自由研究には向かない殺人😮👻

もう立秋も過ぎたのに、暑いですねo(≧口≦)o
危険な暑さやから、ずっと家にこもってます。
運動不足になるしあかんと思って、夕方ちょこっとウォーキングに行こうとしたら、誰も考えることはおんなじで、道は、ウォーキングやらジョギングの人が行きかってるのよ。
とうぜん、熱中症予防でマスク外すでしょ。
けど、うちの市は、コロナ感染者数が毎日100人前後なのよね・・・

ん、もう!
いつになったらこのストレスがなくなるのよ!!!

それでさあ、おもしろいミステリー見つけたらねえ、昨夜は午前1時過ぎまで読んじゃった~
自業自得の寝不足。

『自由研究には向かない殺人』ホリー・ジャクソン作/服部京子訳/創元推理文庫 2021年

児童文学なんだけど、真っ向勝負の推理小説。
ほんと、最近の児童文学っていうか、ヤングアダルトは、本気で面白い。

ね、これ、題名だけで十分面白そうでしょ~
主人公は高校生の女の子。
明るくて(両親と弟もめっちゃ明るいのよ)、正義感が強い、というより公平性に敏感で、頭がよくて、行動的。
だから、殺人がふたつも出てくるんだけど、ちっともおどろおどろしくないの。夜中まで読んでても怖くない。

現代の高校生らしく、あらゆるネット情報を使って犯人を絞り上げていくのよ。
で、必要と思ったら、体当たりでインタビューに行く。
それを自由研究のレポート形式でまとめながらストーリーが進むのです。
うまい!

もうひとつ、いいところは、罪を憎んで人を憎まず。
犯人は、決して悪人ではない。
だから、希望があるのね。

それと、肌の色の違いで偏見を持つこととか、いったん犯人の家族だとされたらとことん白眼視するとか、そういう世間に対してまっすぐに抗議する主人公が気持ちがいい。

シリーズの新しいのが出たからリクエストかけたよ~

 

 

4 thoughts on “自由研究には向かない殺人😮👻

  1. タイトルがいいですね~
    ご紹介ありがとうございます
    タイトルがおもしろかったり、自分好みだったら、それだけで手に取りますますもんね~
    前回の『荒野にヒバリ…』もタイトルが引き付けますよね!
    それにしても暑いです!
    雷と激しい雨、そして猛暑日
    涼しい部屋で読書がいいですね

  2. ほんとに、タイトルがうまいですね。
    翻訳だから、翻訳者のセンスなのかな?
    それとも、編集者のセンス?

  3. このブログを読んで、半年近く前に最初の10ページ程読んで積ん読状態なのを思い出しました!そして今日読み終わりました~!
    長い小説を読む体力がなくなったなあと思っていましたが、ミステリは別ですね。久しぶりに「読むために早く家事を終わらせよう」という気分になりました。主人公が魅力的なのはもちろんですが、その両親が素敵な人たちで、こういう親でありたいと思いました。新作が出るのですね~楽しみです。

  4. お~~、たぬこさん。おもしろかったでしょ~
    いま、新作『優等生は探偵に向かない』を読んでるところ。新作といっても、『自由研究~』の後日談から始まるの。なんか、またやばい事件に首を突っ込んでます。
    今回も、ピップの両親はすばらしい対応していますよ~

    これ、ピップ三部作になってるそうで、『優等生~』は今年7月発売。第3作もそのうち出るそうですよ。

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