月別アーカイブ: 2025年1月

淡路島

2泊3日で淡路島を楽しんできました。
南あわじのほんの一部をうろついただけだけど。

1日目は、福良(ふくら)の町を半日ぶらぶら歩きました。
去年も来たから、町の東西南北も分かってるし、新たな発見もありました。この写真は福良の子どもたちが描いた七福神の絵です。

昭和の時代を歩いているかのような福良の商店街に、小さな水族館があります。
ギョギョタウン!
去年来たときは、魚屋さんかと思って通りすぎたんだけど。
入ってみると、小さな水槽がいっぱい置いてあって、鯛やらイワシやらが楽しそうに泳いでいました。海水で育てるのは大変なんだそうです。
さかなくんの絵も掲示してありました。
スタッフは、5,6人のお爺さんたち。
海辺の町だから、漁師さんたちが、「これあげるわ」といって魚を持ってきてくださるそうです。
地元の小学生が勉強に来るんだって。
あったかい雰囲気の水族館だから、もし福良に行ったときは、ぜひ訪れてくださいね。

2日目は、沼島(ぬしま)へ。
イザナキとイザナミが、天の浮橋から、天の沼矛(ぬぼこ)で、こおろこおろと地面をかき混ぜて、矛を引き上げたときに、ぽたりと落ちてできたのが、オノコロ島(=沼島)。
つまり、日本で最初にできた土地、という神話です。
そのときの矛を突き刺したのが、上立神岩(かみたてがみいわ)。これは伝説ね。


上立神岩

沼島へは船で渡ります。10分ほど乗ります。

沼島は、中央構造体の上にあって、結晶片岩でできた島です。
片岩はとてもきれいで、表面がキラキラしています。
いくつか持って帰って、うちの庭に飾りました。

3日目は、淡路島の芸能といえばこれでしょう。
淡路人形浄瑠璃を楽しみました。
演目は『玉藻前あさひの袂』「神泉苑の段」。
九尾のきつねが玉藻の前を殺して化ける話。首(かしら)の早変わりがめっちゃゆかい!


このポスターの右側の写真、顔が怖いでしょ。九尾のきつねです。


えべっさんのとなりにいる人だれや?
恵比寿さんは、福の神です~

温泉もお魚料理も、満足満足でしたO(∩_∩)O

 

 

 

 

 

1月の大人のためのおはなし会

テーマは「お正月」2名の方がご参加くださいました。

絵本 「おもち」彦坂有紀・もりといずみ/作 福音館書店

おはなし 「笠地蔵」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

絵本「十二支のお節料理」川端誠/作 BL出版

おはなし「貧乏神」語りの森HP

絵本「鬼ぞろぞろ」船崎克彦/文 赤羽末吉/絵 偕成社

絵本「どいてよへびくん」五味太郎/作 偕成社

おはなしファミリーでの集まりとなりましたので、和気あいあいとした和やかな雰囲気で開催しました。みなさん年末年始はどのように過ごされましたか~?大掃除はほどほどに、お節の準備やお餅味わったり、お正月気分を振り返るようなプログラムとなりました。おはなしや物語絵本は、大晦日から元日にかけての話や、出来事の始まりが大晦日というものでした。大晦日は、神様や鬼など異次元のもの達に会いやすい時なんだな~と改めて感じました。あちらの世界の声をちゃんと聞けているか、大自然の神々やご先祖さまへ感謝を示しているか。そんなことも思いました。そして、新しい年をいい年にしたいと願いますが、時には大変な苦難や受け入れがたい事もやってきます。まわりの人の助けも借りながら、自分もまわりを助けながら、できる事を増やして楽しんでいきたいところです!

おはなし会では、おはなしの世界を広げる要素も含まれていますし、また聞きに来たいなと思ってもらえるようなプログラムを組んでいます。しかも大人のためですよ!参加者みなさんとおはなしを通して、楽しい時を共有できたらと思います。次回は2/27(木)10:30~11:40 テーマは「鬼」です。外国の鬼も登場します。おたのしみに~(^^)

入門講座第4回(最終回)

先週の火曜日入門講座が最終回を迎え発表会が行われました。みなさん年末年始の気忙しい中練習を重ねられいつもと違うちょっぴり落ち着かないお正月を過ごされたかもしれません。残念ながら体調不良などで2名の方が欠席となり4名の方が発表に臨まれました。
発表会はおはなし会形式で行われ参加数が少なくなったので急遽ききみみずきんからYさんが一話飛び入りで、そして最後はヤンさんが「かえるの王さま」を語ってくださいました。

【プログラム】
①あるだんなさんとおかみさんのはなし
「おはなしのろうそく6」東京子ども図書館

②ホットケーキ
「愛蔵版おはなしのろうそく9」東京子ども図書館

③小さな赤いセーター
「おはなしのろうそく8」東京子ども図書館

④あちちぷうぷう
「語りの森昔話集4」語りの森

★ネコの家に行った女の子
「子どもに語るイタリアの昔話」

★かえるの王さま
「子どもに語るグリムの昔話2」こぐま社

[発表会を終えて感想を伺いました]
Aさん なかなかない久しぶりの緊張感の中語ってみて良い経験になったと思う。
Bさん 取り掛かるのが遅くなって気が焦ったが覚え方は緑のテキスト「ノート式おはなし講座」(語りの森)で確認しながら覚えた。何とかストーリーを追ってできた。
Cさん 今日来たくないくらいの緊張感だった(笑)自分の話し方のクセと語りのちがいに気づいた。辞めずにこれからも続けたい。

 

4名のみなさんものすごく緊張されたと思いますが最後まで立派に語られてどなたもとても明るくいきいきと語られていました。先ずは逃げ出したくなるような緊張を乗り越えたご自分をどうぞ褒めてあげてください。間違えたっていいんです。やり直したっていいんです。『聞き手の子どもたちは「大人も間違うんだ、やり直したらいいんだ」ってそこから学ぶんです』とヤンさんは言われました。私も昨年身をもって体験しました(>_<)色んなことを子どもたちから学びますが同時に私たちの語る姿勢を見て子どもたちが学んでくれることがあるのですね。新しい語り手のみなさんがこれからどのような語りの経験をされるのかお話を聞く機会があるとうれしいなぁと思います。この講座が語りをながく楽しんでいただけるきっかけになれば幸せです。
ありがとうございました。

 

[お誘い]
◆ききみみずきん おはなしサークル。京田辺市南部住民センター「せせらぎ」図書館にて第1、3、5水曜日3時半から4時までおはなし会を実施。(地域の子どもたちに語る現場があるのはとてもありがたいです)
◆ババヤガー 語りの森学びのサークル。「語りクラス」京田辺中央図書館にて月一回実施。次回は2/18(火)10時から13時
受講料1000円 但し初回見学は無料
(ぜひ一度見学にお越しください)

1月のあったかペーチカ

お正月気分は抜けましたでしょうか。多少の重みと肌荒れ、胃もたれなんかの不調を身体が訴えています!通常モードに戻して元気にまいりましょう~

­パティルの水牛『語りの森昔話集6』語りの森 
魚がくれた子ども 語りの森HP
いばら姫『語るためのグリム童話3』小峰書店 
笠地蔵『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店
腹を立てた貧乏神 語りの森HP
がちょう番の娘『語るためのグリム童話5』小峰書店

年初めのおはなし会、7名の参加がありました。先月のものを再チャレンジされた方、お正月を挟んで練習不足で挑んだ方、本番前の語りの場としてされた方、今回は聞くだけの方♥️などなど、素敵なプログラムとなりました!ヤンさんは、今年はグリムを語ることを予定されているとのこと。子ども達に語る機会がなくなってしまっている長いグリム童話をお蔵入りにせずに、戻して語る事を決めたとのこと。語法の勉強会も始まりますし、自然と関連付けがたくさんありそうです。楽しみです。そして、すでにブログに書いてもらったように、『貧乏神』のおはなしを集めたプログラムで、おはなし会をしようという話になりました!フルーツさんの貧乏神研究への思いが、語り手のおはなし選びや語りにも多大な影響を及ぼしています~私もその一人です(^^)11月か12月で企画しますので、皆さん探してみてくださいね。またちょこちょこ案内を入れます~。

次回のペーチカは2/9(日)10:00頃~13:00頃、語りとおしゃべりと、おはなし漬けの楽しい時間です。どなたでもお気軽にお越しください。

♬おもちやいて~

雪国の方には笑われるでしょうが、近畿地方のまんなかあたりで最高気温が10度以下というともうそれはそれは、「寒い~~、一年で一番寒い~~」とぶるぶるふるえております。
そんな中、今年最初の図書館のお話会の報告です(^O^)

手遊び  おもちやいて~
おはなし 「おもちホイコラショ」『語りの森昔話集4』語りの森
 〃   「ねずみじょうど」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
絵本   『おつきさんでおもちつき』岡田よしたか/作・絵 ひかりのくに
 〃   『たれてる ?と!のえほん』鈴木のりたけ/作 ポプラ社
 〃   『せかいいちれいぎただしいかいじゅうボンバルボン』キューライス/作 小学館
手遊び  さよならあんころもち

参加人数は、子ども7人、大人7人でした。
「おもちホイコラショ」はとても短い話なのでふたつおはなしされました。
子どもさんの年齢層が低かったので、「ちょっと難しいかもしれないけど、聞いてね~」とヤンさんが「ねずみじょうど」を始めると、ちょうどぴったりの年齢の女の子がひとりいて、その子が不動の姿勢で聞いていましたね。
小さい子どもさんたちも親御さんたちと一緒に上手に聞いていました。
ボンバルボンの絵本ですが、もとはマク〇ナルドのハッピー〇ットのおまけだったそうです。
品切れ店が続出するほど大人気だったそうです。
わたしがせっせとハッピー〇ットを買っていた時は絵本のおまけはなかった。
それが、使える絵本を生む場となっていたとは、恐れ入りました。
子どもたちの支持を得たんでしょうね。
恐るべしマ〇ドナルド!
わたしたちはどこまでアンテナを延ばせばいいのか、これはたいへんだあ~~💦