グリム童話「ブレーメンの音楽隊」🎵

ドイツのメルヒェン街道の出発点は、グリム兄弟の生まれたハーナウです。
こんな銅像があります。
立っているのがお兄さんのヤーコプ、座っているのが、病弱な弟のヴィルヘルムです。

 

ハーナウからどんどん北上してグリム童話ゆかりの地を結んで約600キロメートル。
終点がブレーメンです。

ブレーメンはドイツでも大都市で、中世には、ハンザ同盟の自由都市として栄えた町です。海外貿易の町らしく、おしゃれで、内陸の町とは、雰囲気が違っていると言います。

このブレーメンのマルクト広場にあるのが、これ。

ブレーメンの音楽隊の銅像です。

あれれ、ロバと犬と猫とにわとりは、ブレーメンへ行く途中で、盗賊たちの家を乗っ取って、そこで平和に暮らすんでしたよね。
でも、ブレーメンの町に、かれらはちゃんと立っています。

引用
グリム兄弟にこの話のもとになったいくつかの話を送ってくれたのは、パーデルボルンのハクストハウゼン家の人たちでした。
パーデルボルンはハーメルンの南西約60キロメートルの距離にある、ウェストファーレン侯国の古い町です。ブレーメンはここから見るとちょうど真北にあたりますが、直線距離にして約160キロメートルもあります。ですから、パーデルボルン近辺の話として、ブレーメンまで行くということは、ほとんど到達できない夢の町をめざすという意味をもっています。
by『グリム童話のふるさと』小澤俊夫文/新潮社

ということです。
「ブレーメンへ行こう」という動物たちの気持ち、ちょっとわかりました。
結局行きつけなかったけど、それでもいいのです。
夢に向かって歩き出すことが大事なのです。

『オットーウベローデグリム童話全挿絵集』古今社より「ブレーメンの音楽隊」

 

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