日別アーカイブ: 2015年12月28日

今年最後のお話会

図書館のお話会で年が明け、図書館のお話会でその年が終わります。
一昨日の土曜日、最後のお話会でした。
もう冬休みに入っていて、子ども8名、おとな4名と、少なめでしたが、いつものように和やかなひとときでした。

手遊び 「かれいこやいて」
お話  「にんじん、ごぼう、だいこん」
『松谷みよ子のむかしむかし』/講談社
絵本  『じごくのそうべえ』田島征彦/童心社
絵本  『なんでやねん』中川ひろたか文/世界文化社
お話  「かきねの戸」 ババ・ヤガー語りの森 村上郁再話
絵本  『おべんとうめしあがれ』 視覚デザイン研究所
手遊び 「さよならあんころもち」

わたしは手遊びと「かきねの戸」『おべんとうめしあがれ』だけ。
あとは、ヤンの所属サークルの初級講座のメンバーがやりました。
ずいぶん慣れてきて、頼もしい限りでしたよ〜
初級講座は、おはなしを始めて5年以内の人たちの勉強会です。
って、前にも紹介しましたよね〜?

勉強会でいくら学んでも練習しても理解できないことがあります。
それは、子どもがどのようにお話を楽しむかということです。
それと、語りの場での厳しい現実です。あ、自分のふがいなさって言ったほうがいいのかなー笑
実感しないとわからない。
それで、ときどき、講師役のヤンと一緒に、図書館で子どもに語ってもらいます。実習みたいなもんです。
無責任! とか、子どもが迷惑! とかの声が聞こえてきそうー笑
大丈夫ですよ。子どもの守備範囲はめっちゃ広いです。広い心できいてくれます。
で、事後、反省会をやります。
以前、ある役者さん(だったかな?)が言ってた言葉、
「百回の練習よりも一回の本番」。
もちろん百回練習して初めて本番に臨む。
そうすると、百回の練習で分からなかったことが、一回の本番でバアッとわかる。
その話を聞いたとき、私のやってることも同じだと思いました。
「場」で成り立つ芸術(だと私は思う)は、「場」を抜きにしてはモノにならないと思います。
ヤン