日別アーカイブ: 2017年9月28日

学童保育のおはなし会とかいろいろ

またまたいきなり衆議院解散とか新党立ち上げとか合流とか、政治家さんたち走りまわってますね。だいじょうぶかいな。
あ、語りの森は政治的なことは話しませんよ。
だって、人類は(大きく出たな―笑)、どんな政治的考えの人ももどんな宗教を信じる人も、みんな語りを楽しみ語りで心をつないできたんだもの。
命のこと、生きるということについては、話しますけどね。

きょうは、きのうのおはなし会の報告。
毎月行っている学童保育でのお話会です。

おはなし「七羽のカラス」 グリム童話
おはなし「かきねの戸」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』
絵本『くまさん どこ?』ジョナサン=ベントレー作/講談社
絵本『しおちゃんとこしょうちゃん』ルース・エインワース作/こうもとさちこ訳・絵/福音館書店
絵本『バナナのはなし』伊沢尚子文/及川賢治絵/福音館書店

午後からなのでね、ヤンはふだんはお昼寝タイムなのね。
それで、おはなしは「七羽のカラス」だけにして、あとはぼんやり絵本を読もうと思ってたの。
そしたら、みんなが、「え~っ。おはなしこれでしまい~?」っていうから、一昨日欲求不満だった「かきねの戸」を語りました。
え?欲求不満って?
ヤンはこのはなし、子どもとキャッチボールしながら語るのね。きっと、子どももそれが楽しいんだろうけど、一言一言に反応してくるの。で、その反応にわたしが反応してって感じでね。
大人は子どものようには返してこない。当たり前だけどね。すると、間(ま)がとれない、というかはずれるの。で、間抜けになって、欲求不満(笑) 入門講座でかたったの。
はいはい、子どもたち、とびあがったり、きゃあきゃあ笑ってくれましたよ。

子ども「絵本いくつ?」
わたし「三冊持ってきたけど、二冊にしとく」
子ども「え~っ、ぜんぶ読んで」
わたし「ん。(心の中でー眠いんやけど)」

いま、来週中学3年生に語るためにファージョンの「ボタンインコ」のおさらいをしている。
石井桃子を口に乗せる楽しさを満喫しています。
今週は中2にP・グリパリの「一足のくつ」
先週は中1にロダーリの「羊飼いと噴水」
今までほとんど昔話ばかり聞いていたと思うけど、創作も楽しいでしょっていうと、みんなにこにこしてた。
3年生はどうかなあ。どきどき。