月別アーカイブ: 2022年4月

花の命は~

うちの猫の額ほどの庭に、いま、エビネが満開です。
家人がどこやらで掘り取ってきた(あかんねんで!)一株が、何年ものあいだに一面に広がりました。
同じ親の子や孫なのに、それぞれ色が違っています。
まるで人間と同じです。

再話法勉強会

通常クラスのメンバーさんの複数の方からヤンさんに、〝再話〟を勉強したいので教えてほしい」とご要望があったんです。
それで、〝昔話を再話する〟というのはどういうことかという単発の講座をすることになり、日時を決めて他のメンバーさんにも案内を出したら、定員よりもたくさんのお申し込みがありました。
コロナのために部屋の定員が大幅に減少しているので、全員をお受けできなくて残念でした。
でも、〝再話〟というものにみなさん興味を持っておられるんですね。
再話するためにはいろいろ勉強しなくてはならないのですぐにできることではありません。
でも、語りをする者にとっては、遅かれ早かれ避けては通れないと思います。
(あ、これ、あくまで個人の感想です…)

勉強会のレジュメです。
Ⅰ 昔話の再話とは何か
Ⅱ 原話にする資料の見つけ方
  日本の昔話の場合…
  外国の昔話の場合…
Ⅲ 再話の仕方

ざっくりしすぎて、申し訳ありません<(_ _)>
こんかいはじめてAT番号やIT番号、話型とか、それらを調べる分厚い本とかを見たり聞いたりした人は、新しい知識に頭がいっぱいなんじゃないでしょうか?
そして、三時間の中でこれでもかとぎゅうぎゅうに詰め込んだ内容をとにかく説明しなくてはならなかったヤンさん、お疲れさまでした<(_ _)>
Ⅲの再話の仕方ですが、原話と複数の再話を読み比べてもらったんですが、再話の方向性が違うと、読んだ時に印象がかなり違うんだということがよく分かりました。
そしてわたしたちは語るために再話をするのであるからして、耳で聞いてイメージしやすいという視点を常に忘れてはいけないと再認識させていただきました。
ここ2年間、勉強会の縮小で特に再話クラスは開催が難しくなっているのを理由に、わたしはさぼっておりました。
ハイ、さぼっておりましたとも、他のこともですけども。
やっぱり、勉強は継続しなくてはいけませんね。
後退しているんじゃないかと、現状維持さえできていないんじゃないかと心配になってまいりました。

この後、希望されるかたには、再話入門講座(全3回)がございます。
まさに至れりつくせりですね(笑)
わたしも、世話係という立場を利用して ( ̄ー ̄)ニヤリ
一緒に勉強させていただきます。
再話の勉強の道は果てしなく遠いように思えるので(あ、これも個人の感想です)、機会を逃がさずついて行きたいと思います。
そして、語りや昔話に関係する勉強はいつでも楽しいです(*^▽^*)

4月のおはなし会🌸

4月23日(金)

幼稚園 4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
えほん『もこもこもこ』元永定正絵/谷川俊太郎文/文研出版
ろうそくぱっ

みんな、もうまんなか組さんやねえ、すごいねえと、ご機嫌をうかがいながら始めました。まだ気心が知れていないので、気を使います(笑)
その年によって、最初からぱっと食いつくクラスや、なかなか集中しないクラスがあります。
クラスの雰囲気は、メンバーの性格でできあがるんだろうけど、とくにムードメイカーの力が大きいと思う。
で、今年の4歳さんは、3歳のときから、おとなしいなあっていう感じでした。
きょうも、おとなしかった。
もっと声に出していいんだよ~って、思いながら語りました。
卒園まで2年あるから、まあ、ぼちぼちですね。

幼稚園5歳児

ろうそくぱっ
おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1』
ろうそくぱっ

このクラスは、3歳のときから、とってもおりこうさんで、どうやって崩してやろうかと、工夫を凝らしてきました。
その成果があって(?笑)きゃあきゃあと大笑い、大騒ぎしてくれましたよ。
「かきねの戸」をしいんと聞かれたらいたたまれないからね(笑)
さよならしてお部屋を出たら、子どもたちが走り出てきて、とうせんぼして帰らせてくれない~
わたし「とーおして!」
子ども「だーあめ!」
こちょこちょしたり、ハイタッチしたりして、やっと帰らしてくれました。え?ソーシャルディスタンスってなに?っていう幸せな一瞬でした。子どもには、これが必要!!

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きのうのおはなしひろばは、「ムズィカ」
聞いてね~

 

4月の中級クラス

🎵  キャベツぅ~の、中かぁ~ら、青むし出・た・よ~~
  ニョキ ニョキ(両方の親指を出す)
  お父さん青っむしぃ~~

手遊びをしてくださったKさん、ありがとう。
わたし、この手遊び大好きなんですよね。
お父さん指から順に赤ちゃん指まで行って、最後は両手でちょうちょを作って飛んでいくんです。
ひらひら~~って。
小学校の時の理科の観察でキャベツ畑に行って青虫のたまごをを見つけたときの「あった!」という気持ちを思い出します。

蛙の王女 語りの森HP外国の昔話 → まほうの話 → こちら
水の精ネックと少年 語りの森HP外国の昔話 → まほうの話 → こちら
ありとこおろぎ 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』
まほうの鏡 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』
わたしがテピンギー 『女の子の昔話えほん ハイチのおはなし わたしがテピンギー』偕成社
ムズィカ 語りの森HP外国の昔話 → まほうの話 → こちら

「ありとこおろぎ」は累積譚です。
累積譚についてはこちらに説明があります。 → 語りの森HP昔話雑学
「わたしがテピンギー」は、今年出版された絵本です。
『魔法のオレンジの木』(岩波書店)に同じ話がありますが、テキストが少々変わっていて、絵本のほうが語りに向いていると思って覚えたと言っておられました。

こうして眺めてみると、すべて外国の昔話ですね。
上から順に、ロシア・スウェーデン・インドネシア・ギリシア・ハイチ、そしてウクライナ。
「ムズィカ」は、ミュージック、〝音楽〟のことです。
ヤンさんが語ってくれるのを聞きながら、いま、世界中でいっせいに、この昔話を聞くことができたらどんなにいいかと思いました。

わ~お👀

白内障の手術をしたんですよ!

もともと強度の近視なんだけど、ほら大人になるとあんまり近視は進まないていうでしょ。なのに、最近、どんどん見えなくなっていて、お風呂に入るのも眼鏡なしでは恐くてね。
とくに右目が、どうしても焦点が合わなくなった。
で、新たなメガネを買いに行こうと思った。

夫「さきに眼科で診てもろたらどうや」
わたし「そやな、緑内障もあるしなあ」

で、眼科に行った。
「白内障が進んでるね。手術しよか。今やったら4月7日が空いてるけど」
「えっ、えっ、えっ」
あれよあれよという間に手術することになった。

目とはいえ、手術だから、内科的な検査が必要。
提携している内科医院で、思わず、
わたし「メスとか、見えるんですよね・・・」
せんせい「眼のすぐ前にある物、見える?見えへんでしょ」

日が近づくにつれて、どんどん気が重くなって、逃げたくなった。

合同説明会のとき、恐そうなおじさんが、ハイっと手をあげて質問。
「わし、眼底検査の時でもじっと目を開けてられへんのです。手術中、瞬きしたらどうしたらえんですか」
せんせい「瞬きできないように固定するから大丈夫です」
わたし「(心の中で)よかったあ。よかったあ」
じつは、こっそり瞬きしない練習をしてたんです§(* ̄▽ ̄*)§

何歳になっても初めての体験はあるんやね。
で、初めての体験って、興奮するね。

勝手なもんで、コロナのこともウクライナのことも日常の背景に遠ざかり、手術のことしか考えられない日々を過ごしました。

当日、手術は5分で終了。

おかげさまで、今はすきっと見えるようになりました。
昨日新しい眼鏡ができてきたので、ばっちりです。
今日は朝から家の内外の小さなごみやほこりをそうじしました。
今まで見えてなかったんです。
忙しくなりました。

新しい眼鏡は、ブルーライトカットのものなので、PC仕事が楽になります。とどこおっていたHPの更新もがんばろう。

お休みしちゃった初級クラスのみなさま、ごめんなさいでした~

とりあえず、ご報告ですo(〃^▽^〃)o