きのうは図書館のおはなし会。
今年度から、毎週土曜日だけでなく、月1回水曜日にもお話会をしています。
水曜日は、土曜日ほど参加者が多くありません。落ち着いたお話会です。
最近どこの図書館でもおはなし会の低年齢化が言われているようです。
ヤンのところは、年齢差拡大が起きています。
というのは、これまで通り5〜8歳中心、プラス小学校高学年の子も来るのです
が、0〜2歳も増えてきたのです。
きのうは、小学生3人、幼稚園児2人、なんと、1歳が5人!
ふだんは上の子のオマケで連れられてくる赤ちゃんが多いのですが、きのうは五
組全員、おかあさんが、赤ちゃんのためにやってきました。
関西人としては、お客様みんなに満足して帰ってもらわなあかんという、サービ
ス精神が無意識にはたらきます。
どんなプログラムだったと思います?
てあそび 「ちーちゃん、ぱーちゃん」
おはなし 「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/
実業之日本社
おはなし 「エパミナンダス」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本 『ごはん』平野恵理子作/福音館書店
絵本 『とっとこ とっとこ』まついのりこ作/童心社
絵本 『ぴょーん』まつおかたつひで作/ポプラ社
てあそび 「さよならあんころもち」
てあそびはどちらもわらべ歌。1歳児はからだを揺らして楽しみます。
おはなしふたつ。これは、たまたまですが、くり返しのある話。
幼稚園児以上は、もちろんストーリーを楽しみますが、1歳児はリズムを感じて
くれます。それを信じて、「ね〜むれ〜♪」と念じながら語りました (笑)
なんとかおとなしくしていてくれましたよ。
ここまでで、1歳児はかなり集中がなくなっています。
お茶を欲しがったりね。かばんや本で遊びたくなったり。
そこで、絵本です。
『ごはん』は、今年4月に出たばかりの本。
赤ちゃん絵本ではない。でも、ページをめくるたびに、おかあさんたちが、
「わぁ〜」って驚いてくれる。
小学生も、あれ食べたいこれ食べたいと、口々に言う。
1歳児はその雰囲気に適応する(笑)
やっと赤ちゃん絵本の出番です。
1歳児たち、だいぶ疲れています。でもね、
「とっとこ、とっとこ」っていったとたん、あっち向いていた小さな目がいっせ
いに本に集中。
やっぱり赤ちゃんには、赤ちゃん絵本。絵本の作り手の力量を感じます。
そして、大きな子たちもいっしょに笑って楽しみます。これも作り手の力量。
『ぴょ−ん』は、おかあさんもいっしょにぴょ〜ん。
文庫で、赤ちゃんと親(orばば)のための赤ちゃん絵本の会をしています。
が、こんなふうに、大きい子もいるおはなし会に赤ちゃんが参加するのもいいな
あと思っています。
小学生の女の子が、たいくつした赤ちゃんのお相手をしていました。もちろん知
らない者どうしです。いいなあ。
ヤン