きょうは屋根裏の寄り合いの日でした。
がらがらどん、ペットのくせに油断もスキもありません。
でも、まあ、後ろ暗いことをしているわけではなく、ただお話を語っているだけ
だからいいけれど、ちょっと秘密めいたほうが楽しいではありません か。
今日皆さんが持ち寄ってくださったおはなし
「頭の大きな男の話」 『日本の昔話4』小澤俊夫再話福音館書店刊
「かちかちやま」 同上
「かきねの戸」 ババ・ヤガー語りの森≪外国のおはなし≫
「みいさん」 『子どもと家庭のための奈良の民話2』
「なぞなぞの好きな王さまとノミ」 『世界のむかし話4・スペイン』学校図書刊
「三枚の鳥の羽」 『語るためのグリム童話集4』小峰書店刊
「かきねの戸」 ババ・ヤガー語りの森≪外国のおはなし≫
「三枚のお札」日常語で 『日本の昔話3』福音館書店刊
「蛇の湯治」日常語で 『日本の昔話5』福音館書店刊
きょうはいつもより少なめの人数ですが、いつもと同じく完成度の高いおはなし
会になりました。えっ、自画自賛?そんなことないですよ〜。いっぺん 聞きに
来てくださったら分かりますよ〜
語りの会の後の茶話会も、入門まもない人から、もう何十年も語っているベテラ
ンまで、みな横並びで自分の考えを率直に話してくださるのも魅力で す。
この寄合の後は、いつもキラッと光る宝石を持って帰れるなあと、主催者はよろ
こんでいるのです。
そしてそして、ありがたいのは、新刊絵本の紹介があること。
古典の良さは十分承知。でも新しいのも読みたい。膨大な数の新刊本からよいも
のを見つけるのは至難の業。
Mさん、毎月毎月探すのが大変だと思います。ほんとうに、ありがとうございます。
屋根裏から降りてくると、ひそかに春の匂いがしていました。 ヤン