月別アーカイブ: 2023年10月

パパ、ナイスです!

 三連休の初日10月7日土曜日の図書館のおはなし会は……
ヤンさんお休み、ヤンさんの一番弟子(⁈)で、おらふの先輩の担当です。
 子ども10人 おとな7人

プログラム
てあそび ちーちゃんぱーちゃん
おはなし 「三枚のお札」『子どもに語る日本の昔話2』稲田和子再話/こぐま社
絵本 『あいうえおにぎり』ねじめ正一/偕成社
絵本 『これ あな』みやにしたつや/すずき出版
絵本 『おおきくなったら、なんになる?』刀根里衣/NHK出版
絵本 『めをさませ』五味太郎/絵本館
てあそび さよならあんころもち

 3時5分前くらいからじゅうたんスペースに1組、2組と親子さんが集まりだして、先輩を囲んで、にこにことはじまるのを待っているという状態………最高のはじまりじゃあないですか!中でもお父さんが2組来てくれていて、子ども(男の子)を膝の上にすわらせて、まあいい感じの子育てパパしているのです。おはなし会は初めてですよね⁈ パパはやっぱり包容力があって子どもも落ち着くのでしょうか。ほんとにいい聞き手さんになってくれました。始終あったかムードで楽しいおはなし会になりました。それから、この日は4年生が何人か集まっていて、ちょっと怖い話に興味津々。がっつり寄らなくても、あちらこちらからこそっと「おはなし」だけ聞いていかれました😊

え?・・・会報🖌️

今月の会報が来た。

夫「バインダーに整理しとくで」
わたし「あ、まだ見てへんねん」

夫が差しだした会報を読む。

わたし「戦跡探訪やて。大阪城か。ええわな」
夫「そやな」
わたし「おせちの通販。高いだけでおいしいないしな」
夫「塩分がな」
わたし「落語会、第九、定演、ミュージカル・・行きたいけどなあ。まだこわいな」
夫「ふん」
わたし「へえ、健康マージャンやて」
夫「ふん」
わたし「物故者情報か。これはちゃんと見んとあかん」
夫「うん。これだけはちゃんと見るな」
わたし「会員の作品。詩も俳句も絵も写真も、みなへたやな」
夫「そやな」
わたし「はいおしまい。これ、バインダーにはさんでくれる?」
夫「それ、去年の10月号やで。捨てるほうのやつ」

え~~~っ
なにそれ!
先に言うてえな!

夫「これが今年の10月号」
わたし「戦跡探訪・・。おせちの通販・・。落語会、第九・・・。健康マージャン・・・。下手な写真、俳句・・おんなじやん」

がっこの先生って、毎年同じことばっかりやるんやな。

夫「物故者情報は?」
わたし「去年と違ってるわ」

ちゃんちゃん

 

 

大人のためのおはなし会

記念すべき第一回、おはなしサークルがらがらどん主催の「大人のためのおはなし会」が開かれました。図書館にチラシを掲示、土曜日の子どものおはなし会でチラシを配布という告知でしたが、4名が来てくれました。

テーマ:  実りの秋

絵本   『秋  あき』 作・絵  五味太郎/絵本館

おはなし 「なら梨取り」『日本の昔話4』 福音館書店

絵本   『鹿よ おれの兄弟よ』 神沢利子   作/G・D・パヴリーシン  絵/福音館書店

手遊び    どんぐりころちゃん

おはなし 「みじめおばさん」 語りの森HP⇒こちら

絵本   『パンプキン』  写真&文  ケン・ロビンズ/訳  千葉茂樹/BL出版

大人のための集いの場、選ばれたおはなしと絵本、そして手遊びも。参加者みなさんがそれぞれ深いものを受け取られたのではないでしょうか。言葉と絵による癒しの時であり、みなさんと一緒に聞いていますが、私のための語りと絵本!と思えるような充足感がありました。テーマで組まれたしっかりした内容であり、かつ大人に向けてのプログラムですので、今の自分(季節感や実体験による大人の感覚)と会の空間が身近なものになり、より充実して喜びも増幅するんでしょうかね。参加者の方のお顔を見ても、手ごたえのあるものだったのではと感じます。そして、小学校など子どもに向けたおはなし会に大人が参加するのとは全く違いました。ということは、子どもたちのおはなし会プログラム決めはここに感覚を合わせることが本当に大事ですね。今回はお手伝いでしたので、リラックスの中で心に栄養をもらい、実りの秋に感謝の気持ちがわきました。

次回は…11月17日㈮ 10:30~11:10 テーマ:静かな夜に

おはなし入門講座第2回

入門講座 第2回の報告です。

受講生の中で、幼稚園の時から小学生の時と入門講座の講師の先生の語りを聞いておられた方がおられました。聞き手としてお話を楽しんでこられた方が、語り手としての講座を受講されるって、なんだかステキな始まりを感じました~。

はじめに雰囲気の異なる語り3話
➀世界で一番きれいな声
(おはなしのろうそく11)
➁ヤギとライオン
(子どもに聞かせる世界の民話)
➂あんころもちとあみださん
(子どもと家庭のための民話)

今回のテーマは
『おはなしの選び方』のポイント3つ
➊語り手からの視点での選び方
・自分の好きな話
・誰かに聞かせたい、伝えたい話
・人から勧められたものではなく、自分主体で選ぶ
・じぶんの口にのりやすい
➋聞き手からの視点での選び方
・聞き手が求めている話
聞き手の成長,興味,そのときの気分を知る事が大事
➌テキスト(おはなし)の視点から
・ハッピーエンドだけでなく陰りのある話であっても、内容,結末が満足出来る話
・文章(言葉)が聞いていてわかりやすい
・情景描写,心理描写が少ない
・登場人物が少ない
・ストーリーが単純で結末に向かって速いスピードで一直線に進んでいる
※語りの森HPの『昔話の語法』をご参照ください

今回の講座で、異類婚姻譚について、日本、ヨーロッパ、シベリアとの違いも取り上げられ、とても興味深い内容の講義でした。

受講生の方の宿題は…お話のリストの中から1話選び、本文と奥付を1部コピーして提出

次回はお話の覚え方!

以上。

おとなも、こどもも

 今年もとってもきれいなお月さまでしたねぇ。9月29日は中秋の名月でした。
私も近くのスーパーで買ってきたおだんごで、月をまるかじりしましたよ。
子ども14人、おとな5人

プログラム
じゃんけん ちーちゃんぱーちゃん
おはなし「いぬとにわとり」いしいももこ『おはなしのろうそく31』東京子ども図書館
絵本『パパお月さまとって!』エリック・カール作/もりひさし 訳/偕成社
絵本『しめしめ』丸山誠司/光村教育図書
絵本『サイモンはねこである』ガリア・バーンスタイン作/なかがわちひろ 訳/あすなろ書房
絵本『どんぐり』エドワード・ギブス作/谷川俊太郎 訳/光村教育図書
手遊び さよならあんころもち

 先週に引き続き賑やかな図書館だったので、じゅうたんスペースには子どもたちがいっぱい。ありがたいことに、おかあさんが、おはなしを聞かせてあげたいと思ってくれているようです。「なんか、子どものためによさそう」「しずかに人の話を聞ける子になってほしい」など、なんとなく思ってくれているのでしょうか………。少しでもおはなしに興味や理解を感じていてくれたら本当にうれしいです。じゅうたんスペースでのおはなし会ははじまったばっかりです。がんばりましょう!