ぴったりのおはなし😊

朝夕の涼しさが嬉しいですね。でも、夏にたまった疲れのせいか、
毎朝眠~い…………。なのに昼間は35℃‼ が、しかし、
そんな疲労感をも吹き飛ばすのが土曜日の図書館おはなし会です。
0歳から8歳の子ども10人、大人6人ではじまりました~

 手遊び   「ちいちゃんぱあちゃんじゃんけん」
 おはなし  「六ぴきのうさぎ」  語りの森昔話集1おんちょろちょろ 
                  村上郁再話 語りの森
 おはなし  「ものをいう卵」   語りの森HP
 絵本    「あけるな」 谷川俊太郎さく 安野光雅え ブッキング   
 絵本    「おとどけものです」 ロット・キャンベルさく あすなろ書房
 絵本    「おとどけものです」 ロット・キャンベルさく あすなろ書房
 手遊び   「さよならあんころもち」

この日は初めて来てくれた子が6人もいたのですが、おはなしに夢中でした。
その中で、8歳の女の子は、お姉さんさしく、後ろにいるお母さんの膝の上の
小さな子に(みえてるかな?)という様子で気を使ってくれるのですが、
おはなしに引き込まれてふぅっと前のめりになって、笑った拍子に
また思い出して、後ろを振り返ったりしていた姿が、ほんと可愛かった😊

ヤンさんはときどき「この子たちのためにこの話を」は、もちろんベースに
あるのですが、「この子(だけ)のために(いま)この話を」の思いで
おはなししてる、と思うことがあります。わたし、こういうのだ~い好き!
お部屋の空気がやわらかくなる感じなんです。

「ものをいう卵」は、二人の娘の話ですが、よく知るのは、最後に悪い娘と母親は
罰をを受けるかたちです。ところが「ものをいう卵」の母親は最後、
悪い娘に対してドアをピシャンと閉めてしまうのです。
母親はうちの中をきれいなものでいっぱいにした、いい子の娘を認めたのです!

8歳の女の子に帰るとき、「今日のおはなしぴったりのおはなしだったね」
というと、満面の笑みで「うん!」思わず「たのしかった?」ときくと
さらに笑顔で「うん!」
絵本も、大人も子どもも、楽しんでました!

おはなし入門講座〝おはなしってなあに?〟

今年もおはなし入門講座が始まりました。
毎年どんなかたがたが来てくださるかワクワクしていますが、今年は7人で未入園児は無しです。
小さい子どもさんの相手をする楽しいチャンスがなくて、今年はちょっと寂しいかも…(笑)
でも、参加されたみなさんの自己紹介を聞いていると、落ち着いた中にもめらめらと瞳の奥底に強い意志が感じられるような、そんなピシッとした雰囲気も感じられて、お勉強が楽しくなりそうです。

初回は〝おはなしってなあに?〟ということで、まず最初にヤンさんがみなさんに語ります。
➀「さるの海岸見物」
➁「七羽のからす」
➂「あなのはなし」
初めておはなしを聞かれると想定した、見本のようなラインナップです!
(と、わたしは思ったのですが、まったく違うかも)
➀は、日常語です。そして日本の昔話
➁は、グリム童話、外国の昔話ですね。これはテキストは標準語です。
➂は、ミラン・マラリークの、創作です。
たった3話で、おはなしを勉強するときにざっくり、大きく分類する内容が出そろっております!
でも、3話続けて聞いていて違和感なしです!
あっぱれでございます。
そして、「ああ、おはなしを聞くのは楽しい~」です(*^_^*)

子どもたちにおはなしを語るということは、この「おはなしを聞くって楽しいなあ~」という自分の気持ちが、どんだけ伝わっているかということなのかなあ、と思いながらヤンさんの講義を聞いておりました。
自分が聞くのはもちろん楽しい、だって、好きなんだから。
でも、好きな気持ちを伝えるんじゃなくて、聞いてくれてた子どもたちが「おはなしを聞くって楽しいなあ」と思ってくれるかに自分の気持ちを持って行って、勉強なり練習なりをしないといけないんだろうなあと思いました。
それがヤンさんの言う<子どもとの間に壁がない状態>ということではあるまいか、とか考えておりました。
なめらかに、よどみなく語るように練習するのは、美しく語るためではなくて、聞き手が分かりやすいように、イメージしやすいようになんだと、いまさらながらに肝に銘じたのでありました。
みんなでいっしょに頑張りましょう~~!(^^)!

こういうのも楽しい!

小学校は始まりましたね!さあ、2学期です! 
…………だから、ですね。
先週の土曜日、8月24日の図書館おはなし会の報告です。
夏休み最後の土曜日だったこの日は、子ども4人、大人2人。ん?これだけ?
きっと宿題してるのかな?新学期の準備もしなきゃ、とかいろいろありますよね。
だがしかし、常連さんのみの4人ですから、一筋縄ではいきません。
のっけから「メロンパン」ならぬ、「きなこパン」ではじまりました~

 手遊び  「きなこパン」
 おはなし 「さるの海岸見物」 語りの森昔話集2 ねむりねっこ
                村上郁再話 語りの森
 おはなし 「かしこいモリー」 おはなしのろうそく1 東京子ども図書館
 絵本   「おちゃのじかんにきたとら」 ジュディス・カー作 童話館出版
 絵本   「おにぎりくんがね……」 とよたかずひこ 童心社
 手遊び  「さよならあんころもち」

この日の常連さんは7歳3人、6歳1人。「さるの海岸見物」では、
「~猿は、(おかしいなあ。気のせいかな)と思いました」のところで、
「…………カニや!」なんでわかるん?フナムシかもしれんやん。
でも、そうなんです。たしかにヤンさんの「ふーん」は、かにっぽかった。
そして、みんなの顔がキラキラっとしたところで(もっとおはなし!って顔です)
「かしこいモリ―」! もう4人ノリノリで、「わったれませ~ん!」
ヤンさんのモリーは、ほんとおもしろい!のです。
人数は少なくても、おはなしが大好きな子どもが集まったおはなし会は、
キャンプファイヤーみたいに、場が一つになった感じで、満足感でいっぱい!
終わってヤンさが「(少ないけど)こういうのも楽しいでしょ!」😊
(・∀・)ウン!!

乗鞍高原🏞️

暑さを逃れて高原にやって来た。1500メートルを越えないと涼しくないと、息子が言うので、乗鞍まで来た。
ええとこや~

原生林の径。シラビソの林。

牛留池。
うまくやれば逆さ乗鞍岳が写る。

ここからバスで50分ほど登ると乗鞍岳。

ここはお花畑ね。お花の季節は盛りを過ぎたけど、まだ楽しめた。

白いコウメバチソウと紫のイワギキョウ。

赤いのは、ヨツバシオガマ。

黄色のウサギギク。

白い小さなイワツメグサ。

とはいえ、雨ばかりの旅でした。
最終日にやっと晴れて、ほら、牛留池。青がきれいでしょ。逆さ乗鞍も。

って、どれが乗鞍岳か分かる?

 

 

 

夏のおはなし会 その2

学童保育でのおはなし会の報告。

おはなし「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館(日常語で)
おはなし「くさかった」語りの森HP 村上再話
おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
おはなし「ちいちゃいちいちゃい」『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
絵本『あっ!』中川ひろたか文・柳原良平絵/金の星社
絵本『にているね!?』五味太郎作/福音館書店
おはなし「たこやき」村上再話/『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』

いかにも夏休み~って感じのプログラムでしょ?
雰囲気として、あ~!ムラカミさん、あそびにきてくれたん!?って感じで始まりましたよ。

「うりひめのはなし」がうきうきと終わって、
わたし「はい、おしまい(子どもたちと合唱ね)」
こども「うりと違って、桃やで!」
わたし「へえ~!ほな、なにが出てきたん?」
こども「桃太郎やん!」
わたし「あ、そうか。おいもが流れてきた話もあったなあ」
わたし「知らん!」
わたし「知らんか?いも太郎と違うで。ほら、むかしな、あるところにな、・・・」
前回となりのクラスでは、箱が流れてきた「花咲かじい」のことをちょっとしゃべりましたが、今回は「くさかった」をまるごとやりましたよ。

「ヤギとライオン」「ちいちゃいちいちゃい」は、こどもたち、爆笑につぐ爆笑。
わたし「(心の中で)だいぶ退屈してるんやなあ―笑」
『あっ!』は赤ちゃん絵本です。なんで?というほど受けました。笑って笑って、「もっかい!」
二度目読みはじめたら、「もっとスピード出して!」とか、「おばちゃんは笑ったらあかん!」とか、注文が飛び交う(笑)
『にているね!?』は、もちろん、似てるとか似てないとか、みんなわあわあいうんだけど、なぜ似てるかとかどこが似てないとか、各自が自説を主張するもんだから、五味太郎さんの文章よりずっと長い話になってしまった。咀嚼して飲みこんで消化して、ハイ次のページって感じ。ねえ、五味さん、こんな読み方でもいいのかしら???
結局、もう一冊準備していた本は読む時間が無くなって、
わたし「どうしよかなあ、終わろか」
こども「おはなしして!」
わたし「たこやき、したことあったっけ?」
こども「知ってる」「知ってる」「え~、知らん!!!」
で、「え~、知らん!!!」の女子の叫びにみんながおつき合いすることになりました。
このはなしは、何べんも聞いてる子でも、本で読んでる子でも、やっぱり面白いみたいです。

暑い暑い夏のおはなし会でした。
ちゃんちゃん。