日別アーカイブ: 2022年10月2日

ローカル列車の旅🚃その1

コロナ禍のなか、片手にシュッシュを持って旅に出た。

廃線が取りざたされている芸備線(げいびせん)と木次線(きすきせん)に乗りにいった。
新大阪:さくら号
↓ 山陽新幹線
岡山:特急やくも
↓ 伯備線
新見(にいみ)
↓ 芸備線
備後落合(びんごおちあい)
↓ 木次線
宍道(しんじ)
↓ 山陰本線
松江

出発した時は、雨模様でねえ。
お昼ごろ、新見まで来たはいいが、ここからあと芸備線は大雨のため徐行運転。ひょっとしたら運休になるかもとアナウンス。
わたし「ええ~!どれくらい遅れますぅ?」
駅員さん「こればっかりは雨に聞かないと分かりませんねえ」
わたし「木次線に乗りに行くんですけど。備後落合14:42に乗り遅れたら、次は17時ですよねえ??」
旅のおじさん「わたしも木次線に乗りに行くんですけど・・・」
駅員さん「うーん。問い合わせてみますので、ちょっと待ってください」

定刻発車でも1時間ほどの待ち合わせだったので、ここでお昼ご飯にした。
雨がパラパラ降る中、駅前の「きくや」食堂へ。
10人ほどしか入れない、ご主人ひとりでやっている昔懐かしい食堂。
備中そば 670円。
めっちゃおいしい。
普通、そばの具に玉ねぎとかニンジンとか入れます~?鶏肉と薄揚げも入って、そばもこしがあって、美味。

駅に戻ったら、
駅員さん「備後落合駅で、木次線宍道行きの列車が待っています」
すご!
待っててくれるんや!

ジーゼルの1両列車は新見を発車。徐行に徐行を重ね、ごっとんごっとん山の中を進んでいきました。
ときどき、窓に木の枝が当たって、ビシッと音を立てる。
たまに、村があって、どう見ても古民家が、ちらほら。
なつかしい。
最後の一駅で、列車は速度を上げた。一生懸命走っている。かわいい。
それでも、1時間の延着。

備後落合に着いたら、ちゃんと木次線の1両列車が待ってくれていました。
駅員さん「いらっしゃいませ!」
ええなあ、ええなあ。こんないい路線、廃止にしたらあかんで、JR西日本!

木次線は、1日3往復。
沿線は、まるで昔話の世界でした。
写真も撮ったんだけどね、雨の車窓の景色だから、どないもならん(┬┬﹏┬┬)
しかも、スイッチバックのあたりはすごい霧が出てね、きっと絶景なんやろなあと思いながら見つめていました。

とちゅう、亀嵩(かめだけ)駅に停まった。
ここは駅舎にそばやさんがあって、亀嵩そばが食べられるそうだけど、途中下車したら今日中に宿に着けなくなるので諦めた(笑)

木次線沿線は、出雲及び奥出雲地方で、たくさんの昔話が残っていたところ。
立石憲利先生の『出雲の昔話』日本放送出版協会刊にまとめられています。
《日本の昔話》では、亀嵩の語り手による「とりのみじいさん」を紹介しているので、ぜひ見てみてください。⇒こちら

 


新見発備後落合行き普通


備後落合駅


「やっぱり、芸備線がええよのぉ!」


待っててくれた木次線の宍道行き普通

 


木次線の車窓から


亀嵩駅