月別アーカイブ: 2015年3月

「天までとどいた木」ひとり大反省会   by ジミー

今日、このHPの外国のおはなしにある「天までとどいた木」を初めて子供たち
の前で語りました。
6年生 4クラスです。
一クラス目で、おばあさんが出てくる部分を、すっかりとばして語ってしまいま
した。
ヘルムは、木に登ってから数日で、天上の世界のドアをもう開けているのです。
何たることか…
気がついたのは、すでに佳境に入っている佳境のど真ん中、お父さんの声が聞こ
えてくるところでした。
物語の筋に破綻はきたしていなかったので、それまで子供たちの顔にハテナが出
ることはなく、間違いを考えるのではなくて、このまま最後まで失速し てはい
けないと必死でした。
語りはぶれなかったと思いますが、心が動揺していました。
だから、大反省会(涙)
いいわけはあります。
でも、言ったところで何になりましょう。
自分をよりむなしくしてしまいます。
2番目からのクラスはきちんと語りましたが、自分の未熟さに自分であきれます。
身動きもせず聞く子どもの率が高かったです。
もちろん、そうでない子どももたくさんいますが、耳が聞いているのが分かります。
要所要所は、それまで聞いていない子どもも振り向かせます。
そういう話だと手ごたえを感じました。
それなのに、一クラス目の子どもには申し訳ないことをしました。
これは、慢心なんだろうなと思います。
語り歴10年。
車で言うと、ちょっとなれてスピード出したいころ。
あと、おばあさんの部分、子どもは笑いませんでした。
妻が「私が美しいことをだれにもいわないで」というところ、数人ですが笑いま
した。
大人と子どもの反応の違い。
それと私の語り方の課題が出ました。
課題だらけですが、めげない!

音声を入れました  byヤン

HOMEの≪外国のおはなし≫のすべてに音声を入れました。
お話の題の後の♪をクリックしてくださいね。
PDFで載せているお話のテキストは、語るために再話してあります。
だから、目読しただけではおもしろみが分からないかなと思います。
それで全話に語りの音声を入れました。
いつもいつもよい録音がとれるとは限らないのが、つらいところ。
とちゅうでチャイムが鳴ったり、廊下でしゃべっている声が入ったり。
赤ちゃんが泣いたり。
ICレコーダーの置き場所もバチッと決まらないし。
バチッと決まったはずなのに、スイッチ入れるの忘れるし。
だいたいが、ライブは雑音が多くて聞きとりにくいです。
それで、子どもの反応がおもしろいものだけライブで入れました。
あとは静かな室内で語っています。
子どもがしきりにうなづいたり、身を乗り出したり、口をぽかんとあけたりっ
て、どうせ聞こえませんものね(笑)
話題の「かきねの戸」は3年生のライブ。
この話は、いくつも録音をとったのですが、どれもこれも笑い声が大きすぎ。
で、この録音は、ICレコーダーをわたしのほうに向けてとりました。
おかげで子どもの面白い発言がとっても聞きにくいです……
「こびとの贈り物」は2年生のライブです。
子どもたち、いっしょに歌ってるでしょう。
この話はどこで語ってもいっしょに歌いますね。
おはなしが終わってからも歌います。
道で会っても歌ってくれます♪
「ジャックと豆の木」も2年生。
子どもたちがかなり緊張していたので、テキストを少し変えて、恐い部分を
ちょっとだけゆるめて語っています。
再話しながら語ってるって言ったら、また騒ぎになるんやろうなあ(笑)
まあ、テキストを見ながら音声を聞いてみてください。
「三びきのくま」「六匹のうさぎ」は1年生です。
良くも悪くも、子どもたちがどのように話を聴くのかを、考えるための参考にし
てくださいね。
録音の仕方とか、よい知恵や工夫がありましたら、教えてください。
  ヤン

屋根裏の寄り合い3月  BYヤン

きのうは、私が所属するおはなしサークル主催の寄り合いでした。
語られたお話
「鳴いてはねるヒバリ」『お話のろうそく6』東京子ども図書館
「水晶の小箱」『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社
「おむすびころころ」『子どもに聞かせる日本の民話』実業之日本社
「天までとどいた木」ババ・ヤガー語りの森
「あくびあや太郎」『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』松岡享子作
「まぬけなトッケビ」『おはなしのろうそく30』
「ものいうなべ」『ものいうなべ』岩波お話の本
「雪娘」『日本の昔話5』福音館
来た人から順に黒板にお話を書いてエントリーします。
長いしっかりしたお話が多かったので、時間内にこれだけしかできませんでした。
でも、めっちゃ充実していました。
せっかく来てくださったのに語れなかった方々、申し訳ありませんでした。
来月、聞かせてくださいね。
Mさん、新刊絵本ありがとう〜
これがまた面白いんですよ。
  ヤン

児童館でのおはなし会  byぽん

ぽんです。
今日は某大型児童館でおはなし会をしました。
ここは、私と某お話仲間3人が2011年の冬から年に2回のペースで
おはなし会を行ってきました。
半ば偶然のような形で、おはなし会の場を手に入れたのですが、
その後ずっとこのペースでお話会を続けられているのは
本当に奇跡のような気がします。
時間は30分。
会場が大きく、人数も多いのでピンマイクを使っています。
会場は平床のホールです。
なんと床には床暖が入っています。
ホール自体の反響の具合が人の声にとってとても良い感じで、
もう少し人数が少なければマイクなしでも大丈夫だと思います。
実際に第1回の1回目は(2回講演です)マイクなしでやりました。
ろうそくあり。プログラムは語りと手遊びだけです。
プログラム
語り 「マーシャとくま」 同名絵本 福音館書店
語り 「お月さまの話」 おはなしのろうそく25
手遊び 「だせ、ほせ、からかさ」 (福井県の手遊び)
語り 「金いろとさかのおんどり」 おはなしのろうそく3
私は「マーシャとくま」を語りました。
なんと、1回目72人(1/3ぐらいが大人)
2回目92人(1/5ぐらいが大人)
大人の方は、何となくお疲れモードで会場に入って来られるのですが
寝てしまう方はほとんどなく、みなさん本当に熱心に聞いて下さいます。
途中で出て行かれる方も、赤ちゃんが泣いたりする場合を除けば、ほとんどいま
せん。
おはなし会経験者はいつも数名。10人以下です。
子ども達の年齢は0才〜8才ぐらい。
今日も本当に楽しい時間を過ごすことができました。
ここでの語りは、何のストレスも無く一話語れるので、
おはなし会終了後も、気持ちが晴れ晴れとしています。
そして、次の日程の約束も出来ました。
次は今年の冬です。
嬉しい限りです。

かきねの戸   by ジミー

地元小学校の三学期のお話会が始まりました。

3年生で、HPの外国のおはなしにある「かきねの戸」をMさんが語られました。

おはなしに反応して、子どもの口からとっさに出る言葉はどれもおもしろくて素敵ですが…

この時のは、書かずにはいられない(・∀・)

(おしっことうんこを落とした後)「次はおならや」
「雷落ちる」
「おしっことうんこ、この二つ最強や」

ゲラゲラ、ワーワー、その中でこんなん言うから、もうおかしくておかしくて(≧∇≦)

そして、この話を語れるMさんに、賞賛とジェラシーを送らせていただきます。

「かきねの戸」最強かもしれません!