朝晩がめっきり寒くなり、起きるのがつらい季節になって参りましたね。
気付けば12月。師走です。わあ、年賀状用意してない、クリスマスツリーも出してない!
さて、12月の日常語講座は、
〈語り〉
「犬と笛」 『子どもと家庭のための奈良の民話一』
「どっこいしょ」 『日本の昔話5』
「化けものをひとくち」 『日本の昔話1』
〈テキスト〉
「舌切りすずめ」『日本の昔話2』
「かたつむり」 『語りの森HP』
今回も一話ずつじっくり確認していきました。
⓵ 【倒置法は語りに向くか】
聴き手は耳に入る順番にイメージしているので、これは難しそうでした。
ただ、接続のしかたによってはいけるみたいです。
⓶ 【擬態語(オノマトペ)は日常語に変えられるか】
昔ばなしらしい表現「行くが行くが行くと」
スズメの舌を「ぽつん」と切る。
「舌切りすずめ」から例を引用してきました。
10月の日常語講座でも話題になりましたが、擬態語はその土地・地方での独特の言い回しやリズム、音のおもしろさを感じられる部分だと思いました。
そういった言葉や言い回しをそのまま使うことにより、自分のものにできたなら、自分の語彙を増やすことにもなりますということでしたよね。
ただ、この件については、「そのまま使い、日常語には変えない」、「自分の日常語に変える」は安易に判断できず、ケースバイケースな面もあり、いつも答えは出ません
(;´・ω・)
なので、標準語のテキストのなかで、わざわざ標準語に変えずに残してある部分の再話者の意図を考えつつ、「そこんところ原話ではどうなってるの?」と原話を確認する・・・といいのではないかと初心者もっちは、先輩方の熱い討論を聴きながら思いました。
ヤンさん、こんな感じでいいでしょうか~?
代理レポのもっちでした。