月別アーカイブ: 2018年12月

ま~た、おはなし会 🎉

ふうふう、へえへえ🙆‍♀️

12月3日(月)
支援学級 朝学習
「いっぽんばしわたる」五味太郎/絵本館
「なりました」内田麟太郎作/山口マオ絵/絵本館
「どうぶつしりとりえほん」薮内正幸/岩崎書店
「なにをたべたかわかる?」長新太/絵本館
「ふゆめがっしょうだん」富成忠夫写真/茂木透写真/福音館書店
そろそろ今年もおしまい。
言葉遊びとクイズで楽しみました💖

小学3年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「犬とねこと玉」村上再話/語りの森HP《外国の昔話》
おはなし「ババ・ヤガーの白い鳥」(仲間)
おはない「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子編訳/こぐま社
ミニブックトーク「世界の昔話」
「さんねん峠」がテーマのおはなし会の続き。
担任の先生が、「このプログラムいいですね~。おもしろかった」って言ってくださいました。
組み合わせ、考えたもんね~

4日(火)
中学1年生 朝学習
おはなし「酋長カイレ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
先日のブログを見ておくれ~

6日(木)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子訳/福音館書店
ろうそくぱっ
先月、「三枚のお札」を聞いて、お話にはいろんなバージョンがあるんだって知った子どもたちは、『三匹の子ブタ』も新鮮に聞いてくれましたよ。

8日(土)
小学校おたのしみ会
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「馬方山姥」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 (日常語)
てあそび 「ちーちゃんぱーちゃん」
おはなし「マーシャとくま」同名絵本/福音館書店 (仲間)
おはなし「ものいう地蔵」 (仲間)
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「たこやき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
絵本『うしはどこでも「モ~」』エレン・スラスキー・ワインステイン作/鈴木出版
約1時間のおはなし会。長かったけど、ようつきあってくれました(笑)
「ものいう地蔵」は、仲間が再話した話。とっても新鮮だったよ~

ふうふう、へえへえ🙆‍♀️

みなさん、風邪ひかないように、気合を入れてがんばろうね~👵

語りの場は変わる⁉

全国の語り手のみなさん、小・中学校にお話を届けていますか?
長年同じところに出かけている人にお尋ねです。最近、お話会の時間数に変化はありますか?

って、いきなりマジに聞かれてもなあ💧って?😅

いやいや、2020年から小学校の学習指導要領が変わるのは、ご存知ですよね?
かつてゆとり教育っていうのがあって、その弊害(?)が取りざたされて、その反省の上に立って、どちらかというと、けっこうハードな方向に変更されてきてますよね。
まあ、素人なので詳しいことまではわかんないけどね。
で、今年と来年は新しい指導要領にむけての移行期ね。

それで、ボランティアのおはなし会っていうのがひょっとして減ってくるんじゃないかなと思って。
全国的にはどうなのかしら?
ヤンが行っているのは小学校は2校、中学校は1校だけなので、よくわからないけど。
それに、まだ減ってはいないしね。

でも、先生がたの時間のやりくりは、まちがいなく、たいへんになって行くと思う。
実際に見ていて、とっても感じるの。忙しいなあ、たいへんやなあって。

まあそれは置いておいて。
学校という語りの場について、いろいろ考えてるの。
というのも、本来の自然な語りの場は、いろり端、お茶の間、ふとんの中でしょ?
絵本や読書も、もともとはとってもプライベートなものよね?

わたしたち語り手って、せんじ詰めれば、ゆらゆらと、過去と未来をつなぎ、人と人をつなぐ存在だと思う。
で、それは、専門の語り手でもいいし、親であったり親族であってもいい。

ヤンは、地域のすべての子どもにお話を、と思って学校に行っているのね。機会に恵まれて、とっても幸せだと思う。
でもいっぽうで、語りの場を家庭に返していくことはできないか、とも、考えている。
え? めっちゃ難関やって❓
そやねえ、幼時からスマホ持っている時代やものねえ💧
でも、だからこそ・・・

『ノート式おはなし講座』をまとめたから、次のステップとして、家庭のおはなしについて、考えて行きたいと思っているのよ。
ああ😁どこまで続くんやろ😁😁😁

形ある物は失せるけれど 🏰

「酋長カイレ」は南米コロンビアに伝わる昔話。
ぎょうせいの『世界の民話31カリブ海』(瀬戸武彦・伊藤富雄・持尾伸二訳)から再話したんだけどね。
子どもたちに読んでほしくて『語りの森2ねむりねっこ』に入れた。
みなさん、読んでくださいましたかあ?

たましいの再生の話。または輪廻の話。
とても古い宗教観が出ています。

鹿➡死人の頭➡ヤシの木➡若者(娘の夫)、と、再生していく。
それらが同じ魂の変身した形であることが分かるのは、「ひと月に一週だけは獲物が取れない」こと。それがヒントになっています。
このたましいは、カイレを、若いときから年をとるまで、変身しながら守ってくれる。守り神って言っていいのかなあ。

自然の中で、他の命を奪って、それをいただいて生きて行くこと、そしてその命を神聖なもの・神と感じること。
現代の私たちには遠い感覚ですよね。
抽象的な言葉で古代信仰とか自然信仰とか説明はできるけれど、実感はできない。ですよね?
でも、それを物語で受けとると、ある種の感動を持って感じ取ることができる。

コロンビアでは紀元前1000年よりもっと前から人々が文化を育んできたそうです。
それが1500年ごろにスペインによって征服され、植民地になりました。
つまり、2500年もの間続いていた独自の文化が、ヨーロッパの文明によって壊されてしまった。
でも、形あるものは壊れるけれど、人から人への口伝えの物語は、残る。
「酋長カイレ」もそんな話のひとつです。
そのような物語、現代に生きる者として忘れてしまった昔話を、見つけ出して、声に乗せて次の世代に伝えたいと思う。

「酋長カイレ」は中学生に語ってるんだけれど、もしかしたら私自身よりもっと深いところで理解しているかもしれないと思います。
感受性が豊かだから、たましいの再生に涙する力があの子たちにはある。それが嬉しい。
わたしは、媒体として、ストーリーを子どもに手渡すのだけれど、ストーリーの深さと、それを受けとる子どもたちの精神とに、驚きを感じざるを得ません。
「酋長カイレ」は、特にそのことを確信させてくれた話でした。
語っていて、ほんとに感動するよ。子どもの視線にたじたじとなる😅
みなさん、ぜひ語ってみて❣