「勉強会」カテゴリーアーカイブ

じゃがいもめだした♪

じゃがいもめだした
はなさかひらいた
はさみでちょんぎるぞ
えっさかほっさか、じゃんけんほい

共通語訳(笑)
ジャガイモが芽を出した
花が開いた
ハサミでちょん切るぞ
エッサカホッサカ、じゃんけんぽん

わらべ歌に著作権があるとは思えませんが、とりあえずこれは、ヤンが子どものころ唄っていた歌です。

ちょっと違っているのは、「じゃんけんほい」のところ。
ヤンが子どものころは、「いんじゃんほい」といっていました。
しかもこの「じゃ」は「jya」ではなくて「zya」。「ちゃ(cya)」とも聞こえる。古い音韻が残っていたのですね。
いまは、地域の子どもたちに合わせて「じゃんけんほい」といっています。

子どものころは、転校生が新しいじゃんけんをもってきたり、夏休み明けに田舎に帰った子が新しいじゃんけんを覚えてきたり、けっこう変化していたように思います。
覚えているので面白かったのは「じゃんけんじっしょ、あいことでほい

みなさんは、どんなじゃんけんをしますか?

 

 

おはなし初級講座

4月12日におはなし初級講座がありました。
ストーリーテリングの勉強を始めて5年以内の魔女見習いたちが集う勉強会です。
エントリーをした魔女見習いたちが覚えてきたおはなしを発表します。
発表の仕方はおはなし会形式。
その後は、ヤン師匠を交えて反省会。

おはなしは八つ。

「豆のつる」            『語りの森ホームページ』 (←リンク貼ってます)
「てきぱきシアンシアンのむこえらび」『子どもに語る中国の昔話』こぐま社
「王子さまの耳はロバの耳」     『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
「たからのげた」          『ききみみずきん むかしむかし絵本9』岩崎京子(絵)ポプラ社
「おおかみときつね」        『語るためのグリム童話4』小峰書店
「わしにさらわれた子ども」     『日本の昔話1はなさかじい』福音館書店
「おんちょろちょろの穴のぞき」   『日本の昔話5ねずみのもちつき』福音館書店
「ねずみのすもう」         『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館

おお、すごい。これだけでちょっとしたおはなし会のプログラムのようです。
前回の初級講座の失敗を糧に猛練習してきた人あり、ドキドキしながら初出しのおはなしを語る人あり。
失敗してもいいのです。ここは失敗して、指摘されて、言い訳をして、また試行錯誤を重ねて成長する場ですから。
でもやっぱり失敗したり、図星をさされると凹んじゃうんですけどね。

とはいえ、語るほうも緊張はしますが楽しそう。そして聞かせてもらうほうはもっと楽しかったです。
自分では見つけられなかった面白いおはなしに出会える、そんな素敵な出会いの場でもありますね。

今回の反省会で持ちあがった話題についてひとつご紹介します。それは、同音異義語のイントネーション
例えば、「てきぱきシアンシアンのむこえらび」に出てくる「鎌」と炊事につかう「釜」
どちらも読みは「かま」です。ですが、
「か」を高く発音すると「釜」
「ま」の発音を上げると「鎌」に聞こえるんですよ、関西人には( ´艸`)
関東では不思議なことに反対だそうです。

あと「王子さまの耳はロバの耳」で床屋が掘って埋めた穴から生えてきた「葦」。これ、発音しだいで「足」に聞こえるんです。
その後、床屋は葦で笛を作るんですが、もし生えてきた「足」で笛を作ったら……。ひぃ~。
まあ、ヒョウの脚の骨で笛を作るカメもブラジルの昔話にはいるので、案外面白いかも?
いやでも、やっぱりここでは「葦」なのです。
余談ですが、「葦」は「悪し」とも聞こえるので「善し」にかけて「ヨシ」とも読まれるそうです。へぇ~。

それで、これって普段自分が使っている日常語はどこの方言寄りか……ってことと密接な関係があると思うのです。
あ、日常語ってなんぞやと思われた方は、語りの森のヤン師匠が詳しく説明してくれていますので、参照してくださいね。
下にリンクを貼っときます。(*´ω`*)

日常語講座はこちら

普段なにげなく発音しているはずなのに、考えれば考えるほど自分がどう発音しているのかわからなくなります。
自分の発音が気になる方は、勉強会などでどんどん聞いてもらいましょう!

さて、初級講座ではおはなし会で実践することを念頭に、手遊びも教えてもらいます。
今回は新じゃがの季節にふさわしい「じゃがいもめだした」です。(漢字交じりで書くと「ジャガイモ、芽、出した」です)
わらべ歌に合わせて手遊びしながら最後はじゃんけんです。
これ聞くたびに「お寺の和尚さんがかぼちゃの種を蒔きました」のわらべ歌を思い出すのはもっちだけでしょうか。
ちょっとしたお遊びを入れて子どもたちと心の距離をぐっと近づけ、リラックスしておはなしを楽しんでもらいたいですね~。
歌詞は出してもいいのかしら。わらべ歌に著作権はあるのでしょうか。

来月もどうぞよろしくおねがいいたします。
もっちでした。

日常語の語り勉強会の報告です

あっ!という間に 桜がピンクから鮮やかな黄緑色になってしまいました。
皆さま 進学・進級 おめでとうございます。
おしゃべりこびと かぶ です。新年度の抱負としては、話を短くまとめることです。
がんばります。よろしくお願い致します<(_ _)>
4月5日に日常語勉強会がありましたので、ご報告いたします。
新規加入メンバーを迎え(AKB48ならぬBBY16 あ、ババヤガーね。ヤン総監督も含む)今年度は16名での勉強会です。

語り
「あずきとぎの化けもん」 『日本の昔話3』
「おしら神さまの田植え」 『日本の昔話2』
「干支のおこり」 『日本の昔話1』
「いたちの粟畑」 『日本の昔話4』
「糸ひき婿」 『日本の昔話5』
「猫の嫁」 『日本の昔話5』
「大工と鬼六」 『日本の昔話2』

テキスト
「産神さまの運定め」 『日本の昔話2』
「豆と炭とわらの旅」 『日本の昔話2』
「若がえりの水」 『日本の昔話4』
「木魂の嫁入り」 『日本の昔話1』
「鬼子母神とザクロ」 『子どもと家庭のための奈良の民話1』 京阪奈教育情報出版
「みいさん」 『子どもと家庭のための奈良の民話2』 京阪奈教育情報出版
※『日本の昔話1〜5』は 福音館書店の 小澤俊夫/再話 です。

語り は、いつものようにおはなし会形式でします。
今日は7話も聞けてほんとのおはなし会のようです。
日常語で語ると、語り手の人柄がダイレクトに伝わってきて、どのおはなしもあったか〜く感じます。
冷たい人は いなかったということね…(^.^)
テキスト は、自分の日常語に直したものを読んで、ヤン総監督・他のメンバーに聞いてもらいます。
分かりにくい表現、想像しにくい場面などを教えてもらって、直します。
私は今日は語りをさせてもらったのですが、練習すればするほど、そのおはなしが好きになって、しまいには自分の子どものように愛おしくなってしまいます。
(もちろん標準語でもそうだけど(^_-)
日常語は、自分の中から出てきたものだから「子ども」みたいなもんか?
そして、なぜか日常語だと覚えるのも早い!(私だけですか?)

16人いれば16通りの日常語。
人と同じ「子ども」はいない。
(何のこっちゃ分からん話になってきた(^_^;)

来月もとっても楽しみで〜す!
皆さま、よろしくお願い致します!

byかぶ

3月中級勉強会

ぽんです。
3/11に中級勉強会を行いました。
今月取り上げたのは「おやゆびこぞう」(出典は『語る為のグリム童話2 灰か
ぶり』)
グリムのです。
このお話、日本の「小さいサイズの人間が、いろいろな冒険を経て、美しい娘に
救われて、元の人間のサイズに戻って幸せになる」という、一寸法師の ような
お話とは違い、小さいサイズの子は、いろいろな冒険を経て、小さいサイズのま
ま幸せになります。
そこのところが「いいなあ」と思って、覚えました(って担当は私だったのでね)
再話テキストの比較、類話との比較、このお話の持つ姿とは?、また、語り方な
ど、担当者のレポートを中心にヤン先生にご指導頂きました。
そして、2話目。
今回から2話目もやります。これは事前のレポート無し。担当者がヤン先生に事
前に題名・出典などを連絡しておいて、語ってご指導頂きます。
今回は「犬とねこと うろこ玉」(出典は『子どもに語る日本の昔話①』
ヤン先生には、類話として、『朝鮮民譚集』の中のお話を(ごめんなさい、題名
をメモするのを忘れました。なんたる不覚)紹介頂き、それと共に『関 敬吾著
作集4 日本昔話の比較研究(第2回配本)』の中の、『「犬と猫と指輪」説話比
較資料』のコピーを頂きました。この本自体は昭和55年に発行された物です
が、関敬 吾氏のこの論文は昭和10年5月に発表されたものだそうです。
すでに昭和の初めにこのような論文が発表され、比較検討されていたとは、びっ
くり・ぽん。今更ながら、私達は先達の諸先生方が引いて下さった道の 延長に
いるのだなあと、実感しました。私は単なるお話のおばちゃんですから、もちろ
ん諸先生方の足下にも及ばないんですが。それでも、こういう先 生方のお陰
で、昔話が消えずに今に残っているんだなあと思いました。
そして、その後は昔話の語法、小澤俊夫著『世界の民話 ひとと動物の婚姻譚』
中央公論社刊の中の「第三章昔話の語り口の秘密」から、「ガラスの山」の語法
の分析をやりました。今回で3回目。なかなか進みませ ん。3回もやってるの
に、まだ終わりません。語法って難しい。でもこの語法が昔話を語るのにとても
大切なんですよね。
お昼からはもう1時間、再話もやり、たいへん有意義な・・・そして、たいへん
疲れる一日を過ごしました。
私達よりもっとお疲れになられた、ヤン先生、ありがとうございました。
次の中級は5月です。
取り上げるのはレポートありのお話が「三本の金髪をもった悪魔」(出典は『語
る為のグリム童話2 灰かぶり』)
レポートなしのお話が「かえるの王さま」(出典は『語る為のグリム童話1 ヘ
ンゼルとグレーテル』)です。
担当者の方、よろしくお願いします。
楽しみだなあ。           byぽん

日常語入門 

昨日(3月1日)は、今年度の「日常語による語り入門講座」の最後の回でした。
全3回コースのこの講座のみなさんの努力の結果が今日現れるのです!
と、発表するわけではない私は、全く何の緊張もなく(中には緊張しておられる
方もおられるというのに)、語りをただ楽しみにしておりました。
みなさんの語りのタイトルです(^◇^)
あずきとぎの化けもん
いたちの粟畑
おしら神さまの田植え
和尚おかわり
かえるの聞きじまい
きつねのお風呂
むかでの使い
(いずれも、福音館書店の『日本の昔話』全5巻の中のお話です。)
いつ聞かせていただいても、日常語で語られる場合、語り手さんが楽しそうです。
あるいは、聞き手が、すんなりと耳に入ってまいります。
楽しいです。
(ほんとに、緊張なさっていた方には申し訳ありません。)
やむなく病欠で語れなかった方、残念でした。
そしてうれしいことに、7人全員の方が「日常語による語り勉強会」に入り、続
けて勉強なさるとのことでした(^O^)/
4月からご一緒です〜〜
よろしくお願いします〜〜(^◇^)
ジミー