この前の日曜日は、がらがらどんの日でした。
そして、がらがらどん始まって以来のことが起こりました。
なんと、この日の参加者が、メンバー4人だけだったのです。
カイビャクからのメンバーさんたちは、「こんなんはじめてや」とおっしゃってました。
(12時すぎに一人駆け込んできてくれたので、正確には5人なんですけど…)
しばらくはなしをして、「お茶でものもか」という流れになり、(今日はお茶飲んで終わりかな)と思っていたら、「じゃ、やろか」みたいな急展開でいつものように始まりました。
「め牛のブーコラ」 『民俗民芸双書北欧の民話』山室静訳 ヤンさん再話
「六匹のうさぎ」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』
「川の母」 『魔法のオレンジの木ハイチの昔話』ダイアン・ウォルクスタイン
「ヤギとライオン」 『こども世界の民話』(上) 内田莉莎子/他
「ミスターフォックス」 『Englisy Fairy Tales』 Joseph Jacobs ヤンさん再話
そして、このあとの感想を言い合う時間が、人数が少ないだけに(普段はここまで話をしないことまでオッケイ!)みたいな、濃密な話の内容になりました。
「ミスターフォックス」は、出典の英文から、ヤンさんが再話したということでしたから、話は知っていても、テキストとしては初めて聞くテキストです。
怖い話は、やっぱり怖かった。
始めはそうでもないんですけどね、階段の下の樽の後ろに隠れるところからはもう、息をつめて聞いてしまう。
そして手首が自分の膝の上に落ちてきて、「ぎゃァァァ~」
本当は自分じゃなくてむすめの膝の上なんだけど、自分が「ぎゃァァァ~」
そして、最後の食卓の場面で、むすめが時々挟む「夢の中では」のセリフで、緊張感クレッシェンドしまくりで、(ああ、最後までもつやろか、自分…)と思っていると最後の最後に、目の前に手首がババーンと提示されてしまい、私の場合は手首の見えないはずの断面に血がにじんで滴りそうになってました。
どう、聞きたくなったでしょ?
行きたかったな、と思いましたね?!
ああ、残念でした(笑)
ああ、面白かったわあ~~(ヤナ奴)
出典について一言(^_-)-☆
『民俗民芸双書』シリーズの岩崎美術社は現在ありませんので絶版です。
図書館にあるかもしれません。
「ヤギとライオン」のテキストは、実業之日本社の『子どもに聞かせる世界の民話』と同じです。
次回のがらがらどんは、7月16日(日)です。
そして8月は夏休みです。一回お休み。
それにしても最近は真夏なみの暑さですね。
みなさま、どうか体調管理をしっかりなさいますように。
では(^^)/