日別アーカイブ: 2018年7月5日

7月第1週のおはなし会🎋

2日(月)

支援学級 朝学習
絵本『ばったくん』五味太郎/福音館書店
絵本『わにわにとあかわに』小風さち文/山口マオ絵/福音館書店
絵本『ごきげんななめのてんとうむし』エリック・カール/偕成社
絵本『らくちんらくちん』高畠純/アリス館
もう一冊『だるまちゃんとキジムナちゃん』を持っていったんだけど、時間切れ。
子どもたちは「え~っ」と不満顔でしたが、あとで先生に読んでもらうことにして、教室に置いて帰りました。
わたし「かこさとしさんってしってる?」
子ども「知らん」
わたし「ほら、だるまちゃんのシリーズ書いた人やん」
子ども「てんぐちゃんとか、かみなりちゃんとか? 知ってる!」
ま、これも、ちょっとしたブックトークね。

小学6年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「三本の金髪を持った悪魔」『語るためのグリム童話』小澤俊夫編訳/小峰書店
おはなし「きつねの小判」『日本の昔話1』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
おはなし「おどるがいこつ」『日本の昔話1』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
ブックトーク「平和」
先週の残りの二クラスね。
ブックトークでは『ヌチヌグスージ』を始めに紹介して、私たち一人ひとりの命が今ここにある奇跡を実感しあったの。ちょっと感動するよ。

3日(火)
中学1年 朝学習
詩「すてきなひとりぼっち」谷川俊太郎『すてきなひとりぼっち』童話屋より
おはなし「酋長カイレ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
中学校に入って最初のおはなし会。懐かしい笑顔がそこここに💗
カイレは、子どもに初めて語りましたが、ストーリーが進むにつれて、子どもたち、どんどん前のめりになっていきました。
眼が完全に物語の世界に入っているの。
確かに私も好きな話だから再話したんだけど、こんなに子どもの心をつかむ話だとは思わなかった。
ひとりの男の子は、最後のところで鼻をすすってたよ(風邪じゃなくってね)。

4日(水)
幼稚園4歳児 一クラス
てあそび「ろうそくぱっ」
おはなし「ギーギードア」『おはなしはたのしい』たなかやすこ
てあそび「ろうそくぱっ」
子ども「明日、すごい雷やった!!!」
わたし「そやったねえ(きのうだよ、ふふ)」
子ども「きょうも、雷なるよ~」
わたし「たいへん・・・」
子ども「ろうそくつけよっか!」
わたし「そやね。はい、ろうそくぱっ🎵」
おはなしのおばちゃんは、完全に子どもに仕切られております(笑)

5日(木)
警報☔が出て学校はお休み。やるはずだった小学3年生のプログラム、未練たらしく涙ながらに書いておきます。
おはなし「三つの五月のもも」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「たにしとたぬき」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話(仲間)
おはなし「てんとうむしのおじょうさん」語りの森HP《外国の昔話》村上再話(仲間)
おはなし「カンチルとワニ」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
ブックトーク「身近な自然」

7月の日常語による語りクラス🌂

今日も雨です。
昨日は雨が激しく降ったかと思うと曇りから晴れになり、それを一日に何度も繰り返すというストレスフルな一日。
それで景気づけに、以前バナナ大福を見つけたお店に、こんどはレモン大福を買いにいきました。
でも、両方ともありませんでした(´;ω;`)
もう期間は過ぎていたのです。
今のイチ押しは、冷やし白玉大福でした。
モチロン買いました。
そしてほかの商品も買いました。(その意志の弱い買い方はだめなのでは?)

今月の日常語による語りクラスの報告です(^^♪
語り
「笑という字」 『ナーミンのための奈良の民話』村上郁/再話
「あめは毒」 『日本の昔話3』福音館書店
「三枚のお札」 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上郁/再話
「こんび太郎」 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上郁/再話
「なぞ問答」 『日本の昔話1』福音館書店
テキスト
「豆っこの話」 『日本の昔話2』福音館書店
「まほうの鏡」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上郁/再話
「いうなの地蔵」 『日本の昔話4』福音館書店
ヤンさんの語り
「駅前の自転車あずかりのはなし」

「三枚のお札」の語りについて、語り手さんが「まあだだ、まだだ」の言い方が難しいと言われました。
どういうふうに言ったらいいのか悩んでおられる様子でした。
この部分も含め、「三枚のお札」は小僧さんが逃げて逃げて、何度も危機を脱して和尚さんのところにたどり着くのが息をのむ面白さです。
ですから逃げるところをよく練習して本番では、かまない・まちがわない!
そして、聞き手のハラハラする気持ちの速度に合わせて、語るスピードも速く遅くを自在にできるようにしておくのがいいとのことでした。
はじめから、語り方を決めておくより、自在に合わせられる練習を怠りなくということですね。
わたしはこのおはなしをまだおぼえていませんので、本当に取り上げてくださってラッキーでした。
教えていただいたことを踏まえて、あとは覚えるだけ(*^-^*)

テキストでは、「まほうの鏡」がでました。
これはギリシアの昔話です。
それを広島の言葉にされています。
広島の言葉は、その地方で生活した人でないと分からない言葉もありますが、そうではなくて誰でもが理解できる広島の言葉にされています。
わたしの印象では、〝やわらかい広島弁〟という感じです。
とはいえ、広島弁には変わりないのですが、ギリシアの昔話を違和感なく聞きました。
わたしはまだ、外国の昔話を関西弁にはできないです。
その反対で、外国の話のなかで、わざわざ共通語アクセントで覚えるおはなしもあります。
覚えるときに、自分がおはなしの世界に入れないからです。
日常語による語りクラスでは、原則として日本の昔話を日常語にすることになっています。
「まほうの鏡」のかたは、超ベテラン語り手さん!
やはり、力量の差かと遠くの一点を見つめるわたし…(笑)
日常語による語り、昔話の語法、カメの歩みでも地道に続けて精進するしかございません!

忘れてはいけない「駅前の自転車あずかりのはなし」
これは怖い話ですが同時に爆笑ものの話でもあります。
聞けたみんなは大喜びでした!!
でもね、これは語るとなると、とっても難しいと思います。
ヤンさんだから面白いんだというのはあると思いますよ。
どう難しいかはたくさん説明できるけど、本番は一回だからわたしは滑るのが怖い(笑)
おはなしの姿にあった語り方というのも、精進です!

今回のブログは、病欠のかぶちゃんのかわりにジミーが報告しました(`・ω・´)ゞ
かぶちゃん、「お薬飲んで、早く良くなれ」←(田村正和の昔の風邪薬のCM調で←古い、誰も知らん)