「勉強会」カテゴリーアーカイブ

2021年度に向けて🎉

弥生3月。
春とはいえ、なかなか解放感を味わえない日々ではあるが、前を向いて歩いていくしかないな。

といわけで(どういうわけや?)、語りの森の来年度の予定表を、トップページ《HOME》にアップしましたよ。
見てくださいね~

コロナの収束時期が分かんないので、総会はやりません。
がらがらどんの例会も〇〇大会も、不確定要素が多いので、やりません。
でも、勉強は続けなあかんと思うのです。
それで、ババ・ヤガーは、やります。
みんなで協力して、感染予防に努めて、やりましょう。
よろしくね。

今日、幼稚園に行きました。
子どもたちのエネルギーに感動するのは、きっと、わたしがおばあさんなのと、やっぱりコロナストレスにやられてるんやなと、思いました。
だから、勉強会、やりましょう。せっかく運よく生きてるんだから、子どものように、生き生きと生きましょう。

来年度はリモートも増やしました。
遠方のかたも、手をつないで、勉強しましょうね(^∀^●)

 

 

 

日常語の語り入門オンライン講座終了🌈

9月から半年間、毎月1回続けてきた勉強会が終了しました。
なんか、めっちゃ寂しい~(>_<。)\

受講された4人のかたと、ほんとに楽しい時間を過ごせました。
チーム2020日常語やね(^∀^●)ノシ

当初は、zoomの使い方がうまくいかなくて、てんやわんやだったけどね~
オンラインでもこんなに深くお付き合いできるなんて思わなかった。
3人のかたは通常の勉強会でもお会いするんだけど、おひとりは遠くのかたで初対面でした。
でも、だからこそ、おたがいに分かりあおうとする思いが強かったんだろうな。なにせ、昔話の学びの場なんだからヽ(✿゚▽゚)ノ
今自分の話す言葉(日常語)を考えたとき、生まれたときからの人生の歴史を振り返ることになります。
当然、4人4様の人生です。
その人生を語り合う機会でもありました。
充実しないわけがないですね。

昨日は、最後の発表会。
こんなお話を語ってくださいましたよ~

にんじんとごぼうとだいこん
おならじいさん
節分のお客
穴のぞき

もちろん出典はあるんだけどね、自分のテキストにしての語りだから、ここには書かない(笑)

来年度、もし希望者があればまたやってもいいな。
正直なところ、定員4人の少人数だったから、リアル会場より充実してたと思う。
興味のある人は連絡してきてね~

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きのうはおはなしひろば更新
「かぜをひいたうさぎ」
ミャンマーの昔話です。

 

 

 

 

第13回昔話の語法オンライン勉強会

1月19日に行われました「昔話の語法オンライン勉強会」の報告をさせていただきます。
これは12月に図書館で行われた「第13回昔話の語法勉強会」と同じものです。
12月に、都合で行けなかった、遠方で来れない、家を空けられない、復習のため、などなど諸事情もろもろのご要望にお応えする形で、同じ講座をオンラインで、行って下さいました。(ですので、先日のジミーさんのレポートと被りまくりですが、ご容赦いただけますようお願い申し上げます)

ヤンさん、今回も楽しい講座をありがとうございます!

まず、予習としてHPの語りを聞いておく。
あらかじめ頂いていたテキストを印刷し、
そこそこのトップスに着替え、
まあまあの背景を探し、
パソコンの前に座り、時間になったら講座が始ます。
(なんだかとっても余裕な感じです)

 

今回はまほうの鏡で語法の勉強をします。
(出典『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』)

まず、昔話の「語法」とは何か?なぜ、「語法」を勉強するのか?
昔話には、耳で聞いて分かりやすい、言葉の並びや使い方があります。
この、言葉の法則や文法が「昔話の語法」です。
読む物語(本)では、遡ってみることができます。
でも昔話は音楽と同じでどんどん流れて行ってしまいます。
耳で聞いてすぐにイメージできなければ、あっという間におはなしに置いて行かれてしまいます。
そうならないように、
子どもや孫や愛する人におはなしがちゃんと伝わるように、
工夫されて、そぎ落とされ、整っていったものが「語法」です。
そう、「語法」は「」なんだ~!
(以前にこの言葉をヤンさんから聞いた時、感動しました!)
そしてこの「語法」は、世界中の昔話に見つけることができます。
(そう、世界は愛で溢れています!昔話を語ろう!)

「語法」をちゃんと勉強して、子どもたちに伝えたい!と思い、
私は毎回、意欲満々でヤンさんの「語法の講座」を受講しております。

そして、語法を勉強し、理論的に分かっていれば、テキストに手を入れられます。
どうして聞き手の子どもたちに伝わらないのか、どこが分かりにくいのか、がピンとくるようになってきます。
たいへん面白いです!

本題の「まほうの鏡」にいくまでにずいぶん長くなってしまいました。申し訳ありません。
早速参りましょう。

テキストの中にある、たくさんの語法指摘・解説を、全部は無理なので抜粋してレポートします。

おはなしの冒頭
「昔むかし、あるところに、ひとりの狩人がいました。」
昔話では冒頭で、時・場所・人物を不特定に語る
➡これはウソ話だよ、ファンタジーだよ、と宣言して始める。

毎日森へ狩りに」
「えものはいっぴきもとれませんでした」
なんでも見えるまほうの鏡」
みな失敗して」
世界じゅうさがしましたが」
完全性
➡曖昧さは無い。ハッキリしている。ゆえに聞き手がイメージしやすい。

「ある日のこと」
昔話では事件が起こる時には「時」を特定する
(「ある日のこと」と言うと聞き手の子ども達はフッと集中する。そのように語りましょう)

「森」「海辺」「野原」「お城」
➡どんな森か?どんな木が生えている?広さは?どんな生き物がいる?など詳しく描写しない。名指すだけ。聞き手は自分の知っている「森」を想像できるので、だれもがみな自分なりのおはなしの世界を楽しむことができる。
抽象性

「ひとりの狩人」
「大きな魚がいっぴき」
孤立性

「すなはまに大きな魚がいっぴき、うちあげられてもがいていました。狩人は、魚を海の中に投げもどしてやりました。」
内面描写をしない
➡狩人が何を思ったか?どう感じたか?を言わない。人物の行動で表す。
(人物の感情や性格、考え・人柄などは聞き手が感じることである。物語は聞き手の中にある~)

「魚が、『お礼に、何をさしあげたらいいでしょう』といいました。」
➡魚がしゃべるが、驚かない。彼岸(魚)と此岸(狩人)の断絶がない。
一次元性

「そのうろこを燃やせば、すぐにあなたのもとにかけつけますから」
彼岸者との約束(贈り物)

昔話では三回の繰り返しが多い(好まれる) この時、同じ場面は同じ言葉で語られる
➡耳で聞いて流れていくので、ページを戻ることはできない。聞いたらすぐイメージできるように、同じ言葉で。

魚(うろこ)→わし(羽)→きつね(毛)
昔話は、出てきた通りにできごとがおこる。芸術的(文学的)節約

魚→深い海のそこへもぐっていく
わし→天のはてまでとんでいく
きつね→あなをほる
それぞれの属性にぴったりの行動(助け方)をする

昔話は主人公の幸せ(結婚・身の安全・富の獲得)に向かって一直線に進んでいく
そのための言葉の使い方・筋立てが語法である。
ほら!昔話は『』ですね~!!

 

そして、語法ではありませんが、、、
このおはなしを再話されたヤンさんからこぼれ話、、、
子どもの成長を物語っているおはなしはたくさんあるが、ぜひこれを子どもに語りたいと思った理由。
主人公が最後にきつねに
「お姫様の座る椅子の下まで穴を掘ってくれないか」と頼むシーン
他力本願だった主人公が最後は自分で考えて行動して(頼んで)いる!
成長している!
ものすごく分かりやすく表現されている!!
実際に子どもに語ったら、やっぱりみんなここの部分で
うれしそ~~ぅ(^^)な顔をしたそうです。
私も語りた~い!!!(^^)!

 

語法の勉強会ですが、ヤンさんは超ベテランの語り手でもいらっしゃるので、
ちょいちょい、折々に、語る時の注意点や、子どもたちの様子を教えて下さいます。
自分一人で本を読んでいては分からない秘蔵エピソードが満載です!
今回も、おもしろかった~~!

 

久しぶりのレポート、どんどん長くなっていく・・・
「時間の一致」とか「昔話は硬くて鋭いものが好き」とか「主人公が前に進むためには外的刺激が必要」とか「物語は速いテンポで進む」とか「完全の中の不完全」とか「昔話は物理学を無視する」とかまだまだまだまだ書ききれないのですが、この辺りでおしまいにしたいと思います。

 

語りの森HPの昔話の語法のページに、検索機能がついています。
そこに、気になる言葉や分からない言葉を入れるとすぐに調べることができます。
どうぞご活用ください~!

 

語法の勉強は楽し~い!
ヤンさん、ありがとうございました!

 

かぶ

 

まほうの鏡のかくれんぼ

コロナ禍の中、きのうは、オンラインによる昔話の語法の勉強会を開きました。
詳しい報告は、かぶちゃんが、あらためてやってくれます。
お楽しみに~

きょうは、昨日言い忘れたことを、ここで書いておこうと思います。
12月にリアル会場でやったときは説明したんだけどね、昨日、いい忘れたこと。

「まほうの鏡」の後半、主人公の狩人が、魚と鷲と狐に手伝ってもらってお姫さまから隠れるところ。

前半で命を助けた魚、鷲、狐に隠してもらうんだけど、助けた順に助けてもらう。順番が入れ違っていない。抽象的です。
それから、魚は狩人をのどの中に隠しますね。どんだけ大きな魚やねん!
鷲は、狩人を背中に乗せて飛び立ちますね。どんだけ大きな鷲やねん!
これらは、物理学を無視している。
どちらも典型的な昔話の語り口です。
ここまでは言いました。

昨日、極端性についてお話しできていなかったんです。

魚は、魚の属性にぴったりの隠し方をするんだけど、深い海の底まで行きます。極端に深いのです。
鷲も、鷲の特性にぴったりの隠し方をする。空高く舞い上がり、天の果てまで飛んでいきます。極端に高いです。
これで、この物語の世界が、極端に広がりますね。ファンタジーとして面白いところです。

では、狐は?
狐は穴を掘ります。お城のお姫さまの椅子の下まで掘ります。
狩人は、お姫さまが鏡を見ながらすわっている椅子の下にかくれるのです。
極端に近いです。
極端に近かったために、お姫さまは狩人を見つけることができなかった。
意味深いと思いませんか?

この場面は、昔話の極端性という性質が、ファンタジーの世界を成り立たせていて、人生の深い意味を教えているということが読み取れます。

あらあ、大事な事なのに、いい忘れちゃったよ~
いま、読んでおいてね。

でね、そういうことを知って語るのと、知らずに語るのとでは、語りかたが違ってくると思うのです。
だから、語法の勉強は大事o(* ̄▽ ̄*)ブ

ところで。
きのうは、無料版のズームでやったんだけどね、ほら、途中で、「あと10分です」とか出てくると、集中できなくて困った。2回休憩を入れたんだけど、その出入りがまた神経を使ってねえ。一人対多人数で講義するには無料版は無理ですね。
もし次回もやることになったら、ケチらないで有料版で、余裕でやりたいと思っています。
みなさん、参加してくださいね~

あ、それから、昨日のは録画があるので、みたい人は、連絡ください~

 

 

おはなし入門講座 🔷発表会🔷

22日火曜日は入門講座の発表会でした。今年はソーシャルディスタンスを確保して受講生6名とヤンさん、ジミーさん、ききみみずきんのメンバーのみで行いました。
受講生の方々は「おはなしとは何か」「選びかた」「覚え方」を経ていよいよ発表会の日を迎えられました。全員子育て世代で練習時間を確保するのも工夫されただろうと思います。緊張感漂う中〝語る〟ことに一生懸命向き合っておられる姿が新鮮で色々感じるものがありました。

①まほうの鏡
語りの森昔話集1 おんちょろちょろ 語りの森
②ついでにペロリ
おはなしのろうそく6 東京こども図書館
③ロバの耳をした王子さま
語りの森昔話集4 おもちホイコラショ 語りの森
④暗〜い、暗〜い
語りの森昔話集4 おもちホイコラショ 語りの森
⑤りこうなまほうの鳥
語りの森昔話集1 おんちょろちょろ 語りの森
⑥おならじいさん
語りの森昔話集4 おもちホイコラショ 語りの森

同席していたききみみずきんから一話。
⑦お経を忘れた和尚さん(プッテ)
語りの森昔話集4 おもちホイコラショ 語りの森

ヤンさんは手遊び[どんぐりころちゃん]のあと一話語ってくださいました。
⑧ぼくにげちゃうよ(ヤン)
マーガレットWエインフェス ぽるぷ出版(絵本より)

発表のあと感想を言う時間を設けました。子供の好きなおはなしを覚えた方も多く、一緒に練習すると子供が先に覚えてしまい厳しくダメ出しされるという微笑ましいエピソードも聞かれました。あるあるですねー!
もっと練習したかった、もっと語りたいなどの感想がいくつも聞かれたほか、それぞれのテキストの構成についてや、一字一句変えないとはどういうことかなどそのまま語法の勉強会につながりそうな意見や質問が聞かれました。(当時覚えるだけだった私は何とボンヤリしてたのでしょう>_<)
コロナに影響されることなく全員発表会に参加していただけて本当によかったです。
そしてこれからも語りたいというお声が聞けてうれしい限りです。
初級講座もききみみずきんもぜひぜひお待ちしています(^.^)

お疲れさまでした。