月別アーカイブ: 2019年5月

5月度 初級クラス

他の方も書かれていますが、10連休は長かったですね~私はご飯を作っては片付けの繰り返しでうんざりでした・・・子ども達も宿題が多めに出ており、3連休ぐらいがちょうどいいとぼやいていました。

さて、長い連休で初級の皆さんは練習する時間があったのでしょう(^^)完成度の高い楽しいおはなしが沢山きけ、今月も楽しい勉強会となりました♪

では、報告です。

①ものをいう卵  『語りの森HP』/村上郁 再話

以前、句読点でとぎれることを指摘され、その点に注意しながら語られました。

おばあさんの家でブランシにお米を渡す場面、

それから、おばあさんは、ブランシにお米をひとつぶわたして、「これをすり鉢に入れてすりこ木でついてごらん」といいました。ブランシがとつぶのお米をすり鉢に入れてすり木でつくと、たちまち、すり鉢はお米でいっぱいになりました。

修飾語がある場合、どの言葉が重要なのかを理解して語らなければいけません。一回目はブランシの目に見えたもの「お米」が大切であり、二回目は「ひとつぶ」がいっぱいになったことが重要ですので、「ひとつぶ」を立てて言う必要がありますね。

また、「やがて」「そして」「それから」など、接続詞は目で見る(読む)ためにあり、語るときは間でかえることができます。ですので、接続詞は強調せず、その後の文を丁寧に語りましょう。

②魚と指輪  『子どもに語るイギリスの昔話』/こぐま社

昨年12月の入門講座に発表されてから、約半年間あたためられ、今回の発表となりました。指輪の言い方が変わるので覚えにくかったそうですが、途切れることもなく、2回目の発表とは思えないほど、素敵な語りでした。

③地主の頭は何斤か  『子どもに語る中国の昔話』/こぐま社

まずはじめに、「斤」が中国の重さの単位であることを説明してくれました。

二人の兄弟がよそより多くお金を払うという大地主の家で働くのですが、1年経つと難題を出され、解けなければお金を払わないと言われます。先に兄が働きにいきますが、問題が解けず、無一文で家に帰らされます。翌年に弟がいき、見事地主をやりこめ、兄の働いた分までもらって帰るという痛快なおはなしです。

ヤンさんから、「このおはなしの姿(『ノート式~』P32参照)は何でしょう?」と質問がありましたが、私達が答えることができず・・・これは社会的地位の低い人が知恵を使って、高い人をまかす「笑い話」です。それを理解して語ると、地主の言い方も変わってくる、とのアドバイスでした。

④米山薬師  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/語りの森

2回目の発表で、怖く語ることを意識されました。

声を低く、ゆっくり語るほうが恐怖感が出てきます。茶屋のおばあさんの言葉「あんなところへ行くと、帰ってこられなくなるぞ。~」はもう少し怖く語るほうがいいでしょう。逆に次郎が穴の中に葉を入れ、火をつける場面はもう事件が解決した後のことですので、軽く語ればいいそうです。

⑤鳥のみじいさん  『日本の昔話3』/福音館書店

1年生の初めての授業のおはなし会に語ろうと覚えました。「じさ/ばさ」は口になじまないので、「じいさん/ばあさん」に変えました。

「みたこともないきれいな小鳥が、ぷあぷあぷあーと飛んできて、」の文で一番重要な言葉は、小鳥です。を立てて言うように意識しましょう。また、じいさんがあくびをする場面は「ふああ」と言うのではなく、実際にあくびをするといいそうです。

鳥がじいさんの腹の中へ飛びこむ場面、「そのとたん、鳥がぷあぷあぷあーと飛んできて、じいさんの腹の中へとびこんでしまいました」とありますが、口からじいさんの腹の中へと「口から」を付け足すと、小さい子ども達はよりイメージがしやすくなるでしょう。

最後の「それからというもの、じいさんは毎日、へその羽をひっぱっては、町じゅう、うたって歩きました。」とありますが、歌っているのは腹の中の鳥です。この書き方だとじいさんが歌っているようにもとれるので、ヤンさんは「うたって」を省いているそうです。

⑥めしを食わないみいさん  『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』/語りの森

1年生から6年生までの子ども達が入り混じった場で語るそうです。1年生には分かりづらい言葉が出てくるが、その場で上手く説明ができるか心配されていました。

「蛇(じゃ)」→「へび」、「梁」→「天井」と言葉を言い換えて語ればいいそうです。「五升めし」はたくさんということが分かればいいのですが、「炊飯器10個分」と説明すれば、分かるかなと言われていました。本番でも説明するなら、入れながら練習をしたそうがよさそうですね。

よめさんがにぎりめしを頭の口の中へ入れるときの「しっとんしっとん」や、よめさんが鬼になって追いかけてくるときの「ブーンブーン」などの擬態語はイメージをしっかり持ち、聞き手に恐怖感をあたえましょう。

⑦ハープをひくハチとネズミとゴキブリ  『子どもに語るアイルランドの昔話』/こぐま社

若者がおっかさんと二人きりで暮らしていますが、悪天候で食べるものに困り、おっかさんに頼まれて若者が牛を売りにいきます。しかし、市場にいた男とつまらないものと取りかえてしまうという、「ジャックと豆の木」と同じ導入です(若者の名前もジャックです)。しかし、手に入れたハープ、ハチ、ネズミ、ゴキブリの音楽と踊りで、7年間一度も笑ったことのないお姫さまを笑わせ、最後は結婚し、幸せを得ます。

ハチが小さい小さいハープをひき、ネズミとゴキブリが、後ろ足で立って、ハープに合わせて踊る姿、想像するだけで楽しいですね。

若者が牛を売りに行く3回の繰り返し、お姫さまを笑わせる3回の繰り返し、テキストは少しずつ言い方が違っており、覚えにくかったそうです。子ども達にとって3回の繰り返しは分かっていても、予想していたことが当たって楽しいものですが、言葉が出てこない間や言い直しは、おはなしから離れてしまいます。

長いおはなしは構成を十分に理解し、体力も気力も必要です。これは長いおはなしでなければ経験できませんので、無理とは決めつけず、初級の皆さんもどんどんチャレンジしましょう!

☆ヤンさんによる語り  だんごころりん  『語りの森HP』/村上郁 再話

次回初級クラスは6月11日、中央図書館・会議室(集会室前の狭い方のお部屋)です。その前に来週火曜の 語りの森 総会でお会いしましょう。

ついて行けない。自信がない😅

買い物に行った。
その日はメール会員だけが全商品5パーセント引きになるすばらしい日だ。
かごにどっさりおいしい物や日用品を入れて、ケータイを準備してレジに並んだ。
いつも5パーセント引きメールを開くのに手間取るので、ちゃんと準備して並んだ。
レジのおにいさん「きょうはメール会員の日です」
わたし「はい!」とさっと差し出す。
レジのおにいさん「これ、違いますけど、まあいいです」
え?
メール文をよく見ると、こう書いてあった。
・・・5月15日(水)学童のおはなし会、よろしくお願いいたします・・・
ぎゃ~
あわててメールをさがし出してやっとのことでさし出した。
まあいいですって言ってくれているのに💦
おにいさんを待たせて申し訳ないと、こんどはさっと、ポイントカードを差し出す。
レジのおにいさん「これ、違いますけど」
ああ、イコカを渡していた。
まあいいですとは言ってくれなかった。
Oさんごめん。あなたのメールをレジのおにいさんに見せてしまった💌

5月の日常語による語りクラス🐶🐈

今年度から、日常語クラスは奇数月の開催になりました。
5月のメニューを報告します。

語り
「師番の赤馬」 『日本の昔話2』福音館書店
まもなく行われる語りの森総会にこの話でエントリーされていますので、気合を入れて練習されてきたことと思います。
完成度が高いというか、総会が明日でも語れるような滑らかさでした。
おみごと!
ちょっと悲しい話ですが、語り手さんのやさしい暖かい語り口がその悲しさを和らげてくれているようです。
総会でもう一度聞けるのが楽しみです!(^^)!

「おんちょろちょろの穴のぞき」 『日本の昔話5』福音館書店
ステージ型の語りをされるかたですので、テキストもひと味もふた味も違うものになりました。
日常語にテキストを変えるというのは、どれも自分だけのテキストにするということですが、語り手によってこんなにも違うのだというのを実感しました。

「めし食わへんよめさん」 『語りの森昔話集1』語りの森

すでに、3年生に語っておられました。冒頭に出て来る木こりが分からない子どもがいたそうで説明を入れたそうです。
そして途中で出て来る5升のご飯の量も分からない子どもがいたので、これも説明したそうです。
日常語で語ると、説明とおはなしの境が分からないから、おはなしの世界にいる状態のままに説明も済ませてしまえるので、「ああ、便利で楽♪」なんですよね。
おはなしの世界が壊れるので説明は極力したくないですが、ほんとに自然に説明できますよね。

「犬と猫と金のえびすさんとだいこくさん」 『日本の昔話3』福音館書店
犬と猫が宝物を口にくわえながら川を渡っているところや猫が宝物を落とすところ、くっきり聞き手に分かるように語るのは難しい話だなあと思いました。
そこをよく分かるように語ってくださいました。
猫が木に登る→鶴を脅す→鶴が川の中の亀に頼む→亀が取って来て鶴に渡す→猫に宝物が戻ってきて犬に怒られずに済む
っていうのが、面白いです。

「まほうの鏡」 『語りの森昔話集1』語りの森

改めて、面白い話だなと思いました。
「本で読んで面白いって知ってましたけど」なのに、やっぱり面白いんですよね。
そして今回のお勉強は、<最初に単語を間違えると、まるでボタンの掛け違いのように他のことも次々に崩れてしまう>です。
教訓ですね。
そして、名言です。
みんなが覚えがありますよね。
ちょっと間違えてしまうとそれが気になるので、他の言葉や簡単な言葉が出てこなくなってしまう。
みんなで再確認いたしました。

ヤンさんの語りは「竹の子童」(『語りの森昔話集2』語りの森)でした。
ちょうど今竹の子が出回っていておいしいですね。
まさに生活に密着した語りを聞かせていただきました。

テキスト
「まんのええ猟師」 『日本の昔話4』福音館書店
“まのいい”という言葉、いまの子どもさんたちにはあんまり分からないようですので、語り手さんの日常語である“まんのええ”もポピュラーではありませんが、両方分からないのなら日常語のほうにしておいたらいいということでした。
両方分からないんならしかたないですね。
テキスト本文が日常語になおしてあるんなら、タイトルも日常語にしたほうが統一性があるということでしょうか。
それもそうだと思いました。

語るときの姿勢について話が出ました。
勉強会の部屋にあるイスはコマがついていて、座席の部分は360度回ります。
語っているときに、どうも無意識に左右にイスが回って、体が揺れているようです。
語っているときに自然に体が揺れるのは気にならないが、イスごと揺れると気になる聞き手もいるということで、今まで目が慣れてしまっていて気づかなかったことだと思いました。
ではまた、次回までみんながんばりましょう~(^o^)/

5月第2週おはなし会🎏

長い連休が明けて、あちこちが再始動です。
今週は、小・中・高と、打ち合わせ諸々がつづきました。
例年に比べてちょっと出足が遅いのは仕方がないですね。
おはなし会もありましたよ。

9日(木)
幼稚園5歳さん
ろうそくぱっ
おはなし「さんびきのくま」語りの森≪外国の昔話≫
おはなし「だんごころりん」語りの森≪日本の昔話≫
ろうそくぱっ
「だんごころりん」は一クラスだけ。
「さんびきのくま」は、4歳のときにも語ったのですが、「知ってる」っていいながら喜んで聞いていました。
くりかえしが楽しいのですね~

10日(金)
小学2年生 朝の20分
おはなし「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子編訳/こぐま社
おはなし「竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話/語りの森
去年までは朝のおはなし会は15分でした。

長いお休みのあとで、しかも結構暑いので、なんとなく集中力にかけた感じでした。いや、おしゃべりしてるとか、ちゃんと聞いていないとかではなくってね。なんとなくフツーって感じ
おばちゃんも、ちょっとお疲れ(笑)

あっ!あれやで!

 今年のG・Wは10連休となりましたが、いかがお過ごしでしたか?
昨日も行楽日和のいいお天気でしたね! 
 が、しかし、晴れだろうが、雨だろうが、10連休だろうが、
毎週土曜日はおはなし会なのです!
今日は子ども4人、大人1人の常連さんONLY☆です。

 手遊び  「じゃがいもめだしたじゃんけん」
 おはなし 「おはなしのだいすきな王さま」
 おはなし 「かきねの戸」
 絵本   「みちくさしようよ!」 はたこうしろう・奥山英治さく
                  はたこうしろうえ ほるぷ出版
 手遊び  「さよならあんころもち」

ヤンさんの「はなしのだいすきな王さま」って、ほんと、た・の・し~・い!
そして、お客さん(館長さん用語)が、多かろうと、少なかろうと、関係な~い
んですね。いつもとおんなじ。ほんとすごいです!
だって、みなさん、このお話って、笑ってもらうの難しくないですか?
このお話は笑ってもらってこそのお話だと思うのです……。(私、反省中)
さて、
二つ目のおはなし。ヤンさんが「かきねの戸」というと、
常連さん、かぶせる勢いで、「あ!あれやで!」「あれやで!」
ヤンさん再話の、ほんとに何度も聞いたことのあるお話なのです。
でも、「あれやで!」なのね。
おはなしって、いつも新鮮なんですね!!
絵本もじっくりじっくりと読むことができました。