8月のプライベートレッスン

こんなに暑いのに、もうすぐ2学期が始まりますね。
もちろん、学校はクーラー完備でしょうが行き帰りはまだまだ酷暑じゃないかと心配な気がします。
そんな暑さでもオンラインで行うプライベートレッスンは自宅から動かなくていいので楽ちん(笑)
今月は3話の参加がありました。

1日目
語り
「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
語り手さんが、もうね、”お母さ~ん”と叫びたくなるような雰囲気のあるかたなもんでこの話にぴったりあっててとってもほんわかした気持ちで聞かせていただきました。
わたし自身もお母さんではあるんですが、わたしは”オカン”とか”かあちゃん”という感じかな、ちょっと違うのでこの語り手さんの味は出ない(笑)
それぞれ語り手の違いを楽しむとともに、自分のマイナス個性を自覚してもあらがわず受け入れるということを再確認しました。
2日目
日常語の語り
「命のろうそく」語りの森HP → こちら
今回の学びは、自分の日常語に忠実に語ろうと思うと、たまたまそれがとても難しい語り方を習得しなくてはいけなくて、もうそれはプロの域に達しないといけないレベルとなるので、聞き手が確実にわかるテキストに何か所か修正するというものでした。
毎月着実にレッスンを受けられていて、力をつけていかれているのがよくわかり、すごいなと思います。
語りの力は、少しずつしか前に進めないとはいえ、毎月続けられているのでこれはもう爆進なんじゃないかな!
「りくでも海でもはしる船」『かぎのない箱』J.C.ボウマン文、M.ビアンコ文、瀬田貞二訳/岩波書店
6月のプライベートレッスンで、読み物としての文章を聞いて分かりやすい文章にするために少し手を入れるという作業をされた、その2回目です。
長い話ですから大変だったと思うんですが、今回「これで覚えてみましょう!」となりました。
覚えているときや語った時に修正したほうがいい箇所がまた出てくると思うので、そのときに修正をするという次の段階に進まれました。
勉強会で、また聞かせていただきたいと思います(^_-)-☆

今回も楽しい勉強会でした!
来月も楽しみです~~

2 thoughts on “8月のプライベートレッスン

  1. ジミーさん
    報告をありがとうございます。
    3話それぞれに学びのポイントが異なっていて楽しかったです。
    「ひなどりとねこ」
    カメラ越しなのに対面のように自然な語りでしたね~
    おはなしは心のキャッチボールが重要なんだけど、この話は特に、聞き手との気持ちのやり取りで生きてくるおはなしです。お話し好き、子ども好きのおっかさん向けですね(笑)
    「命のろうそく」
    日常語のテキストを直すことは、自分の話癖と物語が持つ伝えようとする力とのせめぎあいです。がんばってはります。
    「りくでも海でも走る船」
    今回が2回めのテキストの検討です。既存のテキストに手を入れるのは、なかなか難しいです。再話の経験も必要です。でも、言葉と格闘することで、その話の持つ姿とかテーマが理解できる。お話を覚える前に、こんなふうにプライベートレッスンを利用してくださるといいなと思います。わたしも丁寧にアドヴァイスできます。

  2. ヤンさん、コメントありがとうございます。
    もう一度お勉強した気分です。
    日常語の語りをするためにテキストを直していますと、ヤンさんの書かれた〝話癖〟という、まさにそれを意識しますね。
    単語もそうですが、自分のしゃべる言葉や癖が、そのままでどこまで聞き手に通じるかを考えたり、現場でやってみて確かめたりの作業を繰り返して、テキストとしての完成度を高めていくというところでしょうか。
    自分のしゃべる言葉と、テキストの文章に敏感にならないといけないというこれも修行のひとつですね。

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