中学校のおはなし会 

先週から始まった、毎週1回、朝学習でのお話会。
なんでや~って思うほど、緊張したよ。

ヤンはね、野外ステージとか、お話に全く関心のない大人(*_*; が100人ほど集まった会とか、研究者の先生方の集まりとか、全国の小学校の先生の研修会とか、けっこういろんなところで語ってるのね。あ、NHKの完全防音の放送室でアナウンサーと一対一とか(笑)
もっとひどいのは、生放送のテレビカメラに向かってとか(笑)

けどね、ヤンはおとなに語るときって本番って気がしないのね。
やっぱり、本番は、子どもに語るとき。
子どもは耳が鋭いもの。良し悪しをちゃんと聞き分けるもの。こわいよ。
だ・か・ら、中学校、どんだけ緊張したか!!!

ありがたいことに、ここの生徒たちは、9割が幼稚園からお話を聞きつづけてるの。
だから、聴く体勢はばっちり。
むしろ先生がたのほうが、ストーリーテリングは初めての経験ね。
でも、事前に、学校側の目的とこちらの事情をよく話し合って、話し合った内容を学校全体で共有されていて、そればかりか、きちんとプリントにして全生徒に配布!

とりあえずは語り手7人体制+助っ人(ありがたい!)で、出発。
全員、ババ・ヤガーで一緒に勉強している人たちね。

ヤンは、先週1年生に「きつね女房」「うそつきくらべ」、今週2年生に「小石投げの名人タオ・カム」。
15分以内という制約があるのと、朝だから、重い話はやめておこうと思ってね。
それと、ヤンの話は小学校でも聞いてるからね。違う話を聞いてほしいと思ってけっこう選ぶのが大変(笑)

教室いっぱいに並んだ机の前の生徒たち。
誰一人目をそらさず、まっすぐにおはなしのなかに入ってきてくれましたよ。
大きなリアクションはないものの、表情がくるくると変わるので、よくわかる。

来週3年生では「いばらひめ」を語るつもり。
楽しみや~って思える余裕が。やっと出てきた(笑)

語り手のみなさん、腕を磨く良いチャンスです。
子どもたちのあの瞳に負けないよう、よい話を選んで、誠実に語ろうね~
よろしくお願いします❣

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