月別アーカイブ: 2018年12月

学童おはなし会ラスト✨

てあそび「メリークリスマス」
おはなし「七人さきのおやじさま」『世界のむかし話』瀬田貞二訳/小学館
おはなし「貧乏神」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 (日常語で)
絵本『クリスマスのつぼ』ジャック・ケント作/清水真砂子訳/ポプラ社
絵本『どうぶつえんのおふろやさん』とよたかずひこ作/ひさかたチャイルド
絵本『だじゃれレストラン』中川ひろたか文/高畠純絵/絵本館

わたし「元気な人~」
子ども ぱらっ
わたし「元気とちゃう人~」
子ども ぱらっ
わたし「普通の人~」
子ども ぱらっ
わたし「なんや。どないしたん?」
子ども「疲れた」

昨日あたりから個人懇談とかあって短縮授業。
だから、みんな、けっこう早くから学童のお部屋に来ているのね。
それで疲れてるんだって。
子どもも大変やね。

わたし「そっか。そしたら、クリスマスツリーでもつくろっか?」
子ども「うん」
ところが、みんな、なぜかクリスマスツリーが作れない😮
わたし「あんな、ほら、親指上げて、人差し指上げて。こんどは反対の親指上げて、人差し指上げて・・・」
一年生「🤚🖖🤞💦💦💦」
わたし「ほら、なんでそこでぺっちゃんこになる?」
めったにやらない手遊びで、けっこう遊べました(笑)

「七人さきのおやじさま」は、いっしょに「わしは、このやの、あるじでない。だがな」って笑いこけてました。
「貧乏神」は私と目が合うたびに、みんな、「うん」って言ってうなづいていました。日常語のいい所ね。
絵本は、受け身でいいので、らくちんなんやろうね、まるでテレビ見てるみたいに見ていました。いつまでも読んでもらいたそうにしてましたよ。

わたし「ほな、みなさん、よいお年を❣」
子ども「まだクリスマスもすんでないのに」
わたし「あ、さよか」

おはなし会の後は、三々五々、テーブルに分かれて人生ゲームや日本地図ゲームやレゴやらで遊び始めました。
年末からお正月にかけてのなつかしい子どもの風景でした。
わたしもやりた~い。

ねえねえ、こんど盤ゲーム大会せえへん?
チョコとかおせんべとか、炭酸水とか、みかんとか用意して。
温泉つきで。
村上ツーリストに頼んどこか?

平成最後の12月ですね!

みなさん、こんにちは。
これから、わたくし、図書館のおはなし会の紹介をしていきたいと思います。
よろしくお願いします!
わたくしたちの住んでいる市の図書館は、
おはなし会がはじまって、30年くらいなのでしょか?
ヤンさん、頑張ってますねえ……。ヤンさん、えらい、えらい……
さて、15日土曜日は、4歳から10歳の子どもさんが15人、大人3人。

プログラムは、手遊び メリークリスマス
       お話  めんどりちゃん
       お話  がちょうはくちょう
       絵本  しろさんとちびねこ
       絵本  とべ!ちいさいプロペラき
       手遊び さよならあんころもち

図書館のおはなし会は毎週土曜日、30分間です。
赤ちゃんから小学生、おねえさん、おにいさん、
お母さん、お父さん、おばあさん、おじいさん、
いろんな人が来てくれます。
「いつもこんな感じ」が、あるようで、ないようで、
見ていて私とっても楽しんじゃってます。

不特定の、異年齢の今日集まった子どもたちに、今日のプログラム
な・ぜ・か、ぴったり合っていて、
お話が子どもたちのこころに伝わってる、と感じました。

昨年は手遊びの「メリークリスマ」ができなくて、お母さんに泣きついた子が、
今日はちゃんとできていて、ああ、良かった……、なんてことも。

今年も、残すところ来週の1回となりました。
フレー!フレー!ヤンさん!

12月日常語による語りクラス

12月に入り、何かと気ぜわしい毎日です。
2学期のおはなし会も全部終わり、ホッとしています。

12月の日常語による語りクラスの報告を致します。

〇語り
さかべっとうの浄土」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』 村上郁/再話
https://katarinomori13.com/jfolktales.html ←こちらからも見れます。聞けます。

雪おんな」『日本の昔話5』福音館書店 小澤俊夫/再話

 

〇テキスト
きつねと熊」『日本の昔話4』福音館書店 小澤俊夫/再話

こぶ取りじい」『日本の昔話3』福音館書店 小澤俊夫/再話

和尚おかわり」『日本の昔話1』福音館書店 小澤俊夫/再話

 

テキストにある「ほっほっほ」や「あははは」などの笑い声は、日常の会話の中ではまず言いません。ですから語りの中で不自然になってしまうようなら、「笑いました」でいいかもしれません。

「こぶ取りじい」の「となりの欲ばりじいさん」は、欲ばりとは違うのでは?という意見がでました。欲ばりというのは、お金や物を欲しがるイメージです。
このとなりのじいさんは、ただ「こぶ」を取ってほしかっただけです。このおはなしが伝えたかったメッセージは「欲ばってはいけない」ではなく、「人のマネをしてもうまくいかないよ」ではないでしょうか?変に性格付けされてしまう「欲ばり」は無い方がいいかも。

今回も、自分の語りにすぐにも役立つアドヴァイスを、ヤンさんからたくさん戴きました。
ありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします。

今日はクリスマスを意識した色にしてみました (^^♪

かぶ🌲

おっはなっしか~い🎄

12月11日(火)
中学2年生 朝学習
おはなし「酋長カイレ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
中学生テッパンの「カイレ」です(笑)
校長先生が、先週と今週、写真を撮りながらクラスを見てまわっておられました。
校長先生「みなさんのグループはおはなしがお上手ですね」
わたし「え~。ほんとですか?」
校長先生「今まであちこちで聞かせてもらったけれど、このグループは上手です」
わたし「ひえ~~?」
ねえねえ、みんな、嬉しいね~
わたしもめっちゃうれしい。だって、メンバー7人は全員ババ・ヤガーで勉強しているもん。
中級、研究、日常語、再話のクラスね。
やっぱり地道に努力するのが大事よね。

12日(水)
小学2年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「三枚の鳥の羽」『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店
おはなし「おどるがいこつ」『日本の昔話2』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
おはなし「三人のどろぼう」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話(仲間)
* おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
本『おさるはおさる』いとうひろし作/講談社
* 本『おさるのまいにち』いとうひろし作/講談社
*は1クラスだけ。
「わああ💕 おはなしか~い💕💕」と笑いさざめきながら部屋に入って来ました。
れいの才気煥発の子どもたちです。
プログラムをよおくごらんください。
おまけの「ひなどりとねこ」以外は、2年生向きではありません(笑)
すごい集中力で、語り手をぐいぐい引っ張ってくれます。ほんと、愉しい。
『おさるはおさる』は教科書の読書の窓に載っているのね。で、ついでに『おさるのまいにち』を紹介したら、子どもたち「読んで~」
あんまり喜ぶので、放課後、いとうひろしのおさるシリーズを市の図書館で借りて持って行き、教室に置いてきました。
おはなし会を本とダイレクトにつなげたいという先生のリクエストにお応えした形です。

13日(木)
6年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「美しいワシリーサとババ・ヤガー」『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
詩の朗読「雨ニモマケズ」宮沢賢治
ブックトーク「宮沢賢治」
ワシリーサは長い(笑)
お尻が痛くなったって(笑)
宮沢賢治は、2学期の始めに習っていたんだけど、反応がいまいち。
先生が「ちゃんと勉強したやろ」っておっしゃってもあまり覚えていなかった😂
「やまなし」は難しいものねえ。
「よだかの星」とか「セロ弾きのゴーシュ」とか「なめとこ山のくま」とかが教科書に出て来るといいのにね。
ヤンは小学生の時、「よだかの星」に感動して、幻燈を作って、友だちや家族に泣きながら(笑)読み聞かせしたのよ😁

幼稚園4歳児 一クラス
ろうそくぱっ
おはなし「ホットケーキ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ
子どもたち、どてっ、どてっとこけながら聞いていました。
あんまり笑うので、待つんだけど、笑いおさまらなくって、たいへんでした。
先生まで笑い転げてはりました。
ああしんど。
「ワシリーサ」のあとに4歳の「ホットケーキ」をやるもんではありません🕯

14日(金)
小学1年生 朝学習
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
いよいよお話の世界に集中して入りこめるようになってきましたよ。
「りんごや」「パンや」と、ちゃんと予想を口にしながら聞いていました。

5年生 授業 2クラス×2回+1クラス×1回
おはなし「金の鳥」『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店(仲間)
おはなし「かめの笛」『ブラジルの昔話』かめの笛の会/東京子ども図書館
ブックトーク「伝記」
わたしは「かめの笛」だけ。楽勝~🌸
「金の鳥」はいいですね。5年生にぴったりです。
人数が多くてたいへんだったけど、集中して聞いていましたよ。

さあて、今年の学校関連は終了!
今年は、あと、あしたの図書館と来週の学童保育で遊んできま~す😍

第九コンサート🎼

爆発するフォルテがたまらない~

今年も歌いました❣
200人が声を合わせてひとつの音楽を作る。
おっと、いや、指揮者と楽団とソリストと200人の合唱団がひとつの物を作る。
ううう💕💕💕
さっきコンサート終わって帰って来たところなので、まだ興奮が冷めやらない(笑)

第九のサビ(?)の所あるでしょ。
🎵フロイデシェーネルゲッテルフンケン(はれたるあおぞら~)🎵
って、はじけるとこ。
その直前にオーケストラがふっと短調になるのね。
その短調の箇所で、毎年、思いっきり悲しかったことつらかったこと、今不安なことを思うの。
で、つぎの瞬間、フロイデ~って空に向かってはじけるのよ。
フロイデって「歓喜」でしょ。
どんなに苦しいことがあっても、ふり払って、ほら、今年も歌ってるやんって

年に一回第九を歌うのは、わたしにとっては禊(みそぎ)みたいなもんね~
これは第九でないとあかんね。ほかの曲ではあかん。爆発するフォルテでないと。
歌えたことに感謝して、また明日からがんばろう。

あ、そうそう、宮沢賢治がうつむいて畑の中を歩いてる写真あるでしょ。帽子かぶってコートを着て。
あれ、賢治がベートーベンのまねしてるってこと、知ってたぁ?
ほんとよ~


宮沢賢治


ベートーベン