月別アーカイブ: 2023年10月

チラチラチラ~

さわやかな秋晴れのもと10月28日の図書館のおはなし会は😊
子ども5人 おとな4人

プログラム
手あそび どんぐりころちゃん
おはなし「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』瀬川拓男再話
絵本『どんぐりころちゃん』正高もとこ/鈴木出版
絵本『みらいのえんそく』ジョン・ヘア作/椎名かおる文/あすなろ書房
絵本『ハロウィンのかぼちゃをかざろう』パトリシア・トート作/ジャーヴィス絵/なかがわちひろ訳/BL出版
絵本『すきな たべもの おしえて』新井洋行/偕成社
手あそび さよならあんころもち

 今日じゅうたんスペースに来てくれたのは全員女の子。
くりくりの大きな目でヤンさんをみつめて、おはなしも絵本も楽しんでいました。
女の子のお父さんって、ほんとに優しく子どもに接していてほほえましいです。
お母さんも少し離れたところで一緒にきいてくれていました。
 ヤンさんの「チラチラチラ~」って、ほんとに高いところからきらきらきらきらと小判が舞い落ちてくるんです。
帰りにそんなような話しをしながら某スーパーへ向かう途中、なにやら足元にきらりと光るものが……
なんと「おはなしかめさん」をきいて10円拾っちゃいました!
お金が落ちているなんて今どき珍しいですよね😲

蛮勇⚡⚡⚡

きょうは朝から美しい秋晴れだった。
午後から雨が降るかもと、天気予報のお姉さんが言っていたけれど、信じられない陽気だった。

午後は歯医者の検診だった。
自転車をスーパーに置いてバスに乗った。
終点から徒歩2分の所に歯医者はある。
足の痛い身には、歩かなくてすむのはめっちゃありがたい。

歯の掃除したり歯石とったり、なんであんなに大きな音がするのかねえ。
上手に磨けていますよって先生がほめてくれた。
単純にうれしい(*^▽^*)

次回の予約を取って、支払いを済ませ、ふと振り返ると外はすごい風が吹きまくって葉っぱが狂ったように舞っていた。
いそがなくっちゃ、と思って外に出たとたん、ガラガラガラ、ピカッ!
どっしゃあと雨が降ってきた。

え~~~っ

バス停に、バスが止まっている。
乗り遅れたら、えらいこっちゃ、ずぶぬれになる!

走った!
走れないのに、走った!

乗れたけれど、ぬれた。
たった2分でずぶぬれになった。

10分少々乗って、降りたときはまだ降っていた、雷も鳴っていた。
覚悟を決めた。雷に撃たれて終わりかも。
勇気を出してスーパーまで走った。
あっれ~、信号赤になってるぅ(⊙x⊙;)

スーパーで買い物をして雨宿りしているうちに、雷がやんだ。
よかった!
雨は恐くない。
さて、スリップしないように、転ばないように、雨のなかを自転車で走った。
なんか、ひとりで盛り上がっていた。

帰り着いたとたんに雨が止んだ。
夫が玄関で傘持って立っていた。

わたし「勇気出して走って来てん」
夫「それ蛮勇いうねん」

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おはなしひろば更新しました。
アルメニアの昔話「ガムバール」
ちょっと感動ものです。

かたづけ小僧さん🤭😈

子どもが小さかった時、なんだかいろんな物がなくなると、「かたづけ小僧さんが持っていったんや」って、なんでもかたづけ小僧さんのせいにしてたのね。

かたづけ小僧さんって、だれ?

なんでも持っていくこびとさん。

ゆうべ、歯を磨いててね、はみがきチューブのキャップがポンと飛んで冷蔵庫の裏に入っちゃったのよ。
眠くて面倒だったから、「ああ、かたづけ小僧さんやな」
え?ちょっと違うと思うけど。
でもほっといた。
けさ、せんたくばさみがポンと飛んで、冷蔵庫の裏に反対側から入ってしまった。
いそがしかったから、「ああ、かたづけ小僧さんやな」ってほっといた。

朝ごはんの用意をしてる時、がりがりひいたコーヒー豆の粉にポンと手が当たってざざあと床にこぼれた。
「ああ、かたづけ・・・」
あかん、ほうきとぞうきんでかたづけた。

よく物を落とすのはなぜなんだろうと、しみじみ考える秋の日。

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今日の更新は外国の昔話「かしこいお手伝いの娘」
語ってくださいね~

秘密基地も更新してますよ~

 

 

10月の中級クラス

ヤンさんは目がらんらん、昨夜はほとんど寝ていないとのことでした。「夕方に濃いコーヒーをたっぷり飲んだからだと思う」と…。カフェインの力すごいですね。

ひねくれもののエイトジョン 『おはなしのろうそく33』東京子ども図書館

言うことを聞かないエイトジョンのおかげで、悪いことが起きます。その内容もクレッシェンドしていきます。最後、言うことを聞かなかったエイトジョンは魔法使いに「テーブルの油のしみ」にかえられてしまい、お母さんにごしごし拭き取られてしまいます。「いうことをきかない、ひねくれものの子どもには、いつもこんなことが起こるのだそうです」で、おしまい。語り手さんは、恐い話がテーマの時や、恐い話するよ~と前もって言ってから語るそうです。本能的に怖がりたいというものがあるのはある。それでも、語り手と聞き手の信頼関係ができていることが大事とヤンさんからお話がありました。

おはなしカメさん 『朝鮮の民話』太平出版社

語り手さんご本人の課題としては、聞き手が発した声に対して答えられるようになりたいということで、どうしているか、どうしたらいいかをみなさんで話しました。「うんうん、と目を合わせて頷くだけにしておく(その先を忘れるのがこわいから)」「それなに?と聞かれそうなワードに対しては答えを用意しておいて、答える」ヤンさんが子どもから教えてもらった事は「一言で返して、おはなしに戻る」こと。毎週のおはなし会の常連さんに「それなに?」と聞く子がいて、ある時その返しを長々やっていたら、「もういいからおはなしして」と言われたそうです。そして、おはなしを自分のものにしてしまえば自然と子どもの声に応えられるようになるとのことです。テキストについては、カメの死はさらっと優しく語る。ここで悲しそうな顔をする子がいる、そして、お墓を作ってあげるところでホッとする。そのイメージをする。

かきねの戸 『語り森昔話集1』語りの森

前もって「かきねの戸」の説明をする。かきねの戸のイメージをしっかりさせておく。そして、かきねの戸を外して森へでかけるところで、「え~そんなことするの」という反応があるとよい。木の上の二人が静かにしているその下で、どろぼうがいる緊張した場面、兄が「おしっこがしたい」という。この緊張の緩和で、笑いが起きる(桂枝雀の「緊張の緩和」論)。身をひそめるような語り方をすると、緊張が大きくなるので、さらに笑いの解放感も大きくなる。間の使い方も大事で、間を置くことで「次は何を言うかな?」と考えさせる。おしっこ<うんこ<戸 期待も大きくなる。自分と聞き手の関係でどんな風に語ったら楽しむかなと考えるとよい。

とびこみの語り

かにかにこそこそ 『日本の昔話2』福音館書店

はえの御殿 『語りの森昔話集5』語りの森

ブレーメンの音楽隊 『語りの森昔話集4』語りの森

ヤンさん

美しいワシリーサとババヤガー 『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館

今回もたくさんのおはなしを聞かせてもらいました。この学びと実践と反省の継続は、語り手それぞれをゆっくり着実に育てていってくれると漠然と感じました。みなさんすごいなぁ、おはなしと向き合う在り方が誠実です。やる度にこれでいいのかな?と心配したり、新たな課題が生まれたり、うまく着地しなかったのはなんでだろう?と考えたりします。そして、また次に向けて練習して準備して語ります。それで、子どもが教えてくれたり、力が抜けたときにふと気が付くことがあったりする。自分で体感して分かるしかないので、講評を共有させてもらって、自分の語りに活かしつつ、勉強会で言っていたのはこういう事か!と納得したいです。さまざまな昔ばなしがいっぱいありますが、自分が語らない話は仲間が語ってくれるので、安心というか、嬉しいというか、そうやって語り手皆さんで(世界中のね)語りをしてるんだなと改めて思いました。

次回は11月21日㈫です。

〝あな〟つながり📚

土曜日の図書館のお話会、昨日のメニューは〝あな〟つながりで美しくまとまってました🎉

手遊び どんぐりころちゃん
おはなし 「あなのはなし」『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
絵本 『はなのあなのはなし』やぎゅうげんいちろう 福音館書店
絵本 『がいこつさん』五味太郎 文化出版局
絵本 『うし』 内田麟太郎/詩 高畠純/絵 アリス館
手遊び さよならあんころもち

絵本2冊の裏表紙が、どちらも鼻の穴の絵が「● ●」こんな感じで一緒でした!
内容は違うのに面白いですね~~。
おはなしや絵本はまだ早いような、ちょこまかと歩き回るお子さんがいらしたんだけども、ヤンさんがどんぐりころちゃんをやると2回目からちっちゃなお手てでまねしたんですよね!
かわいかったです~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
手遊びとそれをやるヤンさんのあったかい感じがわたしの癒しでした~~。
当初は『うし』の予定でなくてその部分にも穴つながりの絵本を用意していたということでしたが、当日の聞き手を瞬時に判断して『うし』に変更したんだそうです。
なるほど、勉強になりました。