありましたが、でも微妙に違う(笑)
語り手の個性が隠れきれずに、ほんのわずかの隙間をみつけて出てきたという気がして、おもしろいです。
そして絵本の『うえきばちです』を読んでおられるときに一人の女の子が怖いといってお母さんに抱きついてました!
読み手さんはすばやくそれに対応されましたが、特に怖い本ではありませんが絵が気味悪かったんでしょうか、最後まで怖がってましたね。
もちろん、終ってからもその女の子に話しかけてフォローしておられました。
おもしろかったのは、その『うえきばちです』を借りて帰った子が二人もいたこと!
子どもの感受性のちがいと、絵本の持つ味というか力というか、それぞれのふり幅の大きさに驚いた日でした。

5月の語りクラス

朝は少々冷え込みましたが、正しく五月晴れとはこのような日のことをいうのだろう、美しい青空の爽やかな日に5月の語りクラスが開催されました。
残念ながらヤンさんはお休みでしたので講評はなく、感想を言い合う会となりました。

<語り>
1.「あなのはなし」 『おはなしのろうそく4』 東京子ども図書館
2.「魚のなる木」 語りの森HP〈こちら→〉
3.「かにかにではれ」 『語りつぎたい日本の昔話2・浦島太郎』 小峰書店 

4.「アナンシと五」 『子どもに聞かせる世界の民話』 実業之日本社
5.「犬神山のおおかみ」 語りの森HP〈こちら→〉
6.「佐渡の白つばき」(日常語)『語りの森昔話集5』 語りの森

とにかくお話を聞く楽しさにただ、ただ浸らせていただきました!
聞き手をイメージしながら語り手としてお話と対峙するためには、聞き手となる経験も必要不可欠なのだと思います。

語りの時間の後には、語り手ご自身の疑問や課題や想い、そして聞き手のみなさんの感想やご経験を聞かせていただけた事も、やはりとっても貴重な時間となりました。

今回の私の学びは「目の前のテキストをいかに理解して臨むか」ということです。お話のテーマや山場をしっかりつかむ事ができていれば、覚える、言葉を立てる、間を取る、という「自分だけの語り方」は自然と決まってくるのではないかと。最終的な「理解する」に至るには、やはり聞き手の反応から多くを学ぶことなのでしょうけれど、聞き手の前に立つまでに、まだまだできることがあるのではないかという事に気づかせていただけました!決して技術の巧みさではなく、理解の深さはお話や聞き手を尊重することにつながり、その想いがあって「時間の贈り物」となる!

はい、心に刻んで精進いたします。

次回は6月11日(火)です。

 

母の日の感慨

一年ぶりに娘の家族が帰って来たんですよ。ついでに息子も帰省してね。
ちょうど息子の誕生日が近かったんで、ろうそくつけてケーキ食べたりなんかして。
にぎやかにすごした連休後半でした。

ワイワイしゃべったり、食べ物の用意をしたり、片づけたり。
それがねえ、気づいたら、子どもたちが全部やってくれてるんですよ。
ばあちゃんは、孫と遊んでればいいって感じ。
何もしないで笑ってるうちにやってくれてるんやね。

当たり前かもしれないけれど、いつの間にか立場が逆転してたのよ。
やってもらうってことが、こんなに心地いいとは!

今まで、自分がしっかりしなくてはと頑張ってきたけれど、もういいよって、教えられたような気がする。
これからも何事も自分でやっていこうとは思っているけれど、支えてもらえるっていう安堵感でいっぱいになった。

娘が、わたしが弱ってることに気づいてくれて、病院をさがしたり、リハビリ施設をさがしたり、してくれてね。
現役世代のパワーを見せつけられました。

母の日には、杖代わりにもなるカートをプレゼントしてもらったの。

将来子どもたちに迷惑をかけないために、もっと自分を大事にして生きようと、肝に命じた母の日でした。

わがままにに生きてもいいねん╰(*°▽°*)╯

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きょうのホームページ更新は《外国の昔話》「かがやくお日さまが明るみにだす」
これ、日本では怪談話になるのですよ~

 

巣立ちの季節🐤

きのうのおはなし。

ツピッ、ツピッ、ってかわいい声がしたの。

ふとベランダをのぞくと、シジュウカラのひなが、ぱたぱたしてる。
なんども、外へ飛び出そうとするんだけど、うまくいかないの。
私に気がついて、めっちゃあせって、ぱたぱたしてる。

そうしたら、ツツピッ、ツツピッって、もっと大きな声がした。
見上げると、電線に大人のシジュウカラがとまってた。
ひなを呼んでるんやね。
ひなは、ぱたぱたぱたって飛ぼうとするんだけどうまくいかない。

干してたシーツが風でばたばたなびいてるので、恐いだろうなって思って、そっとはずしてから、窓を閉めた。
カーテンも閉めて、わたしのすがたが見えないようにした。
親鳥が助けに来られるようにね。

しばらく、ツツピッ、ツツピッ。ツピッ、ツピッ、って鳴きかわしてたんだけど、やがてしずかになった。
半時間ほどして、ベランダをのぞいたら、ひなはもういなかった。
うまく逃げられたのかなあと思って、ふと顔をあげたら、目の前の電線にとまっていて、そこからちょっと離れた所に親鳥がとまっていた。

しばらく、かわいい声を聞かせてくれてたけど、いつの間にかいなくなりました。

ああ、よかった。

巣立ちのころは、思わぬ危険がいっぱい。