「勉強会」カテゴリーアーカイブ

1月の日常語講座

本日は、今年最初の講座がありました。
残念ながら、その最初の報告を担当するはずのかぶさんが、用事のため涙の欠席でしたので、かわってジミーが書かせていただきます。

語り
「洪水」『語りの森HP』≪外国の昔話≫  →こちら
「舌切りすずめ」『日本の昔話3』福音館書店
「犬と笛」『子どもと家庭のための奈良の民話一』奈良の民話を語りつぐ会
テキスト
「木魂の嫁入り」『日本の昔話1』福音館書店
「そめ八ぎつね」『子どもと家庭のための奈良の民話三』奈良の民話を語りつぐ会

毎回感じますが、ほとんどの話がまずテキストを日常語に変えて、次回語りをしますので、最低2回は同じ人の声で、同じ話を聞くわけです。そうしますと、テキストがどのようにカスタマイズされていくかがよくわかります。これが、楽しいです。
でも、楽しいと思っている自分はというと、なんだか他人事みたいにのんきだなあとも思います。
そして、自分が出したテキストが何回もやり直しになって必死になるのです。(あかんよ、自分…。)
しかし、やり直しをしますと、自分だけのテキストに徐々に確実に近づいていくので身に付く感じはします。
だから、難産だったテキストは、おぼえるのは早いです。
(決して、負け惜しみにあらず)

今日、お隣に座ってらした大先輩が、会話の端で「今ね、勉強に火がついてて…」と、おっしゃいましたんです!
長年、みんなを引っ張ってこられたであろう大先輩がですよ(゚Д゚;)
じゃあ、わたしはどうしたら…、いや、どうすべきですか?
神さま~~
「やれ!」
新年早々、不意打ち(勝手にそう思っただけですが)のカツを入れられて、ビビるやらうれしいやら、元気が出るやら。
やっぱり、元気をもらったなと思います。
また来月も、楽しみです(*^-^*)

新しい語り手の誕生

きのうは、がらがらどんのおはなし入門講座の最終日でした。
9月から始めて、一話選んで語りの発表をする日です。
7人の語り手が誕生しました。

みなさん、思ったようには語れなかったというのが正直なところだと思います。
むしろ、やった~、うまく語れた~というほうが奇跡、というか、わかってないというか(笑)
だから、安心してくださいね~

でもね、わたしから見ると、みなさんあっぱれでしたよ。
生まれて初めて語った話、大事に大事にしてくださいね。
これからも、自分に聞かせたり、お友達に聞かせたりしてください。
もちろん、わが子や孫にも語ってあげてください。
チャンスがあれば、おはなしおばさんになるのもエキサイティングですよ~

さてこれで、今年の大仕事も終わり。
来年、初級講座のメンバーが増えることを期待して、仕事納めとなりました。
みなさん、おつかれさま~

  ヤン

いろんなひとのいろんなお話


 クリスマスまであと6日、大晦日まであと13日、みなさま、
お忙しくされていることと思います。
しかし、わたくしは今日も楽しいお話会の時間を過ごしてきましたよ。
毎月1回の「がらがらどん」

私にとって、この楽しいお話会は、なによりも、勉強になる場なのです。
遊んでいながら知らない間に勉強していた!というような感じでしょうか……
いろんなひとのいろんなお話がきける、貴重な場です。いろんなひとの話を
「聞くこと」って大事なことですよね。しゃべるだけでは、上手くはならない。

今の私があるのは、この場に集まってくださったみなさまのおかげです。
今年も1年ありがとうございました!

さて、さて、今日のメニューは……
「火をとりにいった女の子」  『世界の民話ドイツ・スイス』 ぎょうせい
「クリスマスの三姉妹物語」  
「くらい くらい」       語りの森HP
「川の母」          『魔法のオレンジの木』    岩波書店
「ロバの子」         『語るためのグリム』     小峰書店
「小石投げの名人タオ・カム」 『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社
 絵本紹介 「天女銭湯」「きもだめし」「ぼくのにゃんた」

 今日は、ホントにビックリしました! 目から鱗が落ちるとはこの感じ!?
「小石投げの名人タオ・カム」おもしろかったです!
おもしろかったんです!! この感じ、わかるかな~

あと、「あっ、こうやったらいいのか、そうか」と、納得する
ジャンピングストーリーの間を伝授してもらったり。
それから、今日の「ロバの子」のように、
子どもにただ、ストーリーをわたすようにすること。
お話に自分の思いをのせて語ると、子どもは、「そうきかなくてはならない」
と思ってしまうから。とのことです。気をつけよう……
しかしながら、イメージして、イメージをもって語るは、当たり前。
その先ですよね。その先のために、ですよね。

さあああ~、来年も、みなさまとともに、がんばっていきましょう!
「がらがらどん」に、ぜひお越しくださいませ! 
来年(1月22日、2月12日は決定)も、お待ちしております!!

12月 おはなし初級講座

みなさま、こんにちは。
もうすぐクリスマスですね。
行く先々でクリスマスの飾り付けやイルミネーションを見ると、わけもなくウキウキしてしまいます。

さて、先日12月おはなし初級講座がありました。

語りは、
おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく1』(東京子ども図書館)
ネコの家に行った女の子」『子どもに語るイタリアの昔話』(こぐま社)
笠地蔵」『日本の昔話5』(福音館書店)
みじめおばさん」『世界のメルヒェン図書館1』より村上郁再話(語りの森HP 外国の昔話参照)
だんまりくらべ」『貴志の谷昔話集』より村上郁再話
小石投げの名人タオ・カム」『子どもに語るアジアの昔話2』(こぐま社)
ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』より村上郁再話

おはなしを覚えていて、「口に乗らないな」とか「覚えにくいな」と感じることは誰にもあることだと思います。
特に、『森に行った』のか、『森へ行った』のかにとへがごっちゃになってしまったり、ありますよね。
練習していて「に」と「へ」が分からなくなったら、前後のストーリーをよく読んで、再話者や訳者がどうしてそこを「へ」にしたのか。その意味を考えてみましょう。というアドバイスがありました。
単純に「森に行った」は、到達点としての森のイメージしかありませんが、「森へ行った」の「へ」には、森へ行くまでの道程をイメージさせてくれますね。

あと、印象的だったのは覚えてきた物語を「語る」のではなく、ひとりひとりに語りかけるように「話す」のだというアドバイスでした。
これは大人相手の練習や一人での練習ではなかなか実感することも練習することも難しいなと感じましたが、語り方のアドバイスの中ですごく大事なことだなという印象を受けました。
これが会得できたら、難しい笑い話の間もうまくとれるんじゃないかなと、そんな風に感じました。

さて、この12月の勉強会で本年度の初級講座は最終日でした。
同じくおはなし入門講座も12月が最終講義。集大成の発表会を経て卒業となります。
初級講座では2月には新しいお仲間が増えることを楽しみにしています。

 

ではみなさん、よいお年をお迎えください。

12月の日常語講座

朝晩がめっきり寒くなり、起きるのがつらい季節になって参りましたね。
気付けば12月。師走です。わあ、年賀状用意してない、クリスマスツリーも出してない!

さて、12月の日常語講座は、

〈語り〉

犬と笛」 『子どもと家庭のための奈良の民話一』

どっこいしょ」 『日本の昔話5』

化けものをひとくち」 『日本の昔話1』

〈テキスト〉

舌切りすずめ」『日本の昔話2』

かたつむり」 『語りの森HP』

今回も一話ずつじっくり確認していきました。

⓵ 【倒置法は語りに向くか】

聴き手は耳に入る順番にイメージしているので、これは難しそうでした。
ただ、接続のしかたによってはいけるみたいです。

⓶ 【擬態語(オノマトペ)は日常語に変えられるか】

昔ばなしらしい表現「行くが行くが行くと」
スズメの舌を「ぽつん」と切る。

「舌切りすずめ」から例を引用してきました。
10月の日常語講座でも話題になりましたが、擬態語はその土地・地方での独特の言い回しやリズム、音のおもしろさを感じられる部分だと思いました。
そういった言葉や言い回しをそのまま使うことにより、自分のものにできたなら、自分の語彙を増やすことにもなりますということでしたよね。
ただ、この件については、「そのまま使い、日常語には変えない」、「自分の日常語に変える」は安易に判断できず、ケースバイケースな面もあり、いつも答えは出ません
(;´・ω・)
なので、標準語のテキストのなかで、わざわざ標準語に変えずに残してある部分の再話者の意図を考えつつ、「そこんところ原話ではどうなってるの?」と原話を確認する・・・といいのではないかと初心者もっちは、先輩方の熱い討論を聴きながら思いました。

ヤンさん、こんな感じでいいでしょうか~?

代理レポのもっちでした。