日別アーカイブ: 2015年1月8日

“速く“と“ゆっくり”

ぽんです。
また、寒くなりましたね。
冬なんだから仕方ないんですが・・・。
そういえば、2ヶ月ほど前にテレビで『今年の冬は暖冬』って言ってませんでした?
う〜〜ん私の空耳かなあ・・・。
突然ですが、皆さん、お話の速さって考えたことあります?
例えば、このお話は追いかけられる話だから速く、とか、
このお話は、落ち着いた話だからゆっくりとか。
勿論、私も考えます。
「ゆっくり語ろう」とかね。
(私の場合、早口なので、特に速く・・・とは考えないんですけどね。)
ところが、こればっかり気にしてる人がいるような気がするんです。
「あ」というお話をAさんがある速さで語りました。
これがとても聞きよかった。
そこで「あ」をBさんがAさんと同じ速さで語った。
ところが、聞いていてこれがとてもしんどかった。
なぜ?
Aさんにとってこの速さは、自分の息づかいで普通に語れる速さだった。
ところがBさんにとっては、必死に速く語らなあかん速さだった。
そうすると、その必死さが伝わって、聞き手もしんどくなってしまった。
皆さんそんなこと感じたことありませんか?
お話を語るとき、大事なことの一つに、自分の語りのペースをつかむというのが
あると思うんです。
自分の息づかいとか、自分の思考とかの速さに基づくペース。
まず、自分の基本となるペース(速さ)があって、
それには幾分の幅があるので、その幅の中でそのお話をどう語るかやと思うんです。
それをあまり考えないで「これは速く語るお話」とか「ここは速く語る場面」と
かばかり考えて語ると
自分のペースを乱してしまう。
そうすると、聞きいていて、なんかしんどくなってしまうと思うです。
これは “速く” の時にも “ゆっくり” の時にも等しくある。
勿論、お話によって、また、場面によって、速さって変わってくるのは分かった
上でのはなしです。
そして、ヤンさんに突っ込まれそうなので、言っておきますが、
その場にいる聞き手達の速さに対する要求を、敏感に感じ取って語ることも大事
ですよね。
また、お話自体が自然に語り手に要求してくる速さもありますよね。
それとは別の恣意的な速さを、気にし過ぎたらあかんと思うんです。
うまく、書けませんでしたね。
また、考えて、また、書きます。
今年の目標
①捜し物をする時間を減らす。
 (しょっちゅう、何かを捜しています。ああ時間がもったいない)
②お話会では、聞き手の声に耳を澄ます。
 (聞こえる声、聞こえない声どちらも)