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語りの森総会レポート♬

もっちです。
4月7日、某所、語りの森総会がありました。
日ごろ講座を受けている語りの森の魔女たちが一堂に会しました。
このブログにもレポートしています初級、中級、再話、日常語の各講座のババたちです。
顔馴染みがいたり、初対面だったり、入門講座の同期だったり。
「今日はおはなし会があるらしい」と聞き及んで来てくださったお客様だったり。
たくさんのお客様とババたちをお迎えして始まりました。
受付でピンク色の紙に印刷されたパンフレットをもらいます。中には今日のおはなし会のプログラムと語りの森のすべてが書かれたリーフレットが挟まれておりました。

そして会場に入ると、4月1日に完成した『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』がお出迎え。
会員の皆様のお支えにより完成したこの再話集には、ホームページでアップされている昔話をさらにブラッシュアップし、また未公開の昔話も加えての30話を所収しています。
(現在、ホームページで公開していた再話テキストは、再話集のテキストと入れ替えのため工事中です。昔話集はHOMEの森の市場からもご購入いただけます)

総会らしく、語りの森の事業報告、会計報告を済ませ、『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』の発刊を記念して祝賀会が行われました。
他の講座の方の語りを聴く機会と交流を図る目的で総会を企画したこと、ご自分で再話した語りを子どもたちに聴いてもらっても紹介する出典本がないこと、子どもたちの手に届く場所に読んでもらえる形の出典本を置いていけないことから再話集を作ろうと思ったことなどを話され、皆さんが胸と目頭を熱くしていたところに忍び寄る黒い影、五つ……ふっふっふ。
ヤンさんが大ファンのさだまさしさんの曲のキーボード生演奏をBGMに、記念品のペーパーウェイトと花束が手渡され、会場から温かい拍手が生まれました。
そして語りの森合唱団が前に登場。キーボードの生演奏でアンパンマンマーチの大合唱。
子ども向けの絵本、アニメと思われがちなアンパンマンですが、その歌詞は本当に奥が深く、胸にじ~んと染みます。
合唱で発声練習を終えるとお待ちかね、語りの森のおはなし会の開催です。各講座からエントリ—を受け付け、厳選なる抽選の結果、選ばれたみなさんによる学習発表会……ならぬ語りの発表会です。

プログラムは……

「まぬけなトッケビ」『おはなしのろうそく30』(東京子ども図書館)

「ねずみのすもう」『おはなしのろうそく18』(東京子ども図書館)

「地獄に行った吉兵衛さん」『語りの森ホームページ≪日本の昔話≫』村上郁再話

「小石投げの名人タオ・カム」『子どもに語るアジアの昔話2』(松岡享子訳・こぐま社)

「くじら大王」『子どもと家庭のための奈良の民話2』(村上郁再話・京阪奈教育情報出版)

「久米の仙人」『今昔物語集』より、グループ再話

「ルンペルシュティルツヒェン」『語るためのグリム童話3』(小澤俊夫監修・小峰書店)

「若がえりの水」『日本の昔話4』(おざわとしお再話・福音館書店)

「岩くだきと堂せおいと知恵もん」『日本の昔話5』(おざわとしお再話・福音館書店)

「洪水」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』(村上郁再話・語りの森)

「だんまりくらべ」『貴志の谷昔話集』よりグループ再話

「大きな玉」『日本の民話11』(ぎょうせい)よりグループ再話

「ばらの花」『世界の民話14』(ぎょうせい)よりグループ再話

「水晶の玉」『語るためのグリム童話7』(小澤俊夫監修・小峰書店)

「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』(村上郁再話・語りの森)

「うそつきくらべ」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』(村上郁再話・語りの森)

 

と、盛りだくさんです。これでもエントリーしてもらったみなさんに語ってもらうことができなくて、涙をのんで抽選した結果なんです。
初級講座のみなさんは、初々しくも、やはり入門講座より成長した姿をお見せできた気がいたします。

日常語講座のみなさんは、本当に自然な日常語で「語り手さんそれぞれの味」が楽しめるおはなしになっていたように思いました。石川県や広島県の方言がベースになっていてもそれはその人の味。とても聴いていて楽しいリズムとなって届きました。

中級講座の方の語りは、しっかり基礎を築き、昔話の語法を理解し類話比較をされたうえでこれを語っているという揺らぎのないものを感じました。「ルンペルシュティルツヒェン」を語られた方にもっちは尊敬の念を抱きました。「大工と鬼六」と同じく名前を当てるお話なのですが、ドイツの名前って馴染みがないですからね。でも、ハインツはすっと耳に届きましたよ。なんでかな~。(スーパーマーケットの調味料コーナーを思い出してください)

「水晶の玉」は、最初に別のおはなしの類話を集めていて、結果「水晶の玉」を選ばれたそうです。状況の一致がパシパシッと決まって気持ちがいいくらいです。

再話勉強会のみなさんは出典にあげました原話からグループで再話されています。
「久米の仙人」はうっかり俗なことを考えたせいで神通力を失くしてしまいますが、世のため人のためと神通力を再び得る仙人の男の話です。どう転んでも前を向いて歩く仙人は昔話の主人公らしく、再び神通力を得るまでの場面に人智を超えたエネルギーを感じてとても迫力がありました。

「だんまりくらべ」の原話をもっちは読んではいないのですが、すっきり無駄のない素直なお話になっていて、ストーリーがよく分かりました。声を出したおばあさんのおかげで泥棒を追い払えたのに、勝ちは勝ちとおもちを食べてしまう滑稽さが楽しいおはなしです。

「大きな玉」は、大きな玉が転がってきて動物たちが次々と中に入ってしまいます。玉はどこまで転がるのか、入ってしまって出られなくなった動物たちはどうなってしまうのか、ドキドキしながらも動物たちがあげる鳴き声がどんどん繋がってきてとても愉快です。これも累積譚になるのかしら……?

「ばらの花」はどこか美女と野獣に似たお話です。でも野獣ではなく醜いカエル。でもカエルはとても紳士で娘に優しく、でも情熱的に求婚します。とてもロマンティックな雰囲気が伝わってきました。
いつか再話勉強会の再話をまとめた再話集が出るのでしょうか~。

そしてトリはヤンさん。『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』から二話語ってくださいました。

「九尾のきつね」は何度聴いてもぞっくりします。骨にしょんべんなどひっかけるものではありません。
「うそつきくらべ」はね、最初、王様にもうちょっとマシな条件でお姫さまのお婿さん探ししてあげてよと内心突っ込んでおりましたが、なるほどな結果です。とっても面白いので、総会でお聴きになれなかった方は、ぜひ『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』読んでみてくださいね。

そして語りの森おはなし会が終わると昼食交流会です。
差し入れに頂いたお菓子とお茶でまったり雑談していたところに、いきなり振られた自己紹介!!
そういえば他講座や語りのボランティアさん方の交流も目的の総会でしたね、っと詰まりかけたおにぎりをお茶で流し込みました。
語りが流暢なあの方も、この方も自己紹介は苦手だと仰っておられ、もっちは仲間を見つけて嬉しかったりもしましたが、それで自分のスピーチ下手がうまくなるわけではないのです。(^_^;)

楽しかった、また講座全体のおはなし会をひらいて欲しいなどなどありがたいお声をたくさん頂戴いたしました。
事務局スタッフとして、疲れも吹っ飛ぶありがたいお言葉です。みなさまの笑顔と温かいお言葉が原動力になることでしょう。

どうぞ、一言でも感想とご要望をコメントにお寄せください。

あ、総会でうっかりもっちの顔バレしましたが、事実はそっと胸の奥にしまっていただいて、コメントを送る際にはどなたさまもニックネームでの呼び掛けでよろしくお願いいたします。
でも。『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』通販の申し込みフォームは暗号化されてますので、実名でお願いいたします。
でないと、

おんちょろちょろあなのぞき
お届けできずに戻られそうろう

になっちゃいますよ~。

4月日常語の語り勉強会

年度の最初の勉強会は、日常語の語りでした。
新しいメンバーを加えての勉強会、緊張感漂う・・?
いやいや、いつものように楽しくにぎやかな時間となりました・・・?
少なくともヤンはそう思った。

語り
「洪水」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
「岩くだきと堂せおいと知恵もん」 『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館

この2話は、4月7日の総会で語ってくださる話です。
「洪水」は中国の昔話ですが、ふるさと広島弁での語りにトライされています。イメージがふわあっとひろがります。総会にお越しのかた、お楽しみにね。
「岩くだきと堂せおいと知恵もん」は、ほんとうに楽しそうに語られました。文字で読んだ時には感じられなかった楽しさでした。これも総会で💖

テキスト検討
「やまなしとり」『日本・中国・韓国の昔話集2』 日中韓子ども童話交流事業実行委員会企画
「夢の蜂」『日本の昔話1』おざわとしお再話/福音館
「いり豆こわい」『新装日本の民話7』ぎょうせい
「桃太郎」『日本の昔話3』おざわとしお再話/福音館

この勉強会では、時々、原話を確認することがあります。
今回の「やまなしとり」もそうです。太田大八の絵で『やまなしもぎ』として福音館から絵本が出ていますね。
で、思い出していただきたいのですが、笹は鳴ります。からすは鳴きます。ふくべは鳴ります。では、やまなしは?
ざらんざらんと鳴る? 成る?
原話『すねこ・たんぱこ』を調べることになりました。

「いり豆こわい」は、ババ・ヤガーの再話勉強会で再話したもの。
大阪弁の原話をよく知っているだけに、原話に引っぱられて、同じ関西弁になおすのが難しかったようです。自分の言葉にするのが難しいんですね。これ、勉強会の在り方のひとつの課題となりました。

「夢の蜂」。
寝ている男の鼻の穴から出てきた蜂は、どこへ飛んでいったのか?起きていた男の視界からは消えた。が、それほど遠くではない。
「しばらくどこかを飛びまわってから」が小澤先生の再話です。
さて、それを日常語でどう表現するか?
テキストを作ってきたその会員さんは、「そこいらへんを飛びまわってから」としました。
「そこいらへんだったら、見えてるんじゃない?」
「わたしなら、そこらへんっていうな」
「そこらへんでも見えてる。視界から消えていない」
「いや、ちょっとそこらへん行ってくるっていう場合、視界から消える」
「この飛んでいるってのは、場所的な問題ではなく時間的なことではないか」
まあまあ、こんな感じですわ。
楽しいでしょ? え? マニアックなだけって?
それがね、そうでもないのですよ。子どもがいかにイメージできるかってことが問題なんですからね。
ことばだけからイメージするんだから。
おはなしおばちゃんたちは、いつもこんな努力をしているのです。

子どもの好きな定番「桃太郎」。
子どもはストーリーはよく知っています。繰り返しのリズムを生かして語りたいですね。
書き言葉と話ことばの違い、ようく考えてみよう~

はい、今日の報告はヤンでした。

3月 日常語入門講座、最終回!!

こんにちは、もっちです。

日常語入門講座にお邪魔してきました。
最終回では、それぞれ受講者のみなさんが作られた日常語のテキストを覚えてきて語られました。
なかには初めてストーリーテリングをするのだと仰った方もおられましたが、みなさん素晴らしい仕上がり✰
日常語で聞くおはなしはやっぱりいいですねぇ。(ボキャブラリーが少なくてすみません)

語りは、6話
「どうもとこうも」
「だんだん飲み」
「和尚おかわり」がお二方
「竜宮童子」
「とうふとこんにゃく」
すべて『日本の昔話➀~➄』(おざわとしお再話 福音館書店)からの出典です。

おはなし会が終わると、日常語講座のように討論会に突入です。
入門講座とは思えない濃い内容のアドバイスをうけたり、日常語にテキストを直した時の工夫などそれぞれ語っておられました。
日常語にテキストを直すのは初めてでも、語り手さんや、再話の勉強など長年されている方ばかりですので、聴いているだけで勉強になりました。
同じ話を選んでいても、同じ地域に生まれていても、ひとりひとり日常語は違う。
ひとりひとり語り口も違う、同じテキストにはならないし、そこが面白いところですね。

日常語入門講座の受講生のみなさん、お疲れさまでした。願わくば、せっかく作ったテキストを語ってくださいね。
そして、もうちょっと勉強したいなと思われたら、日常語講座へのご参加お待ちしています。

3月 日常語の語り勉強会

3月7日に日常語の語り勉強会がありましたので、報告させて頂きます。

気が付けば2週間がたっておりました。

知らぬ間にを開けてしまったようです・・・

大変遅くなり申し訳ありません<(_ _)>

 

今回は語り6話、テキスト2話でした。

 

語り

猫の嫁」(特別出演)『日本の昔話5』

染八ぎつね」『子どもと家庭のための奈良の民話三』京阪奈情報教育出版

洪水」『世界のメルヒェン図書館12』小澤俊夫編訳 ぎょうせい刊 村上郁再話

犬と笛」『子どもと家庭のための奈良の民話一』京阪奈情報教育出版

海のはて」『日本の昔話4』

木魂の嫁入り」『日本の昔話1』

 

テキスト

浦島太郎」『日本の昔話1』

サトリ」『日本の昔話5』

※『日本の昔話1~5』は おざわとしお再話 福音館書店 です。

 

今回もたくさんおはなしが聞けて楽しかったです。

いつも思いますが、日常語の語りはほんとにほっこりして楽しいです。

人の声っていいなぁ~って思います。

心地いいなぁ~って。

トップバッターは特別出演の方です。緊張されたことと思いますが、優しいお声でとても聞きやすいおはなしでした。

 

この日、出た話題は・・・

●語るたびに言葉が変わってしまう、というお悩みには、

言葉が安定するまで繰り返し練習あるのみで、練って練って、練って練って、もう、自分とのたたかいですよね~と、アドバイスがありました。

●「猫の嫁」・・・ごろごろー、ごろごろーと、ひき臼をひく音が聞こえました。

以前にも話題になりましたが、オノマトペは「副詞」です。
「副詞」は名詞以外を修飾する言葉です。「副詞」は修飾する言葉の直前におくと場面を想像するのに、とても分かりやすくなります。ですが今回は猫の話です。猫の話で「ごろごろー」と言えば、猫が鳴いている場面を想像してしまいます。「・・・と、ひき臼をひく音が聞こえました」と言われて、あ、猫じゃなくてひき臼の音だったのね、とイメージを瞬時にしなおさなくちゃあなりません。

ですのでここは順序を入れ替えて「ひき臼をまわす音が、ごろごろー、ごろごろーと・・」に。

私は以前にヤンさんから

「子ども(聞き手)に負担をかけさせてはいけませんよ。一度イメージしたものを壊して、新たにイメージしなおすのは、とても負担になりますよね」とお聞きして「ほんとにその通りだわ!」といたく感銘を受けたのです。ヤンさんはいつでも「子ども(聞き手)」の味方なのです。

いやぁ、日常語の報告が、私の作文みたいになってしまった・・・

ちょっと戻ります。

●主人公のやさしさなどの性格は、言葉であらわすのではなく、行動であらわす。

語法ですねぇ~

●テキストをきちんと覚えてから語る。そうすれば、スピード・間などを自在に操れるので、聞き手の要求に応えられ、聞き手に伝わりやすい。聞きやすい。結果それが、その人オリジナルの語りになる。

→テキストをしっかり覚えることは、たいへん重要ということですね。

●日常語の語りのテキストと格闘していると、自分の普段の話し言葉がなんだかよく分からなくなってきます。

→がんばって話数をふやしましょう。すると自分の好きな言葉や言い回し、自分がよく使う言葉や言い方やくせがだんだん自分でわかってきます。

 

今回もいろいろアドバイス頂き、たいへん勉強になりました。

日常語の語りは、自分(の言葉)とのたたかいでもあるし、自分の言葉だからこそ、

何を?どう?伝えたいのか?と考える時間にもなります。自分と向き合う時間にもなります。

あ、共通語の語りでもおなじですか。そうですよね。そうでした。

 

 

年度末のばたばたに加え、新年度の準備も始まり、加齢による疲れやすさ、目のかすみ、うっかり・ぼんやり(この辺りは加齢は関係なし)おまけに花粉・・・

報告が遅くなってしまったことの言い訳です。たいへん失礼いたしました<(_ _)>

さぁて、3月の初級講座は~?

春うらら♬
ようやく春めいてきましたね。今日、スーパーの地場農産物コーナーで初物の筍が出ているのをみつけました。

さて、3月も初級講座は開講されておりましたよ。楽しみにしてくださっていた方、報告が遅くなって申し訳ありません。

語りは5つ

「鳥のみじさ」『日本の昔話3ももたろう』 福音館書店
「さんびきのこぶた」『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店
「ネコの家に行った女の子」『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社
「ひとり、ふたり、さんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
「スヌークスさん一家」『おはなしのろうそく2』東京子ども図書館

語りの間は命です。聴き手は間で色々なことを考え、想像し、語り手とのやりとりを楽しむ。
そうは聞いているけれど、でもだから間ってどうやって空けるの?と最初思っていました。
子どもの前で語ってみて、顔を見て、返ってくる反応を受け止めていたら自然に間ができました。
間は子どもの前で完成するもの。だからここで何秒空けるとか、そこまで完璧に設計図を作らなくてもいいんだと気づきました。
というか、自分で何秒空けると決めて空けた間は、ひとりよがりの間になってしまうのでしょう。
でも、こちらから間をしめしていくおはなしもあるのだそうです。おはなしの力でぐいぐいと聴き手を引っ張っていく、そんな力のあるしっかりとしたおはなし。
たとえばグリム童話の十二人兄弟、三枚の鳥の羽、いばらひめ……いいですねぇ。いつか覚えたいものです。

そういうおはなしも、間が命の笑い話や怖い話も、練習中には早口言葉のように言葉だけアウトプットする練習もしてみてください。
言葉が自分のものになっていると、余裕が生まれ、目の前の聴き手の顔がみられます。
聴き手の顔がみられたら、きっと反応が伝わります。その反応との駆け引きが”間”なんじゃないかな、と思います。
自分の予想もしていなかった場面での子どもたちのハテナ(?)にも驚きの声にも動揺せずに、応えられるのではないでしょうか。
それができるようになるころには魔女見習い卒業なんじゃないか、って思うほど高度なことだと思いますが。
大人の聴き手はお行儀がよいので(笑)子どもたちほど反応をあらわにしませんよね。
でも、自分のためにも、語り手さんのためにも、童心に返って「(でも大男は)渡れませ~ん!」って一緒に言ってみたいと思うもっちなのでした。

語り手は子どもたちのおはなしを聴く耳を育てている反面、実は子どもたちに語り手は育てられているのですよね。