9月の語りクラス

家のまわりでトンボの姿よく見かけるようになりました。まだまだ蒸し暑い日が続いていますが、日ごとに秋の気配を感じるこの頃です。

さて、少し遅くなってしまいましたが、先週火曜に行われた語りクラスの報告です。
先月から司会も受講者で担当することになり、今月はMさんが引き受けてくださいました!(私も今月はブログ担当で無理でしたが、早めに済ませようと思います。
皆さん順番が回ってくるでしょうから、先に終わらせる方がきっと楽ですよ~とは言え、自分が発表するときは講評に集中したいので、司会との兼任は難しそうですね)

👐手遊び👐
♪どんぐりころちゃん

語り
 ➀「ホットケーキ」 『おはなしのろうそく18』/東京子ども図書館
 ➁「ぼったりもち」 『語りの森昔話集6』/語りの森
 ➂「みじめおばさん」 『語りの森HP』⇒こちら
 ➃「王さまとオンドリ」 『子どもに語るアジアの昔話2』/こぐま社
 ➄「すずめとさる」 『語りの森昔話集3』/語りの森

ヤンさんの語り
 「かしこいグレーテル」 『子どもに語るグリムの昔話2』/こぐま社
 「ギーギードア」 『おはなしはたのしい』 たなかやすこ

ヤンさんより、おはなしは一話一話全く違う、つまりそれぞれに個性がある。演じてもいいおはなしもあれば、ダメなおはなしもある。
語り手はこのおはなしの本来の姿を考え、どう表現するのが一番良いのかを見極めることが大切。そのためには、語法をしっかり学び、実際に子どもたちに語る経験を積み重ねていくことも欠かせません。
なお、今回語ってくれた「かしこいグレーテル」は”演じないとおもしろくないおはなし”です。(ヤンさんが松岡享子さんに直接会ったときに言われたそうです!)

「ギーギードア」はフルーツさんからのリクエストで語ってくれました。このおはなしの肝は「ギーギー」という蝶番の音。どのように語るのかライブで聞きたかったので、とても勉強になりました。

語りづらかったり(覚えにくかったり)、場面のイメージがしにくいからと、つい自分でテキストに手を入れたくなることもあるかと思います。ですが、まずは一度、テキスト通りに覚えてみましょう。
テキストに手を入れなくても分かるように語る、それがこの語りクラスの勉強でもあります。先月のプライベートレッスンでも話題になったようです。。ジミーさんがブログで報告してくれていますので、ぜひ読んでみてください。⇒こちら

今回練習不足のまま発表してしまった…「ホットケーキ」ですが、4歳児と1年生に語る予定にしています。寝ていてもいえるくらいになるま何度も練習し、子どもたちのどんな反応にも対応できればと思います。また結果をご報告しますね!
皆さんも、実際に子どもたちに語ったエピソードをぜひ教えてください。楽しみにしています。

次回語りクラスは1か月とびまして、11月10日(火)です。

7 thoughts on “9月の語りクラス”

  1. ジェニィさん、報告ありがとうございます。
    進行係ができてとっても楽ちんになりました~

    テキストは絶対変えてはいけないという考えは持っていなんだけど、せめて、勝手にバンバン変えないで、せっかく勉強会があるんだから、ここが語りにくいとか、どうも子どもが離れるとか気になる個所を出してくださったらいいと思うんです。そこで、ここはこう語るといいとか、ちょっと言葉を変えるとかのアドヴァイスをもらう。
    ご自分の思惑だけで変えちゃって、「いいですかあ?」って聞かれても、たいていは「あきません」としか答えようがないです(笑)
    語りづらくても、子どもに分からせる努力が、語りの力をつけてくれます。

  2. あ、わたしの「かしこいグレーテル」の出典は、こぐま社の『子どもに語るグリムの昔話2』です。

  3. そうそう、思い出したんだけど、当日時間切れと、話が流れてしまって言えなかったんだけどね、「王さまとオンドリ」で、オンドリとか動物が次々出て来て、それをひとりふたりって数えるのは擬人法だからじゃないかってみんなで言ってたでしょ。あれ、擬人法じゃないよ。ちょっと考えてみて。せっかく昔話の語法勉強したのに(笑)はい、答えは次のコメントのかた、どうぞ!

  4. ヤンさん、コメントありがとうございます。

    「かしこいグレーテル」の出典、間違っており申し訳ございません。訂正してあります。

    「子どもに分からせる力が語りの力をつけてくれる』、本当にその通りだと思います。目の前の子どもが今、何が伝わっていて、何が伝わっていないのかを感じ取りながら語る。う~ん、難しいことですが、常に子どもに届いているかを意識し続けて語ろうと思います。聞き手が満足のいく語りを目指して、日々精進します。

  5. 「王さまとオンドリ」
    昔話を成り立たせている特性の一つ『一次元性』。昔話では、此岸(人間界)と彼岸(異界)との間に隔絶がない。
    他にも魚・蛇・蛙・鶴・狐・猫などが人間の妻や婿になる話は「つる女房」や「かっぱの婿さん」など「異類婚姻譚」に分類される。
    、、、という理解で合っていますでしょうか?​​​​​​​​​​​​​​​​

  6. ジェニイさん、報告ありがとうございました。
    Mさん、進行役お疲れさまでした。
    エントリーの話以外に、ヤンさんの語りをふたつも聞けて、ラッキーな日でした。
    楽しくお勉強できました。
    わたしも、一次元性に一票です。

  7. おふたりさん、ピンポ~ン。一次元性です。
    語りのテキストで大事なのは、聞いて目に見えることですよね。で、オンドリは、どう見てもオンドリなんですね。そのオンドリがしゃべってる。お姫さまと結婚するって言ってる。ほかの登場人物はそれに驚かない。王さまだって同じ次元でしゃべってるんですね。聞いてる子どもたちだって、ふしぎだと思わない。昔話の一次元性です。
    ところで、そのオンドリを「ひとり」って呼ぶか「一羽」って呼ぶかは、日本語に翻訳した人が決めるんです。翻訳者の語りの言葉の感性で決まる。オンドリと人間が同じ次元と感じ取っていたら「ひとり」を選ぶだろうと思います。擬人法っていう表現技法の問題ではないのね。
    ほら、「あなのはなし」も、あな、どーなつ、かえる、つばめ、ひつじ、みんなで「五人になりました」でしょ!あれは昔話じゃないけれど、繰り返しとか一次元性とか、昔話の語法にうまくのっとって作られていますね。
    はい、おしまい。

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