日別アーカイブ: 2015年4月11日

選挙、行きましょう  byヤン

統一地方選ですねえ。
町なかでも住宅街でも、駅前でも、いきなり政治が目に耳に飛びこんできましたね。
ふだん市町村や都道府県の政治家さんたちは何をしておられるのでしょう(笑)?
もちろん、政治をされているのですよ。見えないだけで。
あ、見えるときはあります。たいていは悪いことをしたとき。
それと、新聞やテレビでしょっちゅう見る人は、国政のてっぺんいる人と、あと
はマスコミ受けのする人、かな。
でもね、スーパーで買い物するときの財布の中身は政治と直結しているのです
よ。いうまでもなく。
この魚、ほんまに安全?抗生物質使っていない?海の化学物質で汚染されていな
い?放射能は大丈夫?生産国の人たち、ちゃんとこれで食べていけて る?
ほら、台所から政治は始まる。
70年前、女性は選挙権がなかったってこと、ご存知ですか?
こ〜んな大事なことを決めるのに、女の人は参加する権利がなかったんですよ。
なんていうことでしょ!
この権利を手に入れるために多くの女性が戦いましたね。平塚らいてうとか、中
学校の教科書で習いましたね。
そして、第二次大戦の敗戦が決定的だった。日本だけでも何百万人もの命が失わ
れた。
歴史ってひとことで言うけれど、ひとりひとりの「個人の歴史」の束としての歴
史って思うことがあります。
選挙、行きましょう!
明日お出かけの人は、今日、行っときましょう。
わたし、期日前投票したよ〜
  by ヤン

ご参加ありがとうございました。 byぽん

ぽんです。
本日はストーリーテリング基本講義「おはなしをえらぶー「手なし娘」をめぐっ
てー」に
お越しくださりありがとうございました。
欠席の方もほんの数名で、ほぼ満席で講義を開催することができました。
本当にありがとうございました。
講義では、今私たちが語っている昔話は「再話されたもの」であること
また、外国の昔話では再話された後、さらに「翻訳」という行程を経ていること
を確認した上で
沢山の類話の中からどの再話を選ぶのか、という問題を考える手立てを教えて頂
きました。
「手なし娘」、本当に沢山の類話がありましたね。
びっくり。
しかも、ヤン先生がそれを全部読んだ上で、
今回語られた2つを選ばれたこと、
また、その過程で分かったことを、類話比較出来る表にされていたこと、
本当に、びっくり、の連続でした。
ここで告白しますが、
今日のヤン先生の二つの語り、どちらも初出しだったんですよ。
気づかれた方いらっしゃいました?
初出しで、あの語り。
本当にすばらしいですよね。
やはりあれだけの類話を読まれ、調べられたからこその、語り。
ただ、覚えて語ったのではない、厚みを感じられましたよね。
私たちは(いや、私だけかな)ついつい、《ろうそく》とか《こぐま社》とか
ごく限られた出典の中からだけで、安易にお話を選んでしまってますよね。
しかも、場合によってはその2シリーズの中での比較もしない。
「私のグループではみなさんこの出典から語ってはるから・・・」
なんて理由で安易に選んでしまっています。
でも、それでは薄っぺらな語りになってしまう。
私たちの置かれている立場、
口承という流れの中にいる、と考えると、そんな態度で良いわけはないんです。
そんな気持ちで、子ども達(聞き手)の前に立っていいのか、ということですよね。
今、自戒を持ってこれを書いています。
努力しましょう。
小澤先生のお言葉にあるように
「私たちは伝承の途中にいる」
のですから。
この言葉を忘れないでいましょう。
ヤンさんの10分の1でもいい、100分の1でもいい。
昨日よりもさらに今日、今日よりもさらに明日、
努力しつづけて、子どもの前に立ちましょう。
そう誓いながら、京田辺から電車に乗って帰ったぽんでした。
改めて・・・
ご参加くださったみなさま、ありがとうごさいました。
次回の講座のご案内、近々アップ予定です。
また、よろしく。