日別アーカイブ: 2017年6月17日

『昔話の語法』講読会 始まりました

『昔話の語法』講読会が始まりました!(^^)!

『昔話の語法』(小澤俊夫著 福音館書店)は、たいへんざっくりというと『ヨーロッパの昔話その形式と本質』 マックス・リュティ著・小澤俊夫訳 岩崎美術社)のリュティ先生のメルヒェンに関する様式理論を詳しく解説した本です。
ああ、なんと難しい書名と単語の羅列!
ここでもうくじけそうになってはいけません。
(誰もくじけてないって…)
わたくしは、「昔話には語法がある」ことをお勉強してきてはや幾年月…。
何度同じことを教えてもらっても、「これはジャメヴ(未視感)か?」と思うくらいのできの悪さ(´;ω;`)ウッ…
そこに、待望のこの講座でございました。
すでに、語りの森ホームページ「昔話の語法」で何かをつかみかけていた(気分が満々の)わたくしは、この日を心待ちにしていたのでありました。
少人数の講座ということで、小さいけれど決して狭くはない定員ちょうどくらいの部屋が、いざ全員が座ってみると意気込みなのか、各自の存在感がすごいのか、部屋の満杯感がすごくて驚きました。

ヤンさんの講義が始まると、線を引く重要な箇所・説明を書きこむ箇所が、わたくしの場合、ほとんどがすでに引きまくって書きまくってあるわけです。
しかし、今回はジャメヴではな~い!
それに、手を動かす必要がないので集中でき、頭に講義がスゥ~っと入ってきました!
入って、またスゥ~っと抜けていった今までとは違う感覚がありました!!

今回は第四章の一「一次元性」と二「平面性」まで。
次回は三「抽象的様式」です。
宿題はそこを読んでくること(^◇^)
抽象的様式!
どこからでもかかってきなさい!
カモ~ン!(^^)!