「勉強会」カテゴリーアーカイブ

『昔話の語法』講読会 🐓

先日、『昔話の語法』の4回目の講読会がありました。
リュティ理論、難しいです。
小澤先生はとても分かりやすく書いてくださっているのですが、そのときは納得するんだけど、あらためて孤独に読み返すと、疑問がふつふつと😢
そういう意味で難しい。
でもね、わたしたち、語りをする者にとっては必読書。
聖書みたいなもんです。

で、この日は「孤立性と普遍的結合の可能性」の章の、贈物について、援助者と主人公について学びました。

わたしは、「何の特別な能力も持たないで、自分がどこに向かっているのかもわからないで進んでいく主人公が、かならず本質的に大切なものに出会う」ってところが大好きです。
わたしは、わたしの人生というストーリーの主人公。そして、何の能力もないし、どっち向いて歩いてるのかもわかんない、ぼんくら。それでも一生懸命生きてたら、それで充分。
未来は明るいって信じたい。

うん。来年もがんばるぞ。
みんなもがんばろうね。
今年一年、おつきあいくださって、ほんとうにほんとうにありがとうございました💖

PS:1月16日昔話の語法勉強会、申し込み忘れてませんか~?主人公と贈物について考えます。めっちゃ感動なんよ~

おはなし入門🎇

きのう、がらがらどんのおはなし入門講座が終わりました。
10人の方が語られました。
すばらしかったです。

ヤンはわが子のためにおはなしを始めました。
その後、サークルや市外の勉強の場で学び続け、語りつづけました。
たぶん、入門講座を受けただけで終わっていたら、わが子にもずうっと語りつづけることはできなかったと思います。

だから、みなさま、今回一話語れたことで満足しないで、つぎに向けて歩いてほしいと思います。
いつまでに語らないといけないという負荷をかけることで、続けられると思います。
人間ってそんなもんです。

どうぞ、入門のあと、初級クラスに進んでください。
このままでは、ヤンはめっちゃもったいないと思っています。
迷っているあなた、大丈夫、だれもかみつきませんよ~

きのうのプログラムです🎄
「十二の月のおくりもの」 『愛蔵版おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
「かきねの戸」 『語りの森昔話集1』語りの森
「へこきじい」 『日本の昔話1』福音館書店
「小さな赤いセーター」 『愛蔵版おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
「かしこいモリー」 『子どもに語るイギリスの昔話』こぐま社
「北風をたずねていった男の子」 『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社
「この世の光」 『語りの森昔話集1』語りの森
「アナンシと五」 『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
「三枚のお札」 『子どもに語る日本の昔話』こぐま社
「リンゴ娘ニーナ」 『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社

ね、すごいでしょ~💖

12月 おはなし初級講座

師走です。一年があっという間ですね。

先日12月のおはなし初級講座がありました。2017年度の初級講座最終回です。

語り
「うさぎのなみだ」『ロシアの昔話』福音館書店
「雪おなご」『日本の昔話5』福音館書店
「メケー・ドマ」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「七羽のからす」『おはなしのろうそく10』東京子ども図書館
「かえるの聞きじまい」『日本の昔話2』福音館書店

おまけの語り
「一足のくつ」『木曜日はあそびの日』グリパリ作/金川光夫翻訳 岩波少年文庫

毎度のことですが、みなさんの勉強熱心な姿勢が語りに現れ、聞いていてとても楽しい発表でした。

このおはなしは何を伝えたいおはなしなのか、他にどんな類話があるのか、この場面の語法はなど、そういったことを突き詰めて考えれば、ストーリーテリングの勉強はとても奥が深くて終わりがないように思います。
2017年度の初級講座は今回で最終回ですが、2月から名称を初級クラスと変え、新しい受講生も加わって(?)まだまだお勉強は続きます。

もっちは今回で初級講座を卒業ということになりましたが、まだまだおはなしおばさんとしては、初心者マークを外れたばっかりみたいなひよっこで、お勉強はまだまだ続きます。というか、ヤンさんでも、高名な全国を講演して回っている先生方でも勉強は続けられているのでしょう。人生是勉強也。

拙い文章でしたが、初級講座レポートに一年間お付き合いいただきましてありがとうございました。

来年度もバトンを渡して続きます。(たぶん)

どうぞよろしくお願いいたします。

少し早いですが、みなさま良いお年をお迎えくださいませ。

11月 おはなし初級講座

先日、11月のおはなし初級講座がありました。

語りは5つです。

「だんまりくらべ」『子どもに語るトルコの昔話』(こぐま社)
「岩くだきと堂せおいと知恵もん」『日本の昔話5』(福音館書店)
「さめにのまれる」『日本の昔話2』(福音館書店)
「たこやき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』(語りの森)
「三枚のお札」『おはなしのろうそく5』(東京子ども図書館)

もひとつおまけに、ジミーさんが語ってくださいました。

「りこうなまほうのとり」

「たこやき」は現代の民話として伝わっているそうで、短いですが面白いおはなしです。
関東ではたこやきではなく「しゅうまい」になっているのだそうです。

トルコの「だんまりくらべ」は長いのですが、生真面目に誰が来てもだんまりを決め込む旦那さんと、さっさと外に出て喋っている奥さんの対比が面白いです。
日本の「だんまりくらべ」の類話です。

みなさん、すごく上手になられて、またアドバイスはその人のステップアップには何が必要かという内容になってきているために、あまりブログにて報告することが少なくなってきていますが、講座のなかでは質問が飛び、他人のアドバイスをメモする受講生の姿が見られます。自分の語りに応用できることと、そうでないことはあるのですが、みなさん真剣に取り組んでおられます。
今期の初級講座は来月のあと一回です。
今年はインフルエンザワクチンの数が少ないようですね。みなさん学校や幼稚園にボランティアにいらっしゃることでしょうし、体調管理には十分お気を付けくださいね。
って、木枯らしが吹いて早々風邪をひきこんだもっちに言われても…というため息交じりの声が聞こえるような気がいたします。

11月の中級講座

こんにちは!
11月の中級講座の報告をします!(^^)!

1.「九人のきょうだい」(語り)
出典は、君島久子訳の『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)です。
絵本もありますね。
これは読み物なので、とうぜん語るために作られたテキストではありません。
でも、そのままをていねいに語ってくださり、よくわかりました。
おはなしを選ぶときに、語りに焦点を当てて出版されているものは少数ですよね。
そのままを丁寧に語るというのも一つの方法だと確認しました。
『王さまと九人の兄弟の世界』という本(作者同じ)も紹介してくださいましたので、参考にしてお話の理解を深めて語る事も重要なんだと思いました。
そして、再話力を高めることは、今回のような場合にも大変重要で役に立つと思いました。

2.「かえるの王さま」(レポート付き)
語りについて焦点となったのは、「姫の視点で語る」です。
お姫さまが王子様と仲良く一緒に眠る、そこまではずっとお姫さまからストーリーを見ていないといけません。
聞き手は、お姫さまの気持ちになって聞いているからです。
以下、ジミーの言葉で変換してみます。
お姫さまからみて、気持ち悪いカエルがまりをひろってくれた、そして次の日厚かましくお城に来た。
お姫さまが、優しい父親と思っていた王さまから厳しいことを言われた。
そしてとうとう、気持ちの悪いカエルが最高に厚かましくて耐えられない要求をしてきた。
だからお姫さまは、もう我慢の限界でキレてカエルを壁にたたきつけた。

そして、ハインリヒが出てきてからは、親の無償の愛を語る。
ああ、ほんとにええ話や、ほんと、たまりません!
と、勉強会では思いっきり感情移入して講義に聞き入っていたのでありました。
それと、テキスト比較も大変勉強になりました。
いちどにたくさんのテキストを見られるのは嬉しかったです。

3.ヤンさんの飛び入り(語り)
「一足のくつ」『木曜日はあそびの日』グリパリ作(岩波少年文庫)
ラッキー、この日も出ました!
今、中学校で語られているおはなしです。
中学生にもなるとこのようなおはなしのおもしろさが語りで十分わかるんですね。
でも、わたしに一番ツボなのは「老けていくことを止めることはできませんもの」ですね。
グリパリさん、この台詞はおばちゃんにはきついです(笑)

4.そして、継続して読み込んでいる「呪的逃走話」を1話みんなで読んでいきました。
あっという間に時間が過ぎて1話で終了。

今回は、季節柄喉を傷めたり風邪をひいたりと、病気のための欠席がありました。
みなさん、体調管理には気をつかっておられるはずですが、どうしてもこの季節は、特に喉を使うわたしたちは辛いですね。
注意の上にも注意をしましょう!
次回は2か月後、みなさん元気で集まれますように(^^♪