今日は年長さん   by ジミー

今年初めての、年長さんのお話会に行ってきました。
ろうそくのうた
おはなし「ついでにぺろり」  おはなしのろうそく
絵本『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー
絵本『ひなたぼっこです』 高畠純
ろうそくのうた
お話会が済んで、年中さん担当のメンバーたちといっしょに、職員室で園長先生
と話をしていたら、
男の子が一人私の横にぴたっと来て、悲しそうな顔(に見えた)で、何か言うか
ら耳を近づけて聞いてみたら、
「おはなししてくれてありがとう」
って、声帯を使わない息だけの声で言ってくれました。
ほかの語り手さんから、こういうことは聞いていたけど私は今日が初めての経
験〜〜。
うれしい〜〜
と、舞い上がりましたが、しばらくして、「はて、何で、あんなにおとなしいと
いうか、悲しそうだったのだろう。
お話会のときは、反応が激しくていっぱい元気にしゃべってたのに?」
はずかしいのか?
しばらく考えたけれど、私にはやっぱり何でか分かりません。
次の瞬間からは、私たちみんなに向かって、普通の声でしゃべりだしたものです
から、ふしぎでした。
でも、男の子がお礼を言ってくれたそのとき、おばちゃんはとっても嬉しかった。
その気持ちを感じられたことは確実。
まるでわが子が小さかったときのようなそんな感覚が、タイムスリップしたみた
いに一瞬だけ現れた瞬間でした。
子どもからは、もらうことばっかりです。

1 thought on “今日は年長さん   by ジミー

  1. ジミーさん、いいなぁ。
    その子がピタッと引っ付いてきた時の体温、想像して私も嬉しくなりました。
    ちっちゃい声で言ったのは、その子が感じた語り手との一体感を、語り手のジミーさんとの間だけで、共有したかったからでしょうね。
    自分と語り手のジミーさんとの間の、自分達だけの秘密。
    その子、よっぽど嬉しかったんだろうね。
    いいなぁ。
    幸せだぁ。

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