7月と9月の2回セットで行われたワークショップ「おはなし会のプログラム」の報告です(^^♪
㋈23日(金)が第2回目で、参加した7グループが考えたプログラムについて、実際にいいところ、悪いところを見ていただきました。
各グループのプログラム概要は以下の通りです。
い組
聞きなれた4年生(25人)に、授業時間(ゆとりの時間)45分間、教室で。目的:しっかりお話に耳をかたむけてもらいたい。テーマ:秋
ろ組
おなじみの6年生(25人)に、授業時間45分間、図書室で。目的:物語を楽しむ。テーマ:なし
は組
小学校高学年(1クラス35人前後)に、授業の1時間。目的:「命のつながり」を感じとって欲しい。テーマ:命
に組
6年生(40人位)に、各教室で。目的:成長をメインにして、大自然と生き物の美しさを伝える。テーマ:成長、自然、動物
ほ組
毎月行っている小学校の1年生(20数名)の春に、授業時間に教室で。目的:はじめて聞くおはなし会。うれしく、楽しいものに。テーマ:自然の声に耳をかたむける。
へ組
1年に1度、冬に行く小学校の1年生(30人位)に、授業時間に視聴覚室や和室で。目的:物語を楽しむ、本とつなぐ。テーマ:なし
と組
1学期と2学期に1度ずつ行く小学校1年生(30~35人)に、授業時間に会議室で。目的:いろいろなおはなしを聞いて楽しんでもらう。本に興味を持つようにつなげていきたい。テーマ:なし
い~は組の3グループが、提出したプログラムの通りにみんなの前で実演し、その後プログラム資料を見ながら批評・検討、に~と組は実演無しの批評・検討をし、時間いっぱい真剣にみんなで勉強しました。
今回は、プログラムの組みかたの勉強でしたから、おはなしの語り方についての内容は除外なんですが、い組とは組の4人のお姉さまの語りに大変感銘を受けましたので、感激のあまり書かせていただきます。
声の大きさ、滑舌、よどみなさ、間の取りかた、何をとっても聞きやすい抜群の安定感! 4人のお姉さま方が、今までどんなに努力されてきて、言葉の一つ一つを大事に丁寧にして語られているかを感じながら聞かせていただきました。言葉で人に伝えるということは、熱意だけでも技術だけでもうまくいかないんだなと改めて感じるとともに、両方が備わってうまくいく語りを目の当たりにし、私は幸福にお尻が浮きそうでした。勉強会なのに、こんなに幸せに聞いていていいのか!という位の幸福感を感じつつ、同時に、(ああ、自分がお姉さまの年齢になったとしても、絶対こんな語りはできない。長く語ればよくなるというものではないのだ)ということを思い知ってショック!
現に、4人のお姉さまのうちのお一人は、私と語り手キャリアがほぼ同じなのを私は知っております( ;∀;) さあ、どうする私!(そして、「どうする~」のエコーが延々と続く…)
そうです、プログラムです。
私は最後のと組でした。メンバーは3人で、持ち話の中から一生懸命考えました。提出した時点で、自信は全くありませんでした。「これでよろしいか? さあ、みなさま、ヤンさん、どうかどこからでも突っ込んでください、そして正解を教えてください<m(__)m>」状態で臨みました。結果は…
①芯になるおはなしがない。
②(1年生の場合)テーマはなくてもいいけれども、なんでも放り込むおもちゃ箱になっているのがダメ。
なるほど、よくわかりました。そのうえ、どんな話を芯に持ってきたらいいのかもたくさん教えていただき、芯が決まれば2番目の話、絵本やおまけの話も組み合わせ、改造レベルアッププログラムを教えてもらいました。こんなうれしいことはありません!
ありがとう、ヤンさん!
ありがとう、ご意見下さったみなさん!
と組はこれからも頑張ります!!\(^o^)/
そして、と組以外の組のみなさん、聴講されたみなさんも、よかったらコメントをお願いします。各組それぞれにいい内容の検討があったんですが、かなり長くなりましたので、これ以上はもう書けません。
よろしく(バタリ)