お見舞い

今朝、関西で大きな地震がありました。
ここ京都府南部も大きくゆれましたが、お隣の大阪の揺れはひどかったようです。
ババのみなさま、被害状況はいかがですか。断水のところもあるようです。
夜の余震が怖いですね。
熊本のように、余震ではなく本震が来ることも考えなくてはなりません。
くれぐれも注意しましょう。

地震で小学校の朝学習のおはなし会は無くなりましたが、午後からの幼稚園には行ってきました。
お部屋に入ったとたんに、子どもたちが口々に地震の話をし始めました。
ふだんは、おはなしを聞く態勢で待っているのに、こんなことは初めてでした。
揺れたこと、恐かったことを、ムラカミさんに言いたかったんですね。いや、誰にでもいいから言いたかったんだと思います。
で、聞きました。私も言いました。
こんな時は、抑えてはいけないと思いました。
どんどんしゃべってくれました。
(おはなし、いつ始めようかな?)と思いはじめたとき、ひとりの子が、「ろうそくつけよう!」といってくれて、おはなしのろうそくをつけて話しはじめることができました。
子どもはすごい。なんという自治力かと驚きました。自己治癒力といってもいいかもしれない。

お見舞いの電話やメールをくださったかたがた、ありがとうございました。
ガラス戸や引き出しが勝手に開いて、こわかったけれど、幸い実質の被害はありませんでした。
阪神・淡路のときよりは揺れが大きかったです。

2 thoughts on “お見舞い

  1. 子どもってすごいですね~
    こんな時にいっぱい話をして、それを聞いてもらいたかったのでしょう。
    またこういう時に、お話を聞くことで、生きる力を得るのでしょう。

  2. 小村さま、コメントありがとうございます。

    おとなは、子どもが自ら育つのを阻んだらあかんなあと、つくづく思います。
    絵本講座で、親は子どもを引っぱりあげようとするのではなくて、子どもの後からついていくのがいいって、いつも言うのですが、これ、常に実感していることなのです。

    あ、子どもたちが地震の話を口々に話していたとき、若い担任の先生はどうされていたと思いますか?
    黙って微笑みながら子どもと私の様子を見ていてくださったのです。いつも口出しは最小限です。
    この園は公立で、子どもたちはいつものびのびしていて幸せだなあと思います。園長先生のお話を伺っていても教わることがいっぱいあるの。

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