ぽんのまね。
というか、4、5月のは面倒だから書かない。
今日の分だけ(笑)
5年生の授業。45分。2回
「灰かぶり」 『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店
「かも取り権兵衛」 『日本の昔話②したきりすずめ』おざわとしお再話/福音
館書店
「ありとこおろぎ」 村上郁再話/ババ・ヤガー語りの森
ミニブックトーク「声に出して楽しもう」35冊
「灰かぶり」は、今日初めて子どもに語りました。
この子たちは、去年から学期に1回聞き始めたばかりなので、20分ちかい話、
聞けるかどうか冒険だったのですが、とっても楽しめました。
わたし「みんながよ〜く知ってる話とちょっと似てるから、ようきいてや」
・・・・
わたし「この新しい妻には娘がふたりありました」
子ども「シンデレラ!」
いま、映画が封切られていますね〜
でも、知っているはずの話が、別の筋立てで進んでいく、しかも小澤再話をさら
にこの子たち向きに19分に凝縮してあるので、その集中力の見事なこ と(笑)
口を半分空けて(笑)
新発見
↓
灰かぶりが鳥たちを呼ぶ唱えことば「やさしい鳩さん、キジバトさん……」で、子
どもたちの背筋が一斉に伸びた。おおっ!
灰かぶりがハシバミの木に「木よ、枝をゆすっておくれ〜」
おおっ、ここでも!
王子が娘を連れて城へ帰るとき鳩が歌いますね「クックックー、見てごらん……」
背筋をすっと伸ばして耳をそばだてて聞くのです。
しかも、2回3回と繰り返すのを期待しながら。
う〜ん、そうなんや〜
王子の持ってきた靴を、新しい母親の娘たちがはこうとしたら、小さくてはけない。
で、足の指やかかとを切りおとしますね。
あの場面は、衝撃だったようです。
特に女の子で耳をふさいだ子がいた。
たしかに、血を見ると気が遠くなる子どももいますからね。
それで、できるだけ軽く、下の娘の時は血の水位をあげないで語りました。
話が終わって、自分たちの知っているシンデレラとどう違うか、舞踏会に三回も
行った〜とかひとしきりしゃべってましたね。
わたしが「200年も前はアニメもビデオもなかったからね、みんな、お話で聞
いて楽しんでたんやね。そやから、足切ったっていうても、聞けるで しょ。こ
れがアニメとか人間のやるドラマやったら、恐くて見られへんよね」って、いっ
たら、とっても納得していました。
「あんまりリアルに想像せんように」って言ったら、耳をふさいでいた子が笑っ
ていました。
女の子たちが一番うれしそうにしていたのが、ダンスの場面。
王子さまの「この人は僕と踊るんだ」
三回も繰り返してもらって、ああ嬉し(笑)
男の子も喜んでいましたよ〜
子どもたちに新しい話をするときは、ドキドキするけど、よろこんでくれると幸
せです。
寿命が3年ほど伸びた〜
ヤン
いいなぁ!いいなぁ︎
私も5年生になってヤンさんのおはなし聞きたかった~!!!
もうちょっと生まれるのが遅ければ…
(ちょっとか?)
あと、ブックトークの本も気になります~
あと、以前に紹介頂いた『012歳の赤ちゃんの絵本』とってもステキです~!2度にわたり、合計30冊ばかり送って頂いたのですが、スタッフで分けたり、出産する知り合いにプレゼントしたいから追加とか、赤ちゃん親子が集まる場所で自由に見れるように、置いときたい、とか、大好評です~!
どのくらいの月齢の子に読んだらこんな反応をするよ、とか、赤ちゃんと遊びたい時はこの絵本!とか実践に基づいて書いてあるので、支援者としても、若いママにもすごく参考になります~!カラーで本の表紙が載ってるのもすごくきれいだし!どこの自治体もブックスタートの時、この本も添えてあげたらいいのに!と思うくらい~!
ヤンさん、ありがとうございます~!
かぶさん
コメントありがとうございます。
赤ちゃん絵本のリスト、本当に使い勝手がいいですよね~
京庫連のみなさま、ありがとうございます。ブログ、読んでくださってますか~?
ブックトークは、斎藤孝の声に出すシリーズと、日本古典文学の、主にマンガや絵本です。
新しい5年生の教科書に「はるはあけぼの」やら「祇園精舎」やらが出てくるのでね。
ヤン
私も「この人は僕と踊るんだ」の場面が好きです。おばちゃんも昔は少女だったのです。
そして、その少女だった頃の感情は、実は心の底の底に、まだしっかりと残っているのです。
だから、そんな文章に胸キュン。
で、胸キュンした自分にびっくり!!
すみませんm(_ _)m!
本のタイトル間違えておりました!
『0歳・1歳の赤ちゃん絵本』
ですね。大変失礼致しました。
このリスト本当にいいですよ~
(^o^)︎
「灰かぶり」は1,2年生でも聞けると書いてある本もありますが、やはり思春期、と、昔の少女は思うのであります。
ヤン